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ミステリの祭典

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測量ボ-イさんの登録情報
平均点:6.25点 書評数:631件

プロフィール| 書評

No.411 6点 札幌・鈴蘭伝説の殺人
深谷忠記
(2014/11/26 19:12登録)
結末(真相)にやや意外性が用意されていました。
内容はまずまずですが、このシリ-ズの読者にとっては、
壮と美緒の活躍度が少ないのでやや不満か。


No.410 7点 高校入試
湊かなえ
(2014/11/13 22:06登録)
内容的にやや社会派色が強いですが、水準以上の作品。
「告白」よりかは良かったです。
ただ舞台になった高校は同窓生の結束が強すぎて、門外漢
からはきっと違和感かんじるでしょうねえ・・


No.409 4点 長崎オランダ坂殺人事件
木谷恭介
(2014/11/13 22:03登録)
一応トラベルミステリになるのでしょうが、何というか、鮎川氏
の作品に比べると内容に深みがない。
展開・結末ともありきたりな感じがしました。


No.408 5点 ひまわり時計の殺人
和久峻三
(2014/11/05 20:53登録)
展開や結末に意外性がすくなく、平凡な印象。


No.407 5点 ホッグ連続殺人
ウィリアム・L・デアンドリア
(2014/10/31 22:15登録)
海外ミステリのオ-ルタイムズベストの常連というべき、固定的
支持を得ている作品ですが、やや物足りないか。
メイントリックに新味があるようでないのがその原因ですかね。
この作品ももう30年以上前に書かれた作品ですが、当時でさえ
こういう本格風の作品はもう海外では少なくなっていたようで、
今となっては貴重な作品という評価はできます。


No.406 7点 一、二、三-死
高木彬光
(2014/10/19 18:13登録)
本格色が強く、満足のいく作品。
結末は犯人の意外性というより、動機の意外性ですかね。
本作品で探偵役を務める「墨野ろう人」は海外某作家の安楽椅子
探偵の名前から来ていると思いますが、ユニ-クです。


No.405 7点 竜王氏の不吉な旅 三番館の全事件(1)
鮎川哲也
(2014/10/03 22:09登録)
鮎川御大の短編集を久々に読みました。
どれも楽しめる粒よりの作品ですが、この短編集では倒叙もの
が以外に少ないですね。
突出した作品はないので、ベスト選びに迷いますが、表題作あ
たりはアリバイものとして秀逸だと思います。


No.404 5点 謎解きはディナーのあとで 2
東川篤哉
(2014/09/13 16:19登録)
TVドラマ化もされて、すっかりおなじみのシリ-ズ
になりましたね。
でも思ったより本格色もあってまずまずだと思います。
採点6点でいこうかと思いきや、最後の作品はちょっと
いただけない(これはアンフェア?)と思われ、1点
減点。

(余談)
TVドラマも何回か見ました。この作品に関するものも
あったと思うけど全く覚えていない(苦笑)。


No.403 5点 能登の密室 金沢発15時54分の死者
津村秀介
(2014/08/30 17:12登録)
題名に「・・・密室」と付きながら、トリックはやや脱力系。
これなら後半のアリバイトリックの方がみどころがあったの
では?


No.402 6点 夜明けの街で
東野圭吾
(2014/08/30 17:09登録)
氏の作品をそう数多く読んだ訳ではありませんが、これは割
りと珍しいタイプなのでは。
サラっと読めますし、ある意味以外な結末も待っていますしね。
不倫がテ-マだけに、もっとドロドロした話しかと思ってい
ました。


No.401 4点 霧枯れの街殺人事件
奥田哲也
(2014/08/24 10:06登録)
読みやすそうで以外に読みにくく、話にあまり入っていけま
せんでした。
これを本格ものとして扱うなら、先の方の指摘にもあります
ように、読者が推理できるデ-タを十分与えていませんし何
だか中途半端。
あと推理小説なら、結末やトリックに最低1つは意外性とい
うものが欲しいですよね。


No.400 7点 シンデレラの五重殺
吉村達也
(2014/08/11 14:14登録)
登場人物が限られているので、犯人の意外性は望みにくい
ですが、真相の意外性がありました。
スト-リも入っていきやすく良かったと思います。
採点は6点or7点で悩みますが、最近7点をつけていない
のでこちらでいきましょう。

これでキリ番400です。300番からの100冊に2年
半以上かかっていますね。500冊書評はまだまだ道が遠
そうです。


No.399 6点 超高層ホテル殺人事件
森村誠一
(2014/08/01 21:54登録)
ちょっと内容的には社会派っぽいですが、まずますの作品。
元サラリ-マン(ホテルマン)の作者だけに、ホテル業界の
薀蓄はさすがです。


No.398 5点 倒錯のロンド
折原一
(2014/07/21 11:48登録)
叙述トリックといえば、まあその部類なんでしょう。
でもこのオチは正直好きではありません・・・綾辻氏の某作品
を彷彿させますね。
従い辛めの採点となります。
乱歩章に応募する作品の原稿が盗難にあって・・・というプロ
ットは非常に面白く、期待感があっただけに残念。


No.397 6点 新・新幹線殺人事件
森村誠一
(2014/07/12 14:06登録)
題名と内容からみて、一応トラベルミステリ-に属しますが、
安直な2時間ドラマっぽさはあまりなく、まずまずの作品。
列車内殺人の真相はトラベルミステリに慣れた方ならそう難しく
ありませんが、真犯人の意外性がありました。


No.396 5点 ミステリー教室殺人事件
吉村達也
(2014/07/05 19:51登録)
作中の登場人物が展開する推理小説や推理作家に対する
持論が楽しいです。
ただ肝心の謎解きは少々お粗末・・・
ユニ-クな構成を好感して、採点は甘めで。


No.395 5点 春信殺人事件
高橋克彦
(2014/06/28 15:06登録)
久々にこの作者の作品を読みました(おそらく「写楽」以来)。
美術に対する造詣の深さはさすがのものがありますが。ミステリ
-小説としては平凡。
書かれた時期がいわゆるバブル時代なので、当時の企業による
美術品買い漁りの事情もわかりました。


No.394 5点 2014 The Best Mysteries
アンソロジー(出版社編)
(2014/06/14 14:19登録)
日本推理作家協会編による短編集。
伊坂、西澤、東川氏など当代の人気作家の作品も含まれて
いますが、内容はまあそこそこ。
個人的には「恋文」あたりが良かったです。


No.393 6点 沈黙の教室
折原一
(2014/05/31 13:42登録)
読書中は楽しいものの、読後感はもう一つかな?
基本フ-ダニット作品でしょうが、この真犯人の存在は
完全に存在を忘れていました(苦笑)。


No.392 7点 フランス白粉の秘密
エラリイ・クイーン
(2014/05/16 21:04登録)
国名シリ-ズの未読作品を読みました。
いわゆるオ-ルドスタイルの、王道本格ですね。
本文の最後に真犯人の名前が出て終るのも憎い演出。
出来栄えは「シャム」や「スペイン」には勝り、「エジプト」
や「ギリシャ」よりやや落ちとみてこの点数で。

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