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ミステリの祭典

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こうさんの登録情報
平均点:6.29点 書評数:649件

プロフィール| 書評

No.9 8点 女王国の城
有栖川有栖
(2008/04/21 02:01登録)
有栖川作品では江神シリーズのほうが好きです。一貫した閉鎖空間できているのがいいです。十分面白かったですが10年以上待った身としては双頭の悪魔とつい比較してしまいます。ただ閉鎖空間を扱った江神シリーズは5作完結といわずもっと書いてほしいです。次回作に期待します。


No.8 4点 匣の中の失楽
竹本健治
(2008/04/21 01:45登録)
15年くらい前に読んだ覚えがあります。正直虚無への供物もそうですが自分はアンチミステリというものがわからない人間なのでしょう。読者を選ぶ一冊と思います。


No.7 8点 学生街の殺人
東野圭吾
(2008/04/21 01:34登録)
 個人的にはミステリとしての完成度はともかく東野作品の中では一番好きです。話も無理なくまとまっていると思います。知名度でいうと東野作品の中ではさほど高くないかもしれませんし後の作品の様な凝った仕掛けや試み(悪意や山荘ものなど)があるわけではありませんが、伏線は鮮やかで読後感もよいです。
 


No.6 2点 美しき凶器
東野圭吾
(2008/04/21 01:20登録)
東野作品はどれをとっても読みやすいし個人的には好きな作家ですがこれは正直面白くなかったです。犯人のキャラクターに工夫があるのでしょうがそれだけです。


No.5 8点 扉は閉ざされたまま
石持浅海
(2008/04/21 01:08登録)
 スタイルは斬新で楽しめたました。石持作品は動機を云々するよりもロジックを楽しむのがよいと思いますがやはりこんなことで人を殺すかな、と思ってしまう点がマイナスでしょうか。読み物としては面白いです。


No.4 8点 星降り山荘の殺人
倉知淳
(2008/04/21 00:56登録)
 普通に楽しめました。この本をみてから七十五羽の鳥も読みましたが確かに七十五羽の鳥へのオマージュとなっています。
 途中でわかった方のほうがむしろ面白くないかもしれませんが後味が悪くない一冊だと思います。


No.3 8点 しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術
泡坂妻夫
(2008/04/21 00:40登録)
 泡坂作品でないとこういう楽しみは得られないと思います。
とにかく凄い。しかも泡坂作品は絶版が多いのにこれはまだ簡単に手に入るのでお薦めです。


No.2 9点 そして扉が閉ざされた
岡嶋二人
(2008/04/21 00:17登録)
 少人数で閉鎖空間で会話のみで殺人を追及してゆくスタイルは非常に面白かったです。個人的には岡島二人最良作だと思っています。


No.1 5点 君の望む死に方
石持浅海
(2008/04/21 00:07登録)
石持浅海はこんなことで人殺すかなと動機などでひっかかることはあっても読み物としてはロジックを追及するスタイルが好きなのですがこの本は前作程の完成度はないと思います。
 ラストでこの状況で殺人が起きてもやはり内部犯行が疑われるでしょうし優佳も本当に殺人を防ぎたかったら警察に夕食の時点で連絡してぶちこわすなり、安東なりに伝えたりしていくらでも防ぎようがあるのに結局主人公をアシストしており言動が生ぬるいです。

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