| いいちこさんの登録情報 | |
|---|---|
| 平均点:5.78点 | 書評数:589件 |
| No.9 | 6点 | そして扉が閉ざされた 岡嶋二人 |
|
(2011/12/23 08:51登録) よく考えられた作品だが中途半端。 プロットの本質からすれば扉が閉ざされる必要性は疑問。 4人による純粋な知的ゲームに密室脱出の要素が加わって拡散してしまった印象。 ブレイクスルーにはいま一歩 |
||
| No.8 | 6点 | 水車館の殺人 綾辻行人 |
|
(2011/12/23 08:46登録) ありふれた設定でありふれた真相。 トリックの独創性・衝撃度もそれほどではない。 ただ現在と過去の時間軸をずらしながら徐々に真相を明らかにする筆致、雰囲気を醸し出す抜群のストーリーテリングはさすが。 |
||
| No.7 | 8点 | 斜め屋敷の犯罪 島田荘司 |
|
(2011/12/23 08:37登録) プロットやストーリーは水準レベルだが、数ある著作の中でも代表格というべきアクロバティックなメイントリックが傑出。 伏線も張られておりフェアな仕掛けであるが、それ以上に実現可能性を問題にしない豪腕が光る。 これだけで一読の価値がある |
||
| No.6 | 6点 | 密室の鍵貸します 東川篤哉 |
|
(2011/12/23 08:34登録) メイントリックはよく考えられていて、ユーモアを交えたストーリーテリングも水準以上。 しかしこれだけ周到に準備した犯人が2番目の殺人ではかなり雑な印象であること、動機の脱力感(著者一流のユーモアだが)が減点要素 |
||
| No.5 | 8点 | 本陣殺人事件 横溝正史 |
|
(2011/12/23 08:29登録) 本作の欠点として指摘される動機の合理性については、時代背景も考えあわせれば十分に理解可能。 世上高く評価される和室を利用したトリックの機能と様式の美学、真相の衝撃度を高く評価。 |
||
| No.4 | 5点 | 人格転移の殺人 西澤保彦 |
|
(2011/12/22 19:15登録) 導入部、プロットの説明にかなりの紙数を割く反面、肝心のマスカレードを急ぎすぎ。 人格転移という奇想天外な異常事態をもっと盛りあげるべきではなかったか? それが緊張感・臨場感の低迷につながったように思う。 明かされた真相も想定の範囲内 |
||
| No.3 | 6点 | 迷路館の殺人 綾辻行人 |
|
(2011/12/22 19:10登録) 館シリーズを読み慣れていれば作中作の犯人は容易に想像がつく。 その後に示される真相はややアンフェアというか、ロジカルに説明されているか疑問。 本格ミステリの様々なガジェットを盛り込んだ意欲作だが消化不良の印象 |
||
| No.2 | 5点 | 月光ゲーム 有栖川有栖 |
|
(2011/12/21 20:06登録) 構造的には堅固なパズラーで著者の想いは伝わってくる。 しかし登場人物が多すぎるうえにキャラクターの書き分けが不徹底でストーリーに入り込めない。 火山爆発・連続殺人勃発の極限的シチュエーションなのに緊迫感が皆無でリアリティに欠ける。 犯人の動機が弱すぎて共感性が得られない。 ロジックの精緻さ以前に瑕疵が大きすぎた |
||
| No.1 | 2点 | 人形館の殺人 綾辻行人 |
|
(2011/12/21 20:02登録) サスペンス的なプロットはシリーズ中の異色作として評価。 しかし明かされた真相はNG。 シリーズモノの1作として著者が投げた遊びの変化球だろうが、それでもこれはミステリとは認め難い。 |
||