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ミステリの祭典

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覆面作家の夢の家
覆面作家シリーズ

作家 北村薫
出版日1997年02月
平均点7.00点
書評数15人

No.15 7点 虫暮部
(2023/09/07 13:13登録)
 レッド・へリングが殆ど無いんだ。再読なので良く判る。カードを伏せて一列に並べて、“こうですよ” と捲って見せるだけ。そのカードの並べ方が意外と真相そのまんまで、捻りや工夫が見られないかも……。
 「覆面作家と謎の写真」。一番不思議なのはどこでしょう、と言う切り口は上手い。
 「覆面作家、目白を呼ぶ」。この方法は殺人罪に問えるのだろうか。車の落ち方がじっくり描写されていて息が止まってしまいそう。
 「覆面作家の夢の家」。厳しく言えば、ゲームと言う形で逃げている。この格調高過ぎる暗号を、現実の事件として作品に出来る人がいるのではないか、そういう風に書かなきゃ、と思ってしまう。
 “東江戸川女子大” って『おじゃまんが山田くん』からの借用だよね。

 やはり、ミステリ要素以外の部分はとても好ましいんだけどな~。キャラクターは大好きなんだけどな~。

No.14 5点 ボナンザ
(2021/02/13 17:30登録)
意外にあっさり終わった最終巻。このくらいがちょうどいいのかも。

No.13 7点 文生
(2017/11/05 19:39登録)
肩の力を抜いてサクサクと読める軽ミステリーの佳作。完結編である第3弾はラストシーンの美しさに1点プラス。余韻の残る良い最終回でした。

No.12 6点 まさむね
(2013/02/16 21:20登録)
 覆面作家シリーズ完結編。
 岡部兄の結婚という展開の早さに,冒頭から驚かされました(笑)。前作同様,会話シーンが実に楽しく,ラストも美しい。
 読み心地の良いシリーズだったし,3冊で完結してしまうのは惜しいなぁ。もうちょっと二人を見ていたかったのだけれど…。

No.11 3点 ムラ
(2011/02/11 10:05登録)
目白はそういうやりかたもあるのかぁと想って面白かった。
写真はちょっと弱め、夢の家は流石にわからなかったけどああいうダイイングメッセージのやりかたもありね。
全体的にほんわかとしていた楽しめた。この二人はこの後どうなるのかねぇ。

No.10 8点 E
(2010/01/01 22:39登録)
終わってしまいました・・・
最後のシーンは好きだぁ☆良かったですな。
ミステリー内容より二人の恋模様ばかり気になってしまった。

No.9 9点 あるびれお
(2009/09/29 08:20登録)
最終話は予定調和!
だから何だって言うんだ?
それで良いじゃないか。
このシリーズの一冊目だったかに、「ローマの休日」を見て新聞記者になろうと思った人がたくさんいた、という話が出てくるが、この本を読んで「ミステリー雑誌の編集者」になろうと思った人っていたりしないのかな?

No.8 6点 vivi
(2007/08/20 02:47登録)
「目白」の話は、ある意味怖かったです。
アレをされたら、絶対事故るな・・・

最終話、良かったです。
ああ、そこに落とすのか~と(^^)
血なまぐさい事件に倦んだら、ぜひ♪というシリーズです。

No.7 10点 yama
(2005/06/04 13:15登録)
前の間違えです。

No.6 5点 yama
(2005/06/04 13:13登録)
私、北村薫の大ファン。この作品と「冬のオペラ」
一番面白い!と思っています。
いろいろな人読んで!(読みやすいし)

No.5 7点 なの
(2004/09/22 15:58登録)
ラストに大満足。
ハッピーエンド万歳!

No.4 6点 884
(2003/12/26 11:51登録)
 回を増すごとに話が小粒になってる気がします。
 エンディングはきれいにまとめたような、そうでもないような(笑)。

No.3 8点 風羅
(2003/02/08 21:55登録)
読後感が大好き!ほのぼのしていて、あたたかい小説だと
思います。

No.2 8点 Take
(2001/02/23 22:50登録)
覆面作家が可愛くていい。読んだ後に満足感があった。

No.1 10点 亜佐美
(2001/02/14 10:32登録)
最終話がめちゃめちゃかわいくていい!!

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