home

ミステリの祭典

login
kowaiさんの登録情報
平均点:7.18点 書評数:83件

プロフィール| 書評

No.63 8点 硝子のハンマー
貴志祐介
(2011/07/05 12:54登録)
貴志本は3冊目ですが、よく色々調べてますねぇ。今回は、構成も結末もよかった思います。こういう仮説合戦は割と好きです。


No.62 8点 黒い家
貴志祐介
(2011/07/05 12:52登録)
サスペンスとして楽しめました。確かに黒い家以降はホラーかも。。


No.61 10点 天使の囀り
貴志祐介
(2011/07/05 12:50登録)
貴志本はお初でした。クライマックス(の一歩手前)がドキドキですね。おかげで生肉がくえなくなりました。ミステリとは違いますが、面白い本でした。


No.60 9点 幻の女
ウィリアム・アイリッシュ
(2010/07/13 23:11登録)
プロットが良いですね。翻訳のせいか、文章も読ませるし。。。でも、幻の女は、そのまま幻で終わらせて欲しかった。その方が幻想的なミステリになったでしょうに。。


No.59 8点 湖底のまつり
泡坂妻夫
(2010/07/06 23:29登録)
最後の最後までカラクリがわからず、なんだ?どうなってんだ?と一気に読めました。でも、3回くらい顔が真っ赤になりました(うそ)。


No.58 5点 堂場警部補の挑戦
蒼井上鷹
(2010/07/06 23:25登録)
変な作品。でも、ひねくれ感が気に入りました。万人には受けませんね、きっと。。。


No.57 7点 天使の屍
貫井徳郎
(2010/07/06 23:17登録)
親父が息子が死んだ理由をなぜ探し続けるのか吐露したシーンに素直に感動しました。あそこまでヘビーな構図にする必要はない気もしますが、貫井さんらしい作品と思いました。


No.56 5点 鳥人計画
東野圭吾
(2010/07/06 23:05登録)
某小説で「犯人が犯人を推理する」の元ネタとして紹介されていたので、もっとこってりみっちり「探偵は誰だ」を推理するのかと思って読んだのですが。。。意外と浅いレベルだったというか。。まぁ、でも面白かったです。


No.55 8点 殺意の集う夜
西澤保彦
(2010/06/30 02:34登録)
初戦と後半戦は嫌がる人もいるでしょうが、この滅茶ぶりは、らしいと言えばらしい作品かも。でも、途中で何を読んでいるのか(犯人探し?殺人の機序?)わからなくなりましたが、面白かったので良いです。


No.54 9点 双頭の悪魔
有栖川有栖
(2010/05/16 12:55登録)
前作がイマイチだったので、読むまでに間が空いてしまった。。2つのストーリーが最後にどのようにクロスするのかを考えながら読み進めることができ(全部敗北しましたが)面白かった。4作目も楽しみにしてます(文庫化まで待つけど)。


No.53 10点 告白
湊かなえ
(2010/04/18 19:41登録)
文庫化にて一読。久々に一気に読んでしまった一冊。後追いの連作のようですが、視点を変えているせいか、うまくまとまっている感じがします。でも、どんな映画になるんでしょうね。。


No.52 4点 ボトルネック
米澤穂信
(2010/03/21 15:18登録)
また、帯に騙されました。。。自己憐憫の情けない主人公を、ありもしないパラレルワールドと比較して、これでもかと痛ぶる。。結末で救われるのかと思いきや。。ミステリでもないし。久々に損したと思う作品でした。。


No.51 9点 TENGU
柴田哲孝
(2010/02/14 15:13登録)
徹夜して一気に読破しました。もう先の展開が気になって気になって。。ミステリとは異色ですが。「KAPPA」「RYU」も面白かったが、これが一番ドキドキしました。おどろおどろしい雰囲気も一番ですし。。


No.50 5点 そして名探偵は生まれた
歌野晶午
(2010/02/14 15:08登録)
表題作は、「動く家~」の作中劇みたいなただのコメディー。「生存者~」はサスペンスちっくで展開も面白かった。冒頭の騙しは相変わらずですが。。ん~。1冊の総評としては、可も無しってところで。。


No.49 4点 動く家の殺人
歌野晶午
(2010/02/14 15:01登録)
「放浪探偵~」が面白かったので読みましたが、ジョージが違うじゃん!と途中で投げ出すところでした。。いかにも読者を騙そうとしている感がありありで、だめですね。なんで「殺すのか」の作者談も理解できません。個性ある迷探偵だったのに。。。


No.48 8点 悪魔が来りて笛を吹く
横溝正史
(2010/02/14 14:53登録)
金田一ものは「このことが後に思うと・・・」と割と伏線を張ってくれていることが多く、読んでるときにはその意味がわからないのですが、もやもやしながら読み続けると最後に全部が繋がって明らかになる、という構成が実に爽快感がありますね。でも、時代の違いのせいでしょうか、殺人の動機が理解できません。。私にモラルがないからでしょうか。。。あと、楽曲に鍵があるって言われてもわかんないでしょ、アレは。


No.47 8点 乱れからくり
泡坂妻夫
(2010/02/14 14:45登録)
からくりの蘊蓄が長いのと、隕石の必然性(というか現実性?)がない分、減2点。下手をすると横恋慕で減1点とするところですが、まぁ、結末で相殺ということで。全体的にはとても楽しめました。


No.46 9点 成吉思汗の秘密
高木彬光
(2009/07/05 15:36登録)
推理小説と言い聞かせないと、本当のことと信じてしまいそうになるくらいの精緻な論証で、最後まで楽しめました。追加された16章の経緯も書かれてあり、これまたびっくり。事件も歴史も真相究明の面白さは同じなんですね。。。


No.45 7点 放浪探偵と七つの殺人
歌野晶午
(2009/06/28 15:20登録)
短編だから許されるネタ。信濃の人物像が(自分のなかで)固定しないのだが、なぜ。。これって挑戦ものだったんですねぇ~、意外。。だって、わからんですよ、これ。


No.44 9点 人形はなぜ殺される
高木彬光
(2009/06/28 15:05登録)
今日日の軟派なミステリと違い、前時代的(言い回しも含め)な雰囲気が楽しめました。日本の三大探偵の一人のはず(神津さんを読むのは初めて)がなぜか敵の方が上手でしたね。。タイトルおよび序詞が親切で、第二幕で犯人、そのトリックも見当がつきましたが、第一幕とのつながりが第四幕で明らかになり爽快でした。惜しむべき-1点は第三幕がもう少しテンポ良くあればなぁ。。(中だるみしてしまう)

83中の書評を表示しています 21 - 40