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ミステリの祭典

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数奇にして模型
S&Mシリーズ

作家 森博嗣
出版日1998年07月
平均点6.22点
書評数36人

No.16 7点 vivi
(2007/06/23 00:45登録)
金子君の活躍が目新しかったですね。
なかなかすごい「オタク」世界も知ることが出来たし。
犀川の活躍も、萌絵の無鉄砲も、
もはやシリーズの風物詩に・・・(笑)

No.15 5点 ギザじゅう
(2004/11/09 13:37登録)
S&Mシリーズでは最もつまらないものの一つだと思う。
このシリーズの後期(封印再度〜今はもうない)は非常にパズラー思考が強かったが、本作は最悪。犯人像が独特なため、論理がねじれている(麻耶作品にあるような気持ちの良いねじれ方ではない)し、何より犯人がバレバレである。プロローグもアンフェアだと言わざるをえない。
本作に近い作品というと、『詩的私的ジャック』だろうが、そのような詩的な美しさも感じとれなかった。

No.14 4点 綾香
(2004/10/23 19:18登録)
理系でオタク…理解に苦しみました。ストーリーもなんか強引でついていけなかったです。犀川先生にもっと活躍して欲しかったなぁ〜。めげずにこのシリーズもっと読んでみます。

No.13 7点 ばやし
(2004/01/12 11:08登録)
狂気度がかなり高い作品だと思います(汗)萌絵のピンチ!犀川先生はその時・・・・!!みたいな感じもしておもしろかったです(えへっ)

No.12 5点 なりね
(2003/12/28 21:31登録)
これも何か合わない。無理矢理なところが多すぎるかな。それにラストも×。

No.11 6点 モトキング
(2003/12/05 11:19登録)
事件発生から、各自の勝手な推理合戦。
この導入部は良いですね。ミステリ好きならこの辺は、普通に好ましく読めます。
ただこの時期の森作品に多いように、結末に収束するにつれ、映画的な映像と、活劇が盛り込まれてきます。ここは好みでしょう。
真相解明〜解決にかけては凡作ミステリ(ややマイナスかな)ですね。
まあでも、作者の独りよがりについていけるくらい、読者のキャラへの入れ込みが強いようなので、結局は成功なのでしょう。私も犀川は好きです。
あと、「有限と微小〜」へと向かう犀川と西之園の心の変遷を描く上でも、こういうエピソードを積み重ねていく必要があったのだとも、少し思います。

No.10 6点 四季
(2003/11/06 18:21登録)
いまいちかな……。良くも悪くも普通というか。「冷たい密室と博士たち」に通じるものがあったかも。
あと西之園さんが壊れかけてきているのも×。

No.9 7点 なな さんいち
(2003/08/02 22:14登録)
ただ単に良かった。
らしい作品。

No.8 7点 医学研究者
(2003/03/08 02:20登録)
最初の殺人の設定に難点があります。プロローグに示される主題と本編には矛盾があり、アンフェアです。
次作に期待を抱きつつ、一気に読みました。

No.7 9点 テツロー
(2002/05/26 03:00登録)
 前半、二つの殺人現場に残された証拠・状況から、犀川・喜多・大御坊・萌絵が、また、三浦・鵜飼といった刑事達が、「一体何が起こったのか」を討議・ディスカッションする辺りがおもしろかたと思う。比較した訳ではないが、こんなに3章分だか4章分だかをかけて推理し合うというのは、このシリーズでは初めてではなかったか。西澤保彦「麦酒の家」、ケメルマン「九マイル」に通じるおもしろさなのではないかと… まあ、厳密には、討議だけやってる訳ではなかったが、もともと森先生が「麦酒」や「九マイル」を念頭に置いてた訳でもないのだから、例として出すのが違うのだが、僕の感想として、そう感じたということで。
 ラストの大立ち回り、犀川の機転は、見事と思った。解決は、読者への挑戦状を入れるのは、絶対無理だろうけど。
 後、印象に残ったのが、第2章で描かれた萌絵の心情、「新しい冒険が始まる予感」という辺り。リアリズム信奉者なら、本当に「不謹慎」と言うかもしれんが、我ら本格マニアであれば、充分共感出来る感情じゃないかと思う。

No.6 7点 由良小三郎
(2001/11/23 21:37登録)
ぼくがこの作品が、好きな理由は名古屋出身だからではないかと思います。名古屋人にとって、描写なしに、舞台のモデルになっている場所が思い浮かぶご当地ものの側面が一番強い作品です。

No.5 9点 pecosmile
(2001/09/20 05:26登録)
トリックや犯人がどうとか言うより、物語として楽しめました。
ヴィジュアル的に派手でしたし、そこが好きなところです。
でもやっぱりトリックと犯人に関しては消化不良。
でも好きですね。この点数はつけれます。

No.4 7点 さわ
(2001/08/29 16:45登録)
面白かった。じつは前回の「今は・・・」がガックリだったので(オチ的に)。今回のはテンポも良く読めました。やっぱりキャラクターの魅力かな?うーん・・・

No.3 5点 BJL
(2001/08/26 21:36登録)
話の流れや提示される謎はまあ良くて楽しめた。
だけど、これで本当に解決なのか?
明日香を呼び出した方法、場所を選んだ理由(近いから?遭遇する危険を考えなかった?もし模型が壊れなかったらどうなった?)

No.2 7点 馨子
(2001/07/18 17:00登録)
萌絵が犯人に捕まって、犀川センセが助けに行くってのはお約束なの?そのパターンちょっと飽きたよ。
会話は楽しいし、キャラも好きですが(特に国枝桃子)、事件は可もなく不可もなくという感じ。

No.1 9点 zukkie
(2001/04/25 11:26登録)
大御坊さんのキャラが素敵ですね。いつも思うんですが、どうして森博嗣の作品のタイトルはこんなに格好いいんでしょう?

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