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ミステリの祭典

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急行エトロフ殺人事件
スーパー&ポテト・シリーズ

作家 辻真先
出版日1982年10月
平均点6.33点
書評数3人

No.3 6点 測量ボ-イ
(2021/09/20 15:13登録)
SF的要素もあるユニ-クな作品で。楽しく読めました。
オチは何だか西村京太郎氏が使いそう。

採点は7点(基礎点)-1点(意外と読みずらい箇所もあったので)

No.2 7点 あるびれお
(2009/06/23 05:45登録)
有栖川&綾辻セレクションとして復刊されたわけだが、20年以上の時を経て読んでもほとんど違和感を抱かせない、というのは凄いことだと思う。そりゃ、急行エトロフの謎は、あの資料(時刻表)からだけでは推測するのは極めて難しいし、結局のところパラレルワールドを扱っているので「キワモノ」という見方もされるだろう。でも、いわゆる新本格が出てくるかなり前に、こんな作品を書いていた作家がいたっていうことは、もっと高く評価されてもいいんじゃないかな?

No.1 6点 こう
(2009/01/03 02:24登録)
 ポテト、スーパーの二人が登場するシリーズの番外編?です。
 プロローグで軍国主義真っ只中の「昭和50年代」が描写され、その後アメリカに宣戦布告前の「昭和19年」を舞台にポテト(牧薩次)、スーパー(可能キリコ)のメインキャラクターはそのままでストーリーは進んでゆきます。
 詳しくは書けませんがメタミステリぶりが十分発揮された作品ですが第二次大戦前後の知識が足りないと笑うべき所で笑えないかもしれません。(十分常識の範囲内ですがあとがきで作者が触れている通りで年月が経つほどに作者の伏線がわからない方が出てくるのが逆に怖いです)
 「急行」とタイトルにあり「時刻表」も作品中に出てきますが別にアリバイトリックなどは出てきません。
 作品をざっとみてその構成を見て楽しめれば良いと思いますがメタも現在では当たり前になっているのでさほど感心できないかもしれません。個人的には25年前の意欲作として評価したいです。

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