長い家の殺人 探偵信濃譲二シリーズ |
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作家 | 歌野晶午 |
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出版日 | 1988年09月 |
平均点 | 4.87点 |
書評数 | 62人 |
No.22 | 3点 | くりからもんもん | |
(2005/07/18 23:02登録) 他の方同様にトリックはすぐわかったんですが、壁の移動にどんな斬新な方法が出てくるのかと期待していたのに、ロッカーに隠したベニア板とは.... 冗談かと思いました。 短い本なのに何度も途中でやめそうになりました。それがこの本のレベルかと思います。 |
No.21 | 4点 | Tetchy | |
(2005/07/06 21:02登録) だいたい皆さんの感想にあるようなことを感じました。 ・タイトルでトリックが解る ・第2の殺人の真相はちょっと・・・ 第1の殺人のトリックも部屋の名前のつけ方で6〜8割解ってしまうのでは。 信濃譲二はキャラクターとしては印象付けるために創りすぎている感が否めませんでした。 |
No.20 | 5点 | 如月雪也 | |
(2005/06/05 05:28登録) ミステリは茶目っ気よっ。という人にお奨め? 信濃探偵君は嫌いなタイプだけど、お話は結構好きです。 |
No.19 | 4点 | Platonic Pimp | |
(2004/10/15 14:15登録) 信濃譲二は今までにないタイプの探偵で好きです。 実在してたらウザイけど。 トリックははっきり言って猿です。 特に2つ目の殺人、わかるにきまってんだろーーーって感じです。 犯人を***吸いながら落としてくシーンは面白かった。でも普通***吸ったらボーっとして推理できないと思うんだけど…。おそるべし信濃 |
No.18 | 3点 | ||
(2004/09/24 01:10登録) タイトルが悪い。 タイトルでメインの物理トリックがわかっちゃうんだから… プロローグの「マリ…」という犯人の台詞はミスリードとしては、ちょっと安易過ぎると思う。 ここまで安易にやっちゃうと、ミスリードを効果的にやろうとして苦労している作家さんがかわいそうだ、と思った。 |
No.17 | 4点 | パブロピカソ | |
(2004/09/23 17:19登録) 力が無い。処女作だという衒いも恥も無い。有体に言ってしまうと面白くないのだ。当時風当たりが強かったのは頷けることだ。 |
No.16 | 6点 | 僧正 | |
(2004/09/19 11:15登録) トリックはすぐにわかってしまった。 マリファナ、ちょっとやってみたいと思ってしまった… もちろんやってないですよ。 バンド・音楽業界には余り詳しくないので単純に楽しめた。 詳しかったら、恥ずかしくて読めないらしいけど… |
No.15 | 5点 | Ryu | |
(2004/08/19 23:25登録) あのトリックってこの人が最初なの?じゃなかったら…あと、あれは暗号なんだろうなって思ったけどなんか解く気無かった… |
No.14 | 6点 | 桜ノ宮 | |
(2004/07/14 22:32登録) まぁ、なくはないけど、ちょぉぉおっとなぁ・・っと。 |
No.13 | 4点 | バファックス | |
(2004/07/03 02:04登録) 音楽とか、建物とか、オチにかかわるあれとか、意匠がちょっと、つらい。 |
No.12 | 4点 | ウエストウッド | |
(2004/06/19 18:48登録) 登場人物が皆頭悪すぎ! |
No.11 | 5点 | でんぷん | |
(2004/03/31 22:00登録) トリックが簡単すぎて分かってしまう。というか、想像したらそれだった。作品自体は結構好き。 |
No.10 | 6点 | ばやし | |
(2004/01/11 17:41登録) 白い家の殺人読んだ後でこの作品読んだから意外と普通でびっくりした(笑)悪魔崇拝とか黒魔術とかそうゆうの好きな作家かな〜っと勝手に思ってたから(苦笑) |
No.9 | 5点 | モトキング | |
(2003/12/11 15:23登録) 島田荘司が推薦するのも頷ける。 最近ほとんど類を見ない、一見して全てがわかるという、非常に破壊力のある物理トリック。 このトリックが、良くも悪くも今作の全て。 自分の色、想いを読者に伝えるという意味では、非常に効果的な、正に名刺的デビュー作。 ミステリとしての拙さは見え(隠れ?)るものの、以上の意味でこんな点数。 |
No.8 | 6点 | myk | |
(2003/11/15 00:07登録) 後半の殺人事件は理解に苦しむ。前半の殺人は容易に見破られるがなかなかのトリックだと思う。 |
No.7 | 4点 | 寝呆眼子 | |
(2002/08/29 21:07登録) トリックも容易に推測できたし、文章も、お世辞にも良いとはいえず(失礼!)、当時、「新本格」の書き手として出てきたデビュー作の中では、下位に位置すると感じました。ただ、この作者が後にこれほど成長するとは...島田さんの眼力には脱帽します。 |
No.6 | 6点 | ギザじゅう | |
(2002/07/27 00:16登録) やっぱり二回目の事件にはどう考えても無茶がある。 トリックもすぐにわかってしまった。 しかし探偵役の信濃譲二という人間は結構気に入った。 |
No.5 | 5点 | SHINE | |
(2002/07/08 23:29登録) 下のゲンタさんと同じく、第二の殺人は無理がありますね。第一の殺人はおもしろいと思います。思いこみって怖いなってつくづく思いました。全体的な内容はいたってシンプルで、これからミステリー読み始める人とかには入りやすいんじゃないかな。個人的に探偵役のキャラがあまり好きではないです。 |
No.4 | 5点 | テツロー | |
(2002/06/12 00:12登録) この信濃譲二という探偵役が、最初どうしても好きになれなかった。事件を解決した後に一席打つところで、何と言うか「それが、全てを見通す神のごとき名探偵の言うことか!? 何と青臭い!!」という風に感じてしまって。 もちろん、こういう考えの探偵キャラがいたって良いのだが、このキャラ、この作品に関しては、天上に位置すべき作者の意志が入り込みすぎてる気がして、恐らく作者と同じ価値観では無い僕にとっては、素直にうなずけず、反発してしまった。 トリックについては、確かに無茶苦茶分かり易い。(ちなみにクレイトン・ロースンの「天外消失」を連想したが、どうだろ?)もっとも、それほど否定もしない。それは、島田荘司先生の薦(名文ですよね)にもあるように、「僕にも、彼がこの小説でやろうとしているトリックが解った。しかしそれは(中略)まさしく好みの範疇だった」ということ。こういうトリックを真正面から描こうとする感性、言ってしまえば稚気のようなものだが、それは、ミステリに失って欲しくないものだと、そう考えるから。 |
No.3 | 3点 | のり | |
(2002/04/25 22:54登録) 本格モノの基本をおさえた、真っ当な作品だと思います。 しかし、バンドの描写はひどい。もう体中痒くなりそう。ハズカシー。発表されたのが80年代であったことを考慮に入れても、これはヒドい。どうして、小説のなかに描かれるロックってこんなに分かり易いんだろうか?オリジナル曲を話題に挙げておきながら、思いっきりコピーバンドだし、しかもスゴイ選曲。コードのトリックも有り勝ちだし・・・。 |