home

ミステリの祭典

login
十角館の殺人
館シリーズ

作家 綾辻行人
出版日1987年08月
平均点7.92点
書評数279人

No.159 8点 マニア
(2007/12/30 13:25登録)
あの有名な台詞を読んだ時のカタルシスは今でも忘れない。

話の展開自体は正直そこまで面白くなかったけれど、結末だけは最高だった。でも、トリックには無理があるかな?それを差し引いてもよかった。このころの綾辻、カムバーック!

傑作ですね!

No.158 4点 とらさん
(2007/12/14 15:37登録)
これは結局過去の作品へのオマージュでしょう。
あれとあれが入ってるから次はあれかと思ったらそこまでで、ちと肩透かしくらった。
あだ名で呼び合うのも意味がバレバレだから本来のトリックというよりシャレぐらいにしか思わなかったし。
ほんでも過去の作品を逆手に取ってる、つもりでさらに逆をいくところに新鮮味があったからそれは良かった。
でもみんなわかってるのかな~。

No.157 9点 深夜
(2007/11/15 13:00登録)
淡白な感想ですが、単純に面白かった。

No.156 6点 kkk
(2007/11/05 18:39登録)
読みやすいんですが、登場人物の名前のせいでちょっとイメージしにくかった。そして例の1行なんですが、なんとなくこいつが犯人なのかな~と思っていた所に予想どうりの犯人が唐突に明らかにされてしまって、ビックリと言うより拍子抜けしてしまいました。
最近ミステリーを読むようになって、色々調べていると、かならずこの作品は出てくるんで、過剰に期待しすぎていたということもいえるかもしれません。未読の方はあまり世間の評価に惑わされず、先入観をなるべく持たないようにして読みましょう。

No.155 10点 nishi
(2007/11/03 17:59登録)
面白いし読み易い。

No.154 7点 おしょわ
(2007/10/18 21:25登録)
なぜか例の一行で驚きを感じれませんでした。(想像していたのではなく注意不足?)
でもやっぱし名作ですね。

No.153 10点 こもと
(2007/10/17 11:25登録)
 長いことミステリを読み続けていると、情けないことだが、「読了した記憶はあるものの、内容をさっぱり忘れてしまった」という本も少なくない。
 だが、この本は読了から20年が経っている(その間、再読もなし)にもかかわらず、内容を鮮明に思い出すことが出来る・・・それ程、インパクトのあった作品。
 書評の中で、皆さんが書かれていますが、私も「たった一行」に息を呑んだ一人です。

 追記(2008/03/16):先日、書店で講談社文庫の改訂版をパラパラとめくってみたら、今回は例の一文が、翌頁の一行目にくるように編集されていて、思わずニヤリ。 確かにこれで、驚きは倍増するはず・・・講談社もなかなか粋なことをしますね(笑)

No.152 8点 いけお
(2007/10/10 11:16登録)
無理やりな設定、ありえない登場人物などつっこみどころは満載だが、やっぱりあの一言はすごい。

No.151 8点 カッパのサンペイ
(2007/10/09 18:41登録)
お互いにニックネームだけで呼び合う不自然な状況。すべてはあの一言のために。私のテキトウな推理があの一行ですべて崩れ去った。

No.150 8点 akkta2007
(2007/09/25 19:35登録)
初めて綾辻作品を読ませてもらったが・・・内容的には満足であった。
事件の発生、展開、結末と流れも非常に良く出来ており、読み始めると最後まで一気に読んでしまった。少し強引かなと思う場面も少々あったが・・・
登場人物の名前に少し違和感を感じた・・・
しかし夢中になれる作品であることには間違いなし!

No.149 10点 ぷねうま
(2007/09/19 13:37登録)
例の一行で、僕の頭の上に浮かんでいたでっかいクエスチョンマークの上の棒をぐいんと真っ直ぐにさせられて「!」となりました。気持ちよく騙される快感を教えてくれた作品。
ただミステリ初読の作品なのに、登場人物がいきなり古典の作家名なのには疎外感を感じた。これは僕のせいですが。
客観的に見たらこの作品は10点ではないのかもしれないと最近思っている。

No.148 10点 あびびび
(2007/09/18 19:15登録)
確かに文章的な不満を持つ読者もいるだろうが、あの一言に驚かずにはいられない。だいたい犯人は見当がついていたが、それでもあの一言は度肝を抜かれた。
古典のような読後感が名作を証明している。
これ以上、何を望むのだろうか?

No.147 9点 spam-musubi
(2007/09/06 10:42登録)
もうね、びっくりですよ。あの一行の衝撃は絶対に忘れられません。
登場人物のあだ名、会話の中身、その他確かにケチをつけようと思えば
いくらでも付け所はあるかもしれませんけど、そんなことにこだわって
いたら勿体無い。
やっぱりこういう絶大なインパクトのある作品を読みたいですねぇ!

No.146 8点 くりからもんもん
(2007/09/03 22:57登録)
こういうのはすなおに騙されるに限ります。お金払ってるんですから愉しまなきゃ損。そういう意味でたっぷりと愉しめました。

No.145 7点 姑獲鳥
(2007/08/04 21:25登録)
アイディアは良かったと思ったのですが、キャラがいまいちでした…

No.144 10点 NOTE
(2007/07/28 22:58登録)
No.1一撃必殺小説。

No.143 10点 jaws
(2007/07/16 22:54登録)
動機がしょぼい、会話も不自然、文章も未熟・・・。
でも、やはりこの作品につける点数は10点以外に有り得ない。
有無を言わせぬ圧倒的な疾走感と、この構成の凄さ!! 10字に満たないあの一行での種明かしは、読者には意味が分かっても登場人物は誰も不審に思わないというすさまじさ。
同作者の時計館、東野の悪意と並んでマイベストミステリの1つです。

No.142 10点 dei
(2007/07/16 17:43登録)
ミステリにはまるきっかけになった作品。
読むのを止められなかったし、ページをめくるのさえわずらわしく感じたのを覚えてる。

No.141 10点 VOLKS
(2007/07/07 20:40登録)
「本来、推理小説というものはこうあるべき」といえる、非常に解りやすく、しかも面白い作品。奇をてらうことなく、真っ向から読者に投げかけている。好感が持てた。

No.140 10点 弓月
(2007/06/19 22:38登録)
 一番印象的だったのは、島の二日目に、何者かによってテーブルに並べられたプレートでしょう。第1~第4の被害者、最後の被害者、探偵、殺人犯人という7枚のプレート。あれは、恐ろしいですね。
 これだけ綿密に練られた犯行計画、いわばこれは完全犯罪成功なんじゃ・・?とも思えるものなのに、読者に対して真相の明かし方がたったの1行で行っているのは鮮やかですね。犯人の見当がついていたんですが、それでも鮮やかでした、あの一行は。

279中の書評を表示しています 121 - 140