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ミステリの祭典

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封印再度
S&Mシリーズ

作家 森博嗣
出版日1997年04月
平均点6.15点
書評数68人

No.48 7点 yoneppi
(2009/12/03 22:43登録)
トリックも犯人も動機も△。タイトルは◎。犀川先生の動揺ぶりは〇。有限パン既読としては巻末にある儀同世津子の隣人エピソードにプラス1点。

No.47 5点 白い風
(2009/08/22 22:54登録)
私的にはハズレでしたね。
凶器、密室状態の部屋、子供の証言、ポイントの3点総てがビミョウ…。
犀川と萌絵の結婚(婚約)話が出てくるので、S&Mシリーズを通しては読む必要が若干あるくらいかな。
”天地の瓢・無我の匣”鍵の解説を考慮してもこの点でした。

No.46 9点 NEO
(2009/04/11 08:09登録)
犀川と萌絵のからみをどうとるか好き嫌いが分かれると思うけど、私は楽しめました。トリックの方は、しっくりこなかったけれど。

No.45 5点 りんちゃみ先輩
(2009/02/21 14:05登録)
今回は萌絵一族による、どんちゃん騒ぎでした。犀川先生のお人好しにも程がある、萌絵の悪ふざけにも程がある、2人とも子供で結局お似合いなのか?。それはともかく事件・トリックは素晴らしい。まぁ楽しめました。

No.44 4点 こもと
(2008/02/28 19:44登録)
 どの視点から評価しようかと迷う。 ・・・で、トータルで見るとこの点数。
 言葉遊びのセンスの良さが窺えるタイトルは、秀逸。 読後に、このタイトルの意味が理解出来る。
 トリックも、私の読んだ森作品の中では最高傑作だと思う。
 ただ、この作品の採点に私が何を躊躇っているかと言うと、「文章が鼻につく」・・・コレです。 まぁ、森氏の個性と言われればそれまでですが、読むのが相当辛かった。 萌絵ちゃんの行動にも呆れたし、マニアさんの仰る通り、ホント後味が悪かった。
 当時の私には、ノベルスの帯に書かれていた京極氏の推薦文、「ごちそうさま。」の方が印象的だったりする。 ・・・騙された気もするけど(笑)

No.43 2点 マニア
(2007/12/30 14:44登録)
S&Mシリーズの中だるみは続くのかと思わされた。個人的には退屈で、良いところが見当たらない。
あと、この話の萌絵はウザすぎ。こんな女とは縁を切るべきと思った。森氏は何を考えてこのようなサイドストーリーを挿入したのか意味不明。後味の悪い駄作。

唯一タイトルにだけセンスが感じられる。

No.42 6点 ぷねうま
(2007/09/22 11:33登録)
壺と鍵のトリックは目を見張ったが、やはり萌絵にイライラした。
そういう意図で書かれてるなら素晴らしいと思うのだが、作者はこんな「おちゃめな萌絵」に萌えさせようとしているのではないかと勘繰ってしまう。
萌えねーよ。

No.41 6点 dei
(2007/09/16 08:27登録)
本来トリック物は苦手なんですが、鍵と壺のトリックは非常によかった!
ただ、事件の謎の解明は盛り上がりに欠けるし、恋愛話はいらないなあ。
タイトルのセンスの良さには脱帽。

No.40 6点 vivi
(2007/06/23 00:29登録)
これも・・・本編のミステリは今ひとつの印象。
それより、パズルの答えがとっても気になりました。
そして、その部分の謎解きには感心しました。

物語は・・・ちょっと胸が痛くなりました。
犀川の気持ちを考えると、むう・・・(涙)

No.39 2点 rikipon
(2007/06/21 23:02登録)
京極の『鉄鼠』と交差しました。森氏と京極氏は同じことを違う論理で言っていることが多いのですが、この作品はそれが顕著に現われていたように思えます。

No.38 5点 主任技師
(2007/06/02 00:00登録)
一先ずここまで読み終えた。この感じだと「すべてが?」を超える作品はやはり無理か・・・

No.37 8点 くりからもんもん
(2005/08/13 20:58登録)
ちょっとあの馬鹿女がねぇ。あそこまで馬鹿だと救いようがないですね。でも、やっぱり面白いので読んでしまいます。トリックも無理がなく今までのものより科学的でした。胸を刺した後にあの細かい作業ができるかは疑問ですね。タイトルの良さで+2点

No.36 9点 つっきー
(2005/07/12 12:36登録)
 理系作家とは思えないほどタイトルのつけ方や科白の端々がとてもおしゃれで気が利いてます。ミステリーとしては5点くらい・・・トリックはなかなかおもしろかったが、相変わらず動機が弱いといううか、なぜ死ななきゃならないのかが分からない。・・・でも、最後までワクワクしながら読めたし、作者の考え方とキャラクターに10点をつけます。

No.35 4点 ういける
(2005/07/11 16:47登録)
森作品は決して嫌いではない。むしろ好きだ。しかしこの作品だけは好きになれない…。あのバカ女のせいで…。

No.34 4点 ういける
(2005/07/11 16:47登録)
森作品は決して嫌いではない。むしろ好きだ。しかしこの作品だけは好きになれない…。あのバカ女のせいで…。

No.33 5点 ぴかちゅ〜
(2005/06/14 00:05登録)
京極を思い出した・・
もうすぐ映画公開ですね。

内容はともかく、萌絵たん、萌え萌えです。

No.32 8点 カトキ
(2004/09/10 00:39登録)
壺の中の鍵というテーマ性に惹かれた。話の膨らみ具合、描写が程よく、グイグイ引き込まれた作品。エイプリルフールの所は、諏訪野の告白の時にかなりの衝撃を受けたので真実を知ったときには色んな意味で笑みが零れた。多少強引な点はありつつも、最後には今まで定義されていた謎が全て線で繋がる。犀川と萌絵の恋愛話もいい割合で含まれていて、S&Mシリーズが好きな人にはお勧め。

No.31 10点 北浦透
(2004/08/29 13:11登録)
森博嗣の最高傑作!
鍵と壺のトリックを始め、謎の数々が物語をスリリングに展開させ、そしてきわめてシンプルに解決される美しさとその衝撃。作者の世界だけで「解決している」ような解決編が目立つなかで、モノの違いを感じさせる。
そして、徹底的なプロ精神。このシリーズの重要な柱であり、読者の期待する「犀川と萌絵の恋愛」に正面から向き合う姿勢。これぞ、プロの手によるものだろう。
十二分に堪能した。

No.30 6点 iti
(2004/08/24 05:21登録)
海外ではエイプリルフールって、かなりハチャメチャな嘘が許されるんですよねえ……。まあ萌絵ちゃんですから許しますか。

自分もパズルマニアなので、たとえ荒唐無稽でも壺と鍵のトリックは面白かった。しかし事件そのものが貧弱な気がしてならない。どんでん返しとかないの〜。

No.29 5点 バファックス
(2004/07/03 01:37登録)
文章は森博嗣の脱皮期。かといって、らしくなくはない。ものすごく、らしい。
でも、ストーリー&ミステリー的には森のなかではイレギュラーな感じがした。

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