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ミステリの祭典

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放課後

作家 東野圭吾
出版日1985年09月
平均点5.52点
書評数67人

No.47 8点
(2009/06/25 16:02登録)
青春推理は好きな分野。予想を裏切らず、ストーリーもトリックも上質で、まとまりの良いバランスのとれた作品でした。乱歩賞は伊達じゃないと思います。
動機に問題があるという評価が多いようですが、全く気になりませんでした。というよりも、違和感がなかった、という記憶しかありません。でもみんなの書評を見ていると、再読の必要がありそうだなと感じました。再読後、再評価するかもしれません。

No.46 3点 給食番長
(2009/06/18 00:38登録)
密室トリックはまあまあだと思うが、動機はあまりにも身勝手、傲慢、エゴイズムの極みだろう。
人の命を何だと思っているのか。自分達のプライドを守るためなら人殺しをしてもいいのか・・・人を殺すよりは自殺すべきだろう。
ていうか東野、必死だったんだね。

No.45 5点 ミステリー三昧
(2009/05/25 14:13登録)
<講談社文庫>東野圭吾のデビュー作品(長編/1985)です。
江戸川乱歩賞受賞作です。東野圭吾初体験ということでワクワクしながら読んでた記憶があります。その分この作品を読了したとき、期待はずれな印象がありました。




(ネタばれです。)
密室トリックは結局、物理的な話に落ち着いてしまったのが残念でした。最初の入れ替えトリックの方が好きでした。

No.44 6点 vivi
(2009/04/25 02:09登録)
ネタバレ気味です。

読み終わって、一晩頭を冷やして見たけれど、
やっぱり色々と不満があります。
動機は、もう別にいいです。
でも、それを補う伏線が、やっぱり弱いですよね。
密室トリックも、彼女はいつ自分のを置きに部室に行ったんだ?って感じだし、
何度読んでも、それらしき記述は無い。
衝撃のラストにいたる伏線は逆に分かりすぎるほどはっきりしすぎて、
主人公が愚鈍に見えます(^^;

しかし、まあ、デビュー作だし、ね。
乱歩賞って言うのが、ホント?って感じですけど。

No.43 5点 こう
(2008/06/23 00:23登録)
 20年前に中学生の時読んだのですが、その時は最後が全く納得いかず、その後しばらく東野作品を全く読まなかったのを思い出します。
 エッセイによると「普通の大人では理解できない動機による殺人」を作者は書きたかった様ですが当時個人的には面白くも何ともなかったですし理解不能でした。
 今になると現実でも「理解できない動機」の殺人もありますし作者が例え「殺したかったから」という動機でも作品自体は否定しませんが、個人的には今でも納得しやすい動機の作品が好きです。
 作品全体は今なら楽しめるかな、と思います。

No.42 6点 COBRA
(2008/06/13 14:58登録)
問題の動機はOKだと思う。
そして、ラストもOKだと思う。
そういった意味で、挑戦魂を感じるデビューは渋い!

No.41 6点 VOLKS
(2008/05/31 11:16登録)
殺人の動機に関しては納得いかないところもあったが、総じて楽しめる作品だった。また、変に恥ずかしくなるようなくすぐったい学園モノではなかった点も良かった。
さすが東野氏、と言わざるを得ない物語の展開、文章、素晴らしいデビュー作品だと思う。

No.40 6点 spam-musubi
(2008/04/17 11:52登録)
学校が舞台ということで、生徒たちの瑞々しさや純粋さ、
そして純粋ゆえの残酷さが描かれていて面白かったです。

動機について言うと、大人から見て「たったこれだけ」の
ことで人を殺してしまうからこそ、女子高を舞台にした
意味があるのでしょう。
が、なんというか、救いのないラストですねぇ。
これは個人的にはあまり好きではありませんでした。

ちなみに№33の方、南京錠は施錠するときにカギを使いません…

No.39 8点 Tetchy
(2008/04/06 00:19登録)
東野圭吾作品に着手という事で出版順から読んでみる事に。
ということでオイラにとってこれは東野初体験。
だから全く先入観なく読めた。

で、感想は、確かにあの動機は弱いし、特に性の多様化した今では、納得の度合いはかなり低くなっている。

しかし、ミステリとは別の部分、特にもう取り戻せない高校時代に体験した体育祭の準備風景、体育祭の生徒たちの躍動感、放課後の部活の雰囲気などが妙に心に響いた。

で、この作品で大いに納得行かないのは、主人公が妻に堕胎を強制するところ。
子供を教える教師が子供を産むなというかぁ!?
もうあのラストシーンのために無理矢理こじつけたかのような布石だ。

こういうふつーでは考えられない心境を平気で書くところが東野の欠点なのかもしれん。

No.38 5点 白い風
(2008/02/18 23:19登録)
他の作品を読んだ後に読んだせいか大きな差を感じました。
この作品を含め東野さんの学園物は若いですね。

No.37 7点 イッシー
(2008/02/16 00:00登録)
登場人物が個性豊かに書かれていておもしろかった。
ただ、犯人の動機は理解できない。

No.36 5点 マサトメ・J
(2008/02/03 17:52登録)
東野先生の処女作ですか・・・・まぁ楽しめました。

No.35 3点 マニア
(2007/12/31 03:06登録)
トリックとかは良かったけど、主人公には全く感情移入できなかった。動機も、はぁ?

No.34 5点 nishi
(2007/11/03 18:19登録)
評判ほど悪くないと思う。

No.33 5点 いけお
(2007/10/10 12:26登録)
東野圭吾だから辛口になってしまうが、普通のミステリ。
動機が・・・という話が多く感じるが、個人的にはありだと思った。

No.32 4点 yoshi
(2007/09/29 21:01登録)
二段構えになってる密室トリックですが、
最初に女子高生が解くあの解答は、成り立ちませんよね?
女性教師が着替えている間に鍵を取り替えたら、
女性教師が着替え終わって鍵をかけようとしたときに、
鍵穴が合わなくて回りませんよね?

それなのにみんなが納得してしまうのが納得行かないのですが・・・。

No.31 9点 姑獲鳥
(2007/08/04 21:40登録)
とてもレベルの高い作品だと思います。ただ、主役の男の人に感情移入できないところだけが難点でした。

No.30 5点 dei
(2007/07/24 18:21登録)
普通な作品。
これよりも良い東野作品はいくらでもあると思う

No.29 8点 akkta2007
(2007/07/22 15:22登録)
東野圭吾の原点である。
デビュー作にしては、ストーリーの構成、展開、読みやすさ等すばらしいと感じた。
「殺人の動機がいまいち」と思ったが、実はそれがこの作品における東野氏の狙いだったらしい・・・後で知った。
大人には理解しにくい作品に仕上げたかったらしい。

作品の中でアーチェリー部が出てくるのも珍しいのでは・・・・
密室で起こった事件の謎も十分満足できる展開であった。

どちらにしろ乱歩賞受賞作であることには間違いない。

No.28 4点 主任技師
(2007/06/01 23:47登録)
(略)

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