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ミステリの祭典

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私が彼を殺した
加賀恭一郎シリーズ

作家 東野圭吾
出版日1999年02月
平均点6.25点
書評数48人

No.28 6点 ある
(2010/02/25 11:31登録)
同種の『どちらかが~』よりも,きちんとした「証拠」があり,こちらの方が好きです。
初めから,誰が犯人か?を想像しながら読んでいたので面白く読めました。

No.27 5点 E
(2010/01/17 20:03登録)
事件のトリックや、次々に出てくる"矛盾" "疑惑" に二転三転していく犯人像。しかも解決編がないし!!
自分で推理するという究極のミステリー小説であり、様々に考えさせられるトリックの展開進行は楽しめました。
でも、登場人物に対して非常に好感が持てず;
特に兄貴・・・・・お前、危険!!

No.26 6点 江守森江
(2009/09/23 18:43登録)
作者が解決編を放棄した形式の読者挑戦物の第二弾。
前作みたく犯人特定に“難”がある訳ではないが、フーダニットとしては、潜ませた伏線に気付けるか?の閃き推理クイズと云った趣。
捜査視点では、指紋採取結果が出た時点で犯人の目星が付く(その事に犯人が気付かず実行したマヌケさはスルーしましょう)ので、フーダニットとして成立させる為に容疑者三人の一人称を章毎に切り替える形式にした作者の苦心が察せる。
私的に、全カプセルの行方をロジカルに突き詰める部分は嗜好のド真ん中なのに全体として好みから微妙にズレる辺りが東野圭吾作品らしい。

No.25 8点 だい様
(2009/09/14 09:44登録)
加賀恭一郎シリーズ第5弾

『どちらかが彼女を殺した』同様本文で犯人が明かされてないという作品。
前作『どちらかが〜』よりテンポの良さを感じ、また犯人探しもわかりやすく感じられ満足できる内容でした。

『歪んだ愛しか知らない彼女は、彼を愛する女を演じることで、過去の呪縛から逃れようとしたのだ。愛する相手は彼でなくてもよかった。だから彼を殺した犯人もまた、誰でもいいのだ。』

というフレーズが印象的でした。

No.24 7点 simo10
(2009/09/10 22:24登録)
犯人当て推理小説第二弾。
三人の容疑者の視点が入れ替わりながらストーリーが進んで行き、それぞれに殺意があり、自分が実行したと思い込んでいるところが何とも面白かったです。
また、容疑者のキャラクタがいい味を出おり、特に、雪笹香織が「それを買いなさい」と念波を送ったシーンが笑えました。
まるで東野氏の念波が込められているような一文です。
結局自分では犯人が分からずにさっさと袋とじ解説を見てしまったのですが、なるほど、今回は第一弾よりはずっと納得の行くヒントが提示されており、よく考えれば分かるようにできておりました。
第三弾が出ればぜひ見たいです。

No.23 6点 こう
(2008/11/02 22:14登録)
 これも「どちらかが彼女を殺した」と同様で趣向自体は面白いと思いますが個人的には長編推理クイズのような印象で謎も魅力的ではありませんでした。読者に推理してもらうために謎のレベルを落として意図的に作られたのでしょうが作品自体の面白みはありませんでした。三作目も構想中らしいですが面白い謎を提示してもらいたいです。

No.22 5点 COBRA
(2008/06/13 14:15登録)
試みは好きだけど、
普通に最後、犯人が分かる方が楽しいと感じた。

No.21 7点 白い風
(2008/05/17 12:40登録)
「どちらかが彼女を殺した」の3人バージョンですね。
個人的には前作の方が緊迫感があって面白かったかな。
純粋に推理をする(楽しむ)作品、好きなもんで。

No.20 6点 シーマスター
(2007/12/18 20:35登録)
「どちらか・・」よりは話が面白いが、なぜこういう形にするのか、やはり理解できない。

容疑者が一堂に集められてから各章がどんどん短くなっていく展開は緊張感が醸し出されて悪くないが、この3人だったら誰が犯人でもいいや、としか感じられないキャラ達なので加賀刑事以上に余裕を持って詰めに臨めてしまった。

もちろん正解は分からず。

No.19 5点 いけお
(2007/10/10 13:09登録)
どちらかが・・よりは好き。
という程度。

No.18 5点 spam-musubi
(2007/08/17 09:09登録)
こういうスタイルの本だということを全く知らずに読み進めていったので、
最後のページでは唖然呆然…(涙)。
文庫本の袋とじを読んで、15分考えて、やっとこ犯人に思い当たりました。

私自身は、読みながら推理をせず「気持ちよく騙されたい」タイプなので
この終わり方はちょっと苦手です。読んでる最中は引き込まれたのですが。

No.17 7点 akkta2007
(2007/07/31 12:32登録)
一般の作品と少し違い、最後まで犯人がはっきりしないのが・・・
この作品の良いところなのかなと感じた。
しかし、じっくり考えてみると犯人はやはり一人しかいないようにも感じる。あえて誰が犯人かは書かないが・・・・
いったい誰が犯人なのだろうかと思うところがこの作品の狙い目なのだろうけど・・・・

題名にもあるように、「私が・・・」犯人であると思う。
読みやすさは相変わらず、東野作品でると感じた。

No.16 3点 主任技師
(2007/06/01 23:53登録)
どうもすっきりしない・・・

No.15 8点 さとりん
(2005/08/01 14:54登録)
ストーリーは、面白かったんだけど、、、やっぱり犯人がわからなぃ。
せめて袋とじを読めば誰でもわかるようにしていてもらぃたぃ。

No.14 7点 クッキー
(2005/01/19 15:33登録)
非常に楽しく読めました。
しかし
「どちらかが〜」と比べて
トリックが甘いと私も思います。

調べたところどうやらメフィスト版から
変更しているみたいです。

・犯人が違い(神林貴弘が犯人)
・前妻はいない
・全員が「私が殺した」と言っている
らしいですよ。

やっぱり大本の方がうまくまとまってて
いいですね。

ぜひそっちも読みたいなぁ。

No.13 7点 クッキー
(2005/01/19 15:32登録)
非常に楽しく読めました。
しかし
「どちらかが〜」と比べて
トリックが甘いと私も思います。

調べたところどうやらメフィスト版から
変更しているみたいです。

・犯人が違い(神林貴弘が犯人)
・前妻はいない
・全員が「私が殺した」と言っている
らしいですよ。

やっぱり大本の方がうまくまとまってて
いいですね。

ぜひそっちも読みたいなぁ。

No.12 7点 Ryu
(2004/08/19 23:46登録)
犯人当て好きだから、こういうのもっとやってくれなかなぁ。想像力も必要な奇抜なトリックでやって欲しい。無理か。

No.11 9点 馨子
(2004/07/18 01:02登録)
文庫とノベルスで内容が違うのかと思って読み直してしまったのだが、ノベルスには袋綴じ解説がないだけで、作品の内容は一緒でした。
袋綴じで、自分の推理が当たっているらしいことが分かってうれしかった。でも、当てても自慢にはならないかもなー。
容疑者3人のそれぞれが殺意を抱くまでの心理や、加賀刑事に追い詰められる場面などが楽しいので、犯人が特定される場面がなくても十分満足できました。

神林貴弘が最後に居間で他の容疑者を助けるような発言をしたのは確かに謎ですね。指紋の件もそうですねー。そんな初歩的なミスしないのが普通ですね。

でも読んでいる最中とても楽しかったので9点!

No.10 9点
(2004/03/04 23:07登録)
きちっと読み込んでいけばたいていの人には解けると思います。探偵が世界の上位からデウス・エクス・マキナのようにあれこれ指示して謎を解くスタイルでないからなおいいです。
気になるのは、袋とじ解説編。本編と食い違っている部分があるような気がしたのはあたしだけだろうか……。

No.9 6点 ぶんぶん
(2004/02/15 12:32登録)
途中で疲れてしまったから。。

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