Q-1さんの登録情報 | |
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平均点:6.82点 | 書評数:95件 |
No.15 | 8点 | イニシエーションラブ 乾くるみ |
(2010/10/17 03:41登録) 最初は何だこの甘ったるい恋愛小説はと感じていました。 どこがミステリーなんだと。 しかし最後にひっくり返されました。途中で投げ出さなくてよかったです。 物語自体は全く違和感がなく平凡です。(この手のものはそれが凄いことなのですが) |
No.14 | 8点 | 火車 宮部みゆき |
(2010/10/17 03:30登録) 読み耽ってしまいましたし、超大作だとは思いますが、 最後はすんなり終わりすぎかな。私の予想が悪い意味で裏切られました。 しかしこの作品はミステリーの出来よりも借金に対する社会の無責任さに警鐘を鳴らすことに重きを置いた作品なのでしょう。 |
No.13 | 4点 | ロートレック荘事件 筒井康隆 |
(2010/10/17 03:22登録) かなり早い段階で犯人には気付けました。 動機まではわかりませんでしたが、もう少し分かりにくくして欲しかった。 |
No.12 | 8点 | むかし僕が死んだ家 東野圭吾 |
(2010/10/17 03:16登録) 沙也加の記憶や秘密が段々と紐解かれ明らかになってゆく・・・ 明るい話ではないですが、爽快感や疾走感を覚える作品でした。 |
No.11 | 9点 | 秘密 東野圭吾 |
(2010/10/17 03:14登録) モナミの身体が成長するに連れナオコの精神年齢は若返ってゆく・・・ そんな中に置かれた平助の心の甲藤や不安がひしひしと男の私には伝わりました。 とても切なかったですが、かなり完成度が高い作品だと思います。 |
No.10 | 8点 | 手紙 東野圭吾 |
(2010/10/17 03:08登録) 齢27歳男・・・小説で初めて泣いちゃいました。 最後の手紙はまだ純粋だった頃に恋人にフラれた時のような喪失感を覚えました。 とても深いいい話なのですが、余りにも胸が痛かったので8点です。 |
No.9 | 10点 | ハサミ男 殊能将之 |
(2010/10/17 03:00登録) 私が初めて読んだ叙述トリックものでまんまと騙されました。 殺人事件が起きてそのトリックを暴くだけが推理小説だと思い込んでいた私には衝撃的でした。 そんな経緯もあり最高点とさせて頂いていますが、 叙述トリックものは最初に読んだ本が未来永劫一番であり続ける気がします・・・w |
No.8 | 5点 | 三月は深き紅の淵を 恩田陸 |
(2010/10/17 02:51登録) 皆さん仰っている通り、1章を読み終えた時点ではこれは当りだと感じました。 しかし読み終えると何一つ完結せず、結局は麦の海に~に続く序章に過ぎない本でした。 |
No.7 | 7点 | 麦の海に沈む果実 恩田陸 |
(2010/10/17 02:47登録) 恩田さんの作品は登場人物が美男美女ばかりで、 如何にも女性の作品だなぁと感じさせられますが、 程良い緊張感と不思議さがありとても面白かったです。 |
No.6 | 6点 | 夜のピクニック 恩田陸 |
(2010/10/17 02:43登録) ミステリー作品なのかは判断しかねますが、 たった一日の高校行事に様々な人間模様が散りばめられており、感心しました。 遠足とは違いますがそういった思い出が蘇る作品です。 |
No.5 | 7点 | 葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午 |
(2010/10/17 02:40登録) 所々、違和感を覚えながらも見事に騙されましたが、 ちょっと無理矢理な感も否めません。 アイディアはとても評価できるし、物語自体も楽しかったです。 |
No.4 | 7点 | チルドレン 伊坂幸太郎 |
(2010/10/17 02:37登録) こういう作品は大好きです。 殺人事件だけがミステリーではないですからね。 |
No.3 | 8点 | ラッシュライフ 伊坂幸太郎 |
(2010/10/17 02:24登録) 伊坂作品では個人的に最高の出来だと思います。 各パートごとに謎があり、それが終盤に進むに連れ、 各パートごとの登場人物同士が交錯し、謎が明かされていゆく。 テンポもよく疾走感を覚える作品です。 |
No.2 | 7点 | 死神の精度 伊坂幸太郎 |
(2010/10/17 02:19登録) ミステリーとしてはイマイチ緊迫感に欠けますが オチがとても素晴らしいと思います。 ほっこりしたい方にオススメ。 |
No.1 | 8点 | 殺戮にいたる病 我孫子武丸 |
(2010/10/17 02:17登録) とても楽しめました。 物語のデキもよく、すらすらと読み進められます。 しかし私にしては珍しく物語の中盤辺りで気づいてしまったので8点ということで。 途中かなりグロテスクな表現がありますが、耐えられない人はそこだけ読み飛ばしても楽しめると思います。 |