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ミステリの祭典

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占星術殺人事件
御手洗潔シリーズ

作家 島田荘司
出版日1981年12月
平均点8.21点
書評数201人

No.101 5点 VOLKS
(2007/08/30 20:46登録)
正統派なミステリィ作品という感じがした。
丁寧に読み進めていけば、途中できちんと謎解きが出来、犯人も解る。冒頭部分は非常に読みづらいが、そこさえクリアすればバタバタと登場人物達が殺されていくので、残りは一気に読める。ただ、事件と主人公達の推理の時差があるので、文体作りとしては今ひとつ読みづらさも感じた。

No.100 9点 spam-musubi
(2007/08/09 08:43登録)
この本を読むと、そこら辺の推理小説に書かれているトリックが「ちんけでせせこましく」見えてしまって困る。

No.99 10点 レイ・ブラッドベリへ
(2007/08/09 01:40登録)
ああ、何度読んでも面白い。読書の楽しみを満喫できる最高の一冊である。
「梅沢平吉」により残された手記をめぐって、御手洗と石岡が交わす会話のなんという面白さよ。その中で提出される、前代未聞の殺人事件の謎の大きさよ!その不可解さよ!

解決編を読んで「生きていて良かった。この本を読む事ができて良かった」としみじみ思った。
これは、日本のミステリーが到達した最高峰である。
そしてその完成度故、これを超える作品は今後、絶対に現れないであろうということを確信するものである。
<P.S>
ミステリーの探偵役が発する数ある「ユリイカ!」の中で、本作のものは最も印象的である。
この上なく唐突でユーモラスで微笑ましくて……そして何かしら感動的である。

No.98 10点 姑獲鳥
(2007/08/04 01:46登録)
トリックに脱帽しました。御手洗さんのセリフにもあるように手記は一寸きつかったけど、とてもバランスの良い作品だったと思います。御手洗さんがとても素敵でした(笑)

No.97 9点 おしょわ
(2007/06/27 21:58登録)
これぞ推理小説。

No.96 9点 野間
(2007/06/17 01:28登録)
手記が長く感じます。
それさえ過ぎれば奇怪な探偵と常識人なワトスン役と出会えます。
手記が無ければ作品として成り立ちませんがあの手記が相当読みにくいので1点下げてしまいました。
作者はこれでも削ったのでしょうね……
トリックはよく考えたなと、ひたすら感心ですね。
これほどまでにフェアプレイ、ヒントが多く自分でも解くことが出来凄く満足でした。

No.95 8点 vivi
(2007/06/09 00:33登録)
とんでもないトリックでしたが、作者の親切な示唆のおかげで看破しました。
大仕掛けなトリックは島田氏の持ち味ですね。

No.94 8点 jigsaw
(2007/05/30 16:32登録)
読みやすいというわけではなかったですが、自分はミステリーに対してトリックに重きを置いているので楽しめました。

No.93 5点 重金属
(2007/05/24 21:31登録)
読み難いかも・・・

No.92 10点 ひろ
(2005/08/19 04:42登録)
推理小説というトリック・謎解きということだけでなく,その中で描かれるキャラクターとその人生,作者の的確な人間心理・観察・洞察,そして社会のひずみと問題提起といった楽しみ方が多岐に渡る所に奥深さを感じました。深く感動させて頂きました。

No.91 10点 KAM
(2005/08/03 02:35登録)
実を言うと、一回挫折した本。高校2年のとき勧められ、読んでみることになったは良いけれど、初めの手記が終わったあたりで「電話帳を読まされた気分」という台詞をうけ、「全くだ!!」と放棄してしまった。今思うと、なんであの時あと少し、あと少しでも読み進めてみなかったのか。そこには素晴らしく奇怪な事件と素晴らしくコミカルな探偵があなたを待っていたというのに…と。結局すべてをもう一度読んだのは大学一年になってから。あのときの興奮は忘れない。なんか自分にも解けそうだ! と紙に図を書いて推理したなあ。解けたときの感動、きっと御手洗さん以上(笑)途中難しい話もあったけど、スラスラ読めた!!
ビバ・島田荘司! どこまでもついていきます!!
金田一は知らなかったから、逆に読んでみたいと思った。

No.90 10点 Tetchy
(2005/07/30 15:36登録)
初めて読んだのは大学1年生のときで今から十数年前。
あのときの驚愕は今でも鮮明です。
この作品から私のミステリ読者人生が始まりました。
だからこの点数以外、あり得ません。
色々盛り込まれたガジェットも本格ミステリには必要な要素だと思います。
皆さんのコメントにある『金田一少年〜』はまだ連載されていないときにこの作品を読んでいましたから、逆にマンガでメイントリックが使用されていたのを見て激怒しました。あの事件を扱った金田一少年の単行本は絶版にすべきですよね?

No.89 5点 ういける
(2005/07/11 16:34登録)
確かに最初の「手記」の部分は難解。全体としてはスラスラ読めて面白い(途中の緯度の話がよく解らんが)。しかし、どんな事件も一瞬で解決する御手洗がなんでこんなにてこずったんだ?鬱病だったからか…

No.88 10点 名無し
(2005/07/04 03:31登録)
最初のとっかかりはきついけど、それさえ越えてしまえば面白い。
金田一を読んでいても面白いと思う。名作。

No.87 10点 みや
(2005/06/14 17:05登録)
何度読んでも、このトリックは歴代最高です。

No.86 9点 如月雪也
(2005/06/05 06:06登録)
ちょっと癖のある文章なので、読むと疲れるのが難点。
でも、このトリックはやっぱりすごい。

No.85 6点 760
(2005/05/15 21:52登録)
このHPの評価を見て、では、ってことで読みました。トリックは、金田一知らなかったので「なんじゃそりゃ?」と純粋に感動しました。喫茶店で紙人形で作って確認したほど!
・・・しかし、読みにくすぎ!読んでてむちゃくちゃ疲れる。冒頭はもちろん、最後までしんどかった。従ってやや厳しくさせていただきました。

No.84 10点 Q
(2005/04/21 19:50登録)
歴史的業績を加味しての点数。



もちろん差し引いても同じ点数であることは言うまでも無い。
上限が10点なのがもどかしい!

No.83 9点 ルルファー
(2005/03/30 20:41登録)
いやいや、美しいです

No.82 8点 桜ノ宮
(2005/03/17 23:43登録)
同じく金田一にやられました・・・・。w
でも、スケールの大きさや、当時のミステリの事を考えると凄いと想います。
御手洗シリーズ全部読むぞー♪

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