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ミステリの祭典

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測量ボ-イさんの登録情報
平均点:6.25点 書評数:631件

プロフィール| 書評

No.571 6点 笑わない数学者
森博嗣
(2021/12/11 16:39登録)
オリオン像消失の謎が解ければ犯人もわかる・・・の理論は納得。
現場の見取り図は一応あるのですが、相変わらず説明がわかりにくい
ですねえ(泣)
最初はオリオン像の位置すらよくわかりませんでした 苦笑
なぜ図中に書かないんだろう?

採点は 7点(基礎点)-1点(相変わらず説明がわかりにくい)


No.570 6点 熱海・黒百合伝説の殺人
深谷忠記
(2021/11/13 10:49登録)
(若干ネタバレ)

犯人の意外性もあまりなく、トリックも新味はないですが、複数の
トリックをうまく組み合わせて何とか形にはしていますね。
総合的には水準作ではあります。


No.569 4点 津軽、殺人 じょんがら節
辻真先
(2021/11/06 13:21登録)
プロット、トリック、スト-リ-とも特筆するところがなくて、
う-ん、いまひとつかな。


No.568 6点 急行エトロフ殺人事件
辻真先
(2021/09/20 15:13登録)
SF的要素もあるユニ-クな作品で。楽しく読めました。
オチは何だか西村京太郎氏が使いそう。

採点は7点(基礎点)-1点(意外と読みずらい箇所もあったので)


No.567 4点 愛の摩周湖殺人事件
山村美紗
(2021/08/11 16:10登録)
最後の解決が尻すぼみ。
僕がこの作品の作者なら、違う結末にしたかも。
まあ量産作家なので、こんなものなのかな?


No.566 5点 札幌駅殺人事件
西村京太郎
(2021/07/26 21:01登録)
おなじみのトラベルミステリー。
サスペンス性はまずまずも、真相の深みがややもの足りないか?
本作品、既にどなたかが書評しているだろうと思って、図書館で
手に取りましたが、未登録なんですね。やや意外。


No.565 6点 検事の本懐
柚月裕子
(2021/07/20 20:47登録)
本来なら起訴が難しいであろう案件を、主役の検事が独自に真相を
暴く(あるいは起訴に持ち込む)、そんな短編集です。
内容は水準ですが、この骨太な作品を女性の作家が書いた、という
意外性が一番印象に残ります。

採点は5点(基礎点)+1点(この意外性を好感)


No.564 5点 花の鎖
湊かなえ
(2021/06/26 13:24登録)
ミステリ的なオチもきちんとありますし、水準以上に作品ではあります。
ただ内容的には、女性向きの作品でしょうか。
女性が読むと、もっといろいろ共感できそう。

(ここからネタばれ)
3人の女性が登場し、その関係が最後に明かされます。
登場人物が多いので、人物表がないのが不満だったのですが、なるほど
この真相だから、あえて書かなかった?


No.563 4点 阿蘇黒川温泉殺人事件
梓林太郎
(2021/06/05 09:45登録)
真相・犯人の意外性がないし、動機もいまひとつ「?」なところが。
総合的にはやや物足りなさがあります。


No.562 4点 ボトルネック
米澤穂信
(2021/05/22 09:42登録)
これは何だかSF小説のようですね。
あるいは金沢ご当地ミステリ-?
内容は盛り上がりに欠けて、いまひとつでしょうか。


No.561 7点 ブルーローズは眠らない
市川憂人
(2021/05/03 18:05登録)
本格度が高く、読後満足感が高い作品。
伏線がうまく回収できているのも良いですね。

不満点を挙げれば、
・登場人物一覧がない(構成上、あえてそうした?)
・事実の時系列表のようなものがない
以上がないので、話し内容をつかみにくかったです。

採点は8点(基礎点)-1点(このわかりにくさ)


No.560 5点 高原のフーダニット
有栖川有栖
(2021/04/18 13:26登録)
表題作より、「オノコロ島・・」の方が印象に残りました。
既視感があまりないトリックです。


No.559 5点 死者はよみがえる
ジョン・ディクスン・カー
(2021/03/28 12:30登録)
巨匠カ-の作品を久々に拝読。
この作品、世間ではバカミスの位置づけにされてますね。
もし小生がミステリを読み始めて間もない時期なら、「
なんだこれは!」を本を投げているかも。
しかし、ミステリの関するいろんな経験をして、カ-と
いう作家がどういう人なのかを知ってこの作品を読めば
・・・まあこれもありかな 笑

新訳版で読みましたが、やっぱり読みづらいかな?


No.558 4点 先生、大事なものが盗まれました
北山猛邦
(2021/03/07 12:13登録)
アイデアは買いますが、内容はやや退屈。


No.557 5点 京都 紅葉寺の殺人
柏木圭一郎
(2021/02/20 13:39登録)
この作者は、初めてです(多分)
作風はU田氏、いや、Y村氏風かな?
なんとなくは楽しめましたが、真相やトリックに捻りがたりないか?
真犯人たまにしか当たらないこの小生が、序盤で犯人の目星がつき、
中盤過ぎのヒントで確信に至ったので・・・
まあ小生の場合、「犯人がすぐ分かった」=「低評価」する人間では
ないので、それはまあ良いのですが。

採点は4点or5点ですが、読みやすかったので後者で。


No.556 4点 びわ湖環状線に死す
西村京太郎
(2021/02/11 09:56登録)
本格度の高い作品を読んだ次に、こういうゆるめのものも良いか・・
という感じで手に取りましたが、真相や犯人の意外性が弱く、
また唐突に話しが終わってしまうので、満足度は低め。


No.555 9点 東海道新幹線殺人事件
葵瞬一郎
(2021/01/31 09:21登録)
いや、これは満足満足。小生の嗜好ほぼど真ん中の良作です。
謎の設定がわかりやすく、且つ魅力的。
無駄な記述もほとんどなく、解決までスッキリです。
謎解きも図解入りでわかりやすいですしね。
(こういう話しを文章だけで説明する作家さんがいて、本当
理解できなくて困ることが多い)

こんな作品そうそう出会えないので、おそらく今年読む作品
ではピカ一でしょう。次回作も期待。


No.554 5点 三度目ならばABC
岡嶋二人
(2021/01/29 13:30登録)
今年初投稿です。
ある程度の出来不出来はありますが、総合的にはまずまず。
好みの感じは、「電話だけが・・」と「十番館の殺人」。
後者のタイトルは、このサイトの方なら某作品を連想する
かと思いますが、こちらの方が出版先ですよね(多分)。


No.553 5点 長い長い殺人
宮部みゆき
(2020/12/16 21:19登録)
アイデアは買うんですけどね。
内容はこの頁数でこのラストはちょっと・・・
好みの感じではありませんでした。
頁数の割に長く感じたのも減点対象かな?


No.552 8点 田沢湖殺人事件
中町信
(2020/11/06 20:45登録)
一見2時間サスペンスドラマ(U田Y夫氏作?)風の
タイトルながら、中身は本格度強し。おおいに楽しめ
ました。
個人的にはあの名作「模倣の殺意」に勝るとも劣らな
い評価です。


(ここからネタばれ)
密室・アリバイ・電話トリックと盛りだくさん。
密室は錯覚を利用したものですが、やや微妙。リアリ
ティ重視の人には、納得しないかも。
アリバイは鮎哲ばりの時刻表トリックですが、慣れた
人なら路線図みただけでピンと来るかな?(僕はそう
でした)
電話は公衆電話を用いたトリックですが、これは平成
生まれの人には推理が難しい?(僕は昭和生まれなの
で大丈夫ですが)

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