Q1.月に何冊くらいミステリを読みますか? |
読める時期と読めない時期にばらつきがあります。0冊の時もありますがまとめて読める時期やたまに出張があると移動中に読みまくります。
<br> 読めない時も時折このサイトは拝見してます。
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Q2.ミステリ以外によく読むジャンルはありますか? |
ありません。
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Q3.一番最初に読んだミステリは?それはいつ? |
小学生の時のホームズが最初です。ちょうどNHKでホームズをやっていたのを見たのがきっかけです。その後中学生でクリスティ、クイーン、チェスタトンを読みました。高校生のとき文春の「東西ミステリーベスト100」を見つけてそれから他作家、国内作家を読み始めて行きました。
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Q4.ミステリにはまったきっかけの作品は? |
クリスティの「そして誰もいなくなった」、クイーンでは「Xの悲劇」あとサプライズエンディング系ではフレッド・カサックの「殺人交叉点」です。今では「殺人交叉点」を評価する方はあまりいないでしょうが20年以上前の初読時は初めての衝撃だったので忘れ難いです。
<br> 国内ではやはり島田荘司の「占星術」は強烈でした。
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Q5.新作が出たら(高くても)必ず買う作家は何人いますか? |
国内では有栖川有栖、東野圭吾、法月綸太郎の三人です。
<br> 海外ではジェームズ・アンダースン、パトリック・クエンティン、リチャード・ニーリィ、D・M・ディヴァインの新訳が出れば必ず買います。
<br> 今一番好きなのはこのサイトと本格ミステリフラッシュバックで知った梶龍雄ですが既にお亡くなりになって新刊が読めないのが残念。あと多島斗志之氏も失踪中でもう新刊が読めなさそうなのが残念です。
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Q7.あなたの読み方の特徴は? |
昔はメモを取って推理しながら読み返しながら読んでいましたが最近はあまり推理せずに読みすすめることが多いです。
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Q8.ミステリの中で、特に好きなジャンルや設定はありますか? |
本格作品特にCC物、叙述トリック系、サプライズエンディング系は特に好きです。
<br> OOトリックといわれるものは作品中トリックオンリーでも評価するほうです。トリックの前例があっても見せ方が上手ければ評価します。
<br> 社会派も動機が奇抜、秀逸であれば好きです。サスペンス、謀略、スリラー、冒険小説、スパイ小説なども本格的要素があれば好きです。また本格要素がなくてもストリーテリングのあるものは好きです。(フォーサイスの初期作、ロバートラドラムの「暗殺者」までの作品、デズモンドバグリィ、アンドリュウガーヴなどはほとんど本格ではないですが好きでした)国内作家は本格、サスペンスくらいしか読みません。
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Q9.逆に、あまり好きではないジャンルや設定はありますか? |
ホラーやアンチミステリは面白みがわかりません。麻耶雄嵩は初期二冊で挫折しました。中井英夫の「虚無への供物」も竹本健治の作品もだめでした。ぺダントリックなのも苦手です。「黒死館」もヴァンダインも合いませんでした。
<br> アリバイトリック特に時刻表を使うものは嫌いです。本格では「密室」が比較的苦手ですが「犯人が予期せず偶然なってしまった」など自然なものは好きです。カーの力作などはもちろん例外です。
<br> またトリックのためのトリック、殺人のための殺人も嫌いです。いわゆる「予行練習」「誰でもよかった」殺人はそれだけでうんざりします。サイコサスペンスも嫌いではないですが「殺したかったから」という動機の作品は嫌いです。また難しいトリックを使う必然性、蓋然性がない場合評価が下がります。
<br> ただあまり「人物」が書けてなくもキャラクターの見分けがつけば構わない方です。
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Q10.あなたのミステリ観に影響を与えた人物・書物・団体等は? |
「東西ミステリーベスト100」は私の読書に最も影響を与えた本です。
<br>後年読んで影響を受けた本は以下の通りです。
<br> 瀬戸川猛資氏「夜明けの睡魔」
<br> 都筑道夫氏 「黄色い部屋はいかに改装されたか?」
<br> 若島正氏 「乱視読者の帰還」(クリスティの「そして誰もいなくなった」を扱った評論はベスト・ミステリ論18にも収録されていますが素晴らしい内容です)
<br> 千街晶之氏 「本格ミステリフラッシュバック」
<br> このサイトで初めて知り合えた作品もあり今後も参考にさせて頂きます。
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