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ミステリの祭典

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笑わない数学者
S&Mシリーズ

作家 森博嗣
出版日1996年09月
平均点6.64点
書評数72人

No.32 10点 ねずみ
(2005/01/22 12:59登録)
森さんの面白いところは謎ではなくてその後ろに隠れているものです。それがこの作品では完璧というか。トリックが好きな人には楽しめないでしょうね。それでも気づかない人はちゃんと読んでない人かな

No.31 6点 綾香
(2004/11/27 11:36登録)
トリックは図面見ただけでわかってしまいました。ちょっと簡単すぎる…。でも随所に疑問があり、登場人物も魅力的で、まぁ楽しめました。

No.30 9点 数学崩れ
(2004/10/27 15:21登録)
評価の難しい作品。ミステリーとしては、平凡。
でも、込められたメッセージは一流。
読者に考える事を強いる作品だと思う。
解けなかった事にしたい。

No.29 10点 北浦透
(2004/09/11 16:15登録)
森ミステリィのベストスリーに入る傑作(ちなみに残りは『封印再度』と『すべてがFになる』)。オリオン像消失のトリックは、多いに評価する。謎自体も魅力的だが、それに応えるだけの説得力のある解決がすばらしい。わかりやすい(とは僕は思わないが)トリックで読者にいかに衝撃を与えられるかが一流の推理作家のうまさだろう。
同じ天才でも、天王寺博士と四季との違いも面白かった。
ラストは、犀川と萌絵の会話も含めて何も言うことはないほど鮮やかに決めてくれた。脱帽。

No.28 8点 カトキ
(2004/08/18 10:42登録)
森作品の味が出ていて非常にいいんじゃないかと。オリオンのトリックについては私も読んでいてすぐに解ったが、この作品の最も興味深い部分はそこではないと感じる。最後まで読んでみてもなお、心に燻るものがあるのは森作品ならでは。犯行のトリックの難易度に限定すると初級のミステリーにとどまるが、作品全体を見渡すと非常に面白い出来になっていた。

No.27 5点 バファックス
(2004/07/03 03:03登録)
巷間言われる謎が何なのか、さっぱり判りません。ミステリーの範疇に含まれた以内のですかね。老人の繰り言のようなもんでしょうか。わからりません。

No.26 8点 わー
(2004/06/24 17:27登録)
オリオンのトリックがわかっちゃってつまんない人は、何が謎なのかもう一度考えてみてね。

No.25 7点 元FLUGELSファン
(2004/05/28 08:42登録)
そりゃトリックなんて図見ただけで分かりますけど、図見ただけでわかってしまうようなトリックに真っ正面から立ち向かう、今どき珍しい本格の中の本格として私は認めています。
ひねりが無さ過ぎた感もあるけど、逆に今どき珍しいひねりの無さにも感服し、ちょい高めの点数で。
自分の中のマイベスト島荘の斜めに似ているから個人的に好きなんでしょう。

No.24 2点 ユニバ
(2004/02/28 22:46登録)
建物の図を見ただけで謎が見えてきたぁ!
ミステリ読む前にここまで予測できたのは初めてです
自分に8点!

No.23 7点 ばやし
(2004/01/12 10:55登録)
オリオン象が消えるトリックは簡単ですねー大掛かりなマジック程見破るのが簡単なのではないでしょうか?結局ラストはひっぱるだけひっぱって謎を残しておくのが森先生らしくて凄い好きですね^^

No.22 9点 なりね
(2003/12/26 22:27登録)
随所に問題を入れたのがGOOD。
トリック以外が分かりやすいが本人が言っている通りそこがメインではないので良し。

No.21 9点 四季
(2003/10/21 01:40登録)
いいですね。数学チックで。数学が苦手な自分でもすらすら読めました。
ビリヤードの問題を解くのに学校の授業を2時間潰しました。

No.20 6点 ろん
(2003/09/22 10:44登録)
普段はあまり推理とかしない自分が、たまたま瞬時にトリックがわかってしまったという事もあったので、「なぜ気付かないんだ!」という思いがあり、若干ストレスが溜まってしまいました。内容や登場人物描画、犀川と萌絵のやり取りなんかは良かったと思います。面白かったです。

No.19 10点 なな さんいち
(2003/08/02 21:59登録)
Fに続き、かなり魅力的なキャラクターが出てきた。
とてもよかった。
最終章も良かったし。
あやふやな感じも良かった。
題名もかなり素晴らしいし。
今のところはマイベスト。
ただ、逆トリックなんてめんどくさいことされるよりも、娯楽らしく普通に読みたかった。

No.18 8点 医学研究者
(2003/03/07 00:02登録)
作者の描く孤高の研究者像は、日本人が研究者に対し抱きがちなステロタイプで、非現実的な存在です。私の出会った優秀な研究者には、その分野や国籍を問わず、自身の研究の楽しさを広く伝えたく想い、話好きな方が多くいます。
楽しく読みました。

No.17 8点 TROY
(2003/01/15 23:54登録)
「なぜ投票人物はトリックに気付かなかったのか」
とういう逆トリックに気付くかどうかで評価が分かれるようです。
あと、気付いた後でそれを許容できるかどうかも評価の分かれ目になるでしょう。
とにかく文中で解決されない敷居の高いトリックを平然と本にした作者は凄いと思いました。自分は評価します。

No.16 8点 じゃすう
(2002/11/21 21:15登録)
トリックがすぐに分かってしまうのは納得できますが、それだけに目が行ってしまうのはまさに「トゥリビアル」ですね。
読者へのメッセージ性で言ったらシリーズ1ではないでしょうか。

No.15 6点 ギザじゅう
(2002/11/16 16:31登録)
神のトリック(笑)
簡単すぎるトリックがなかなかいい味してる。

No.14 4点 ゆたぴー
(2002/11/14 12:55登録)
裏表紙の紹介文でトリックには半分気づいて、建物の描写がはじまった瞬間完全に分かってしまいました。もうちょっと、なにかなーというドキドキがほしかったです。でも、作品の雰囲気は好きです。

No.13 6点 一千花
(2002/08/12 22:58登録)
なんか作者に煙にまかれた気分です 作者曰く
一番気に入ってる作品らしいです でもちょっと
この作品には作者のメッセージ(?)が
詰め込まれすぎていてミステリとしてわかりにくい....
単に私の読解力がないだけだろうか

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