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ミステリの祭典

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レイクサイド

作家 東野圭吾
出版日2002年03月
平均点6.09点
書評数34人

No.14 6点 シーマスター
(2007/06/28 00:57登録)
途中までは、いわゆる社会派ミステリなのかとも思えたが、それにしては現実味に乏しすぎる感が否めなかった。
そもそも、こんな「お受験サークル」自体が「?」だし、その行状たるや(殺人以前だとしても)明るみに出たとしたら「気違い集団の異常な実態」とされることは疑う余地もない。

しかし、お受験風刺などの様相を絡めながらも最終的には「家族とは何か」を問いかけてくる展開には考えさせられるところがある。

ミステリの部分も、よくできていて読み物としては楽しめる。

No.13 5点 アホウドリ
(2007/06/18 22:16登録)
普通じゃない犯罪を普通に書いてしまった感じです。やはり、
読者は少なからず尋常じゃない犯罪ミステリー(トリック)を
期待しているのでこの点は非常に残念。

しかし、流石は東野圭吾先生と感心してしまうストーリー展開
には脱帽です。やはり彼はミステリー作家ですね。(笑)

読んで損はありませんので、是非♪

No.12 6点 北浦透
(2005/02/18 00:44登録)
読後の満足感も特になかったので、そのまま忘れていく作品だが、考えてみれば内容はとてもいい。東野圭吾が本気で書いていれば、すごい傑作になったのでは・・・と少々残念に思う。
映画は意外に面白くなりそうかな・・・?

No.11 5点 sophia
(2005/01/18 02:53登録)
お受験の世界を悪し様に描き過ぎで、ちょっと気分が悪くなりました。
キャラの描き分けもあまり出来ていず、内容も薄っぺらい。

No.10 5点 綾香
(2004/08/22 00:00登録)
人間というか大人の汚さをみたって感じです。タイトルから連想していた内容ではなかったので、ちょっと期待はずれ★だいたいみんなで隠ぺいしあうっていうのもわからない。

No.9 6点 SD
(2004/03/11 23:05登録)
期待が大きすぎたのかもしれないが多少物足りなかった。ラストのまとめ方はうまい。

No.8 7点 ばやし
(2004/01/12 10:14登録)
薄いからサクッと読めるし現代的な話だから読みやすかったです^^でも暗い話だな−って思っちゃいました(苦笑)

No.7 6点 小太郎
(2003/06/11 22:16登録)
期待が大きかったのでかなり不満。
途中まで夫婦交換の話かと思いました(汗笑)

No.6 7点 しゃんてん
(2003/04/15 11:24登録)
 なんとも不思議な後味の悪さを残した作品。 主人公たちはおとなで、その大人の汚さ、醜さ、エゴの充満しきった世界をリアルに描けているように感じた。
 主人公たちのような人間は私は嫌いだし、読んでいて、むかつくのだけども先が読みたくてたまらなくなってくる。ここに書かれている大人は汚く、醜い。しかし、否定しきれない。主人公の汚い考えに共感できさえする。共感できるからこそ、 余計に汚くいやらしく感じる、
 どんでん返しがあることは予想していたので、驚きはしなかったが、それでも思わずため息をついてしまう。

No.5 8点 玉椿
(2003/02/12 05:40登録)
何がイイって表紙がイイ。
ばっちりの「湖」。
僕は真相に最後の最後まで気が付きませんでした。
皆さん頭イイ。
犯行動機がなんだかなぁ、でも物語りの雰囲気が最高。

No.4 8点 流破
(2002/09/30 11:09登録)
良い意味で短編のような作品。メイントリックは「なぜ、みんな殺人事件に協力するのか?」うまいなー。最後に犯人が誰だか分からない状態で終わらせるのも氏ならでは。
腹八分目(ちょっと足りないようで実はちょうどいい)小説。

No.3 4点 寝呆眼子
(2002/08/30 19:58登録)
かなり早い段階で、真相に気づいてしまったせいか、まったく盛り上がれずに終わってしまいました。東野さんの作品としては、はじめてハズレを引いた気分です。

No.2 6点 ao
(2002/07/21 16:31登録)
「なぜ殺人の証拠隠滅に全員が協力するのか」というのが本書の最大の謎。その謎がいたるところでぶち当たり、読者を離さない展開の運びなどはうまい。それに対する解答は、意外性はなく想像通りだったが、サスペンス性といい物語性といい、良作ではあると思う。でも東野圭吾の作品としてみれば小品である印象は拭えない。

No.1 8点 H・M
(2002/07/13 18:30登録)
ラストで、やられた。(いい意味で)

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