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ミステリの祭典

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りらっくまさんの登録情報
平均点:4.81点 書評数:16件

プロフィール| 書評

No.16 6点 火の粉
雫井脩介
(2015/03/09 22:22登録)
物語の序盤、庭でドーベルマンを狂気に満ちた表情で角材で殴りつけた時
こいつがやはり一家三人惨殺の真犯人だったと思いました。


No.15 4点 塔の断章
乾くるみ
(2014/11/03 21:52登録)
ネタばれあり

乾氏の作品なのであれこれ深読みし過ぎて
最初、「まるみ」が男で、犯人なんじゃないかと
思ってました。まぁ犯人なんだけどw

まるみの事件とは全く関係ない過去が途切れ途切れに
入ってくるのは、なんのミスディレクションなのか
注意深く読んでいたが、なるほど。。。走馬灯・・・w

いろんなところがはしょってあって、小説的にはダメだと思う。
例えば、午前0時過ぎに塔の部屋から誰もいなくなってその後、香織は妊娠を自慢するために、まるみをわざわざ呼びに行ったのか?
そして人が落下して発生する大音量に誰ひとり気が付かなかったって事はあり得るのか??


No.14 5点 マジックミラー
有栖川有栖
(2014/07/22 22:34登録)
登場人物が少なく、どのキャラクターもいまいち地味。
以下ネタばれ

特に推理作家・・・
復讐するほど好きだったのなら、学生時代に別れるなよ。
結局自首したのかしてないのか???

内縁の妻・・・
性格等いいのになんであんな男と???


No.13 4点 硝子のハンマー
貴志祐介
(2014/07/17 22:59登録)
貴志さんの作品ではクリムゾンの迷宮」や「狐火の家」など読んだ後、推理作家協会賞の作品を大いに楽しみに読んだのですが・・・
以下ネタばれ


まず、あのダイヤが何故犯人に横領したお金で買ったのかわかるのか不思議。そして、犯人にいつまでもあの社長室にダイヤがあると思わせたのか謎。やっぱり社長を殺害したのが最も謎。前の日に
ダイヤだけ盗んでたら逮捕はなかったでしょう。被害者が訴えられない性質のものだし。。。詰めが甘いところが多すぎて読了後唖然とした。


No.12 7点 狐火の家
貴志祐介
(2014/05/06 18:40登録)
ネタばれあり







狐火の家 8点
警察犬が臭いを追えなかったとあったけど
厠のところまでは追えたんじゃないかと・・・

黒い牙 7点
純子が現場に行くまでネコと勘違いしてたのが笑えたw
裁縫好きが伏線だったとは・・・

盤端の迷宮 7点
菜穂子が現場に呼ばれた最初に(1六桂)マグネット盤の駒を取ったのが引っ掛かってた・・居酒屋での携帯の話の時の菜穂子の様子も引っ掛かってた・・・

犬のみぞ知る 4点
余興的小説。


No.11 2点 リアル鬼ごっこ
山田悠介
(2014/04/06 23:25登録)
みなさん酷い貶し様ですが・・・
突っ込みどころが多すぎて困ってしまいましたw
誰も住んでいない山奥若しくは無人島に隠れるとかすれば500万人が捕まるなんてありえない。。佐藤センサーがどの距離をカバーできるかにもよるけど・・・一番の突っ込みどころは、王の弟、
王子は対象外なのかとww


No.10 4点 プラチナデータ
東野圭吾
(2014/03/30 23:27登録)
①スズランのもう一つの釜飯の駅弁はどうなったのかな?幻がたべ
 ちゃった?
②あのセキュリティの厳重な病院内での犯人の絞り込みで、簡単に 水上が犯人だってわかりそうだけどな。だって静脈認証で入れる
 人物って警備員と水上と神楽だけだったはず。

手抜き作品です。駄作。



No.9 7点 暗黒館の殺人
綾辻行人
(2013/12/06 01:49登録)
この作品で一番の名探偵は美鳥・美魚の姉妹だった。
この作品で一番の好人物は市郎くんだった。
以上です。


No.8 5点 聖女の救済
東野圭吾
(2013/08/01 00:07登録)
ネタばれ注意



男からすれば、この被害者の気持ちは理解できる。
誰しも自分のDNAを残したいという本能は持ってる。
ただそれを面と向かっていっちゃうところが被害者の
救いようのなさ。でも犯人も犯人で理解できない事が多すぎる。
最初から1年で子供ができなければ別れるっていってるのに、
不妊のこと黙ってたり、まぁ愛情でライフプランの変更が可能
だと思ってたからかもしれないが、そこであの仕掛けをしておく
のは自己中心過ぎだろう。不慮の事で家を空けなきゃいけないと
きだってあるだろうし、・・・・

自分には法律知識がないのでわからないけど、犯人の弟子が
被害者の子供を産んだら、遺産的にはどうなんだろう?DNA鑑定で被害者の子供が確定しても一銭ももらえないんだろうか?


No.7 4点 地獄の奇術師
二階堂黎人
(2013/07/11 21:35登録)
作者の気合いが空回りしてる印象。
この手の設定を十分消化しきれてないかな。





最後犯人が落雷で死ぬなんて・・・・_| ̄|○


No.6 4点 ゲームの名は誘拐
東野圭吾
(2013/07/09 00:14登録)
わざわざ買うまでもないので図書館で借りて読みました。
まず、塀を乗り越えて登場する樹理(千春)からして
怪しい。別に家出するのに監視カメラに映ってようが関係
ない気がしたが・・・ユキちゃんのマンションに留守電を
消しに行った時点で父親との接点を見出したし、MR-S
に落書きされるのも非常に不自然というか、横須賀行きが
罠だったというのも見え見えで東野氏らしくない伏線の弱さ
だと感じた。また千春が受け取りはどういう方法にするの?
とかしつこく聞いてきたのでこれまた父親と内通してるのが
バレバレ・・・なんだか粗が目立つ作品でした。高校生に
手を出しちゃう主人公にも感情移入できないし、駄作といって
過言ではない気がしました。


No.5 6点 マークスの山
高村薫
(2013/07/07 21:52登録)
作品自体はミステリというジャンルではないけど、山岳部の
仲間が次々と殺されて、最後、弁護士と刑事との心理戦は
読み応えがあった。中井貴一主演の映画版も観たが、より楽し
めた。というより、小説を読んでから映画版を観たほうが
確実に面白いと思う。


No.4 5点 容疑者Xの献身
東野圭吾
(2013/07/04 04:38登録)
文字どおりまぁ楽しめた。です。
以下ネタばれあり


元夫を殺したあと
「私は花岡さんたちの力になれればと思って電話したんだよ
自首するということならそれでもいいと思うけど、そうでないなら
二人だけじゃ大変だろうと思ってね」
とありますが、この時自首してればよかったのです。
結局自己保身で靖子は周りの人も不幸にしてしまった。
工藤との恋愛も自分さえよければ感が感じられ不快。
娘の美里の方が人間的に感じた。中学校で自殺未遂を起こしたのも
母親よりも自責の念に堪えられなかったからだろう。
石神がこれほどまでに無償の愛を貫けられる対象の靖子がどうも
それに値しないのが残念。自殺を止めるきっかけだったからというのも跡付け臭い。



No.3 4点 十角館の殺人
綾辻行人
(2013/07/02 23:59登録)
館シリーズでは時計館に次ぐ作品だと思いましたが、
みなさんの言われてるように、動機が弱い。トリック自体は
いいだけに残念。また、サークルの仲間が、お互いを推理作家
の名前で呼び合うのは寒過ぎる。


No.2 5点 夜明けの街で
東野圭吾
(2013/06/22 08:37登録)
ミステリーを期待してたら2点。
名に不満のない家庭、よくできた妻と可愛い娘を持ち
バッティングセンターでの出会いから不倫にのめり込む
主人公。
主人公の奥さんはいつ頃から気が付いていた?これを
考えると結構おもしろいかも。クリスマスイブには
完全にばれていたわけだが。。。
事件の解決はミステリ通なら平凡ですが、家庭と不倫相手
との葛藤など東野流恋愛物語を楽しむのならあり。


No.1 5点 夏と冬の奏鳴曲
麻耶雄嵩
(2013/06/16 21:28登録)
京都大学推理小説研究会出身というだけで読んだのが20世紀の終わり頃。桐璃の「うゆーさん」という言い回しが嫌いだった。
結局編集長は誰だったのか・・・・・未だもって不明。


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