home

ミステリの祭典

login
グラスホッパー
殺し屋シリーズ

作家 伊坂幸太郎
出版日2004年07月
平均点6.10点
書評数30人

No.10 7点 E-BANKER
(2010/09/23 23:01登録)
本書もやはり「伊坂ワールド」全開の作品。
独特の言い回しや展開で、前半はちょっと冗長に思えるんですが、途中から一気に加速し、ラストへなだれこむ・・・という感じ。
殺し屋の”鯨”と”蝉”、そして普通の人”鈴木”・・・3人のストーリーが順番に語られ、そしてまるで運命のように1つのストーリーに吸い寄せられていく・・・作者らしい展開です。
あとがきでは、本書を「ハードボイルド」と括っていますが、ジャンルとしては分類不能、あえて言うなら「変な小説」とでも呼びたくなります。(いい意味で)
サブキャラもいい味出してます。特に、健太郎と孝次郎の兄弟(?)・・・生意気だけどこんな奴本当にいそうだなぁ。

No.9 8点 monya
(2010/07/19 18:59登録)
ラストのシーンの意味が分かってから冒頭をすぐ読み返した作品。
伊坂らしい濃いキャラクターやストーリーとかはもちろんこの作品の魅力だが、やはり最も凄いのは”仕掛け”だと思う
分かっていない人はネタばれサイトとかを見てみれば分かってくれると思う
ただの作品ではない

No.8 6点 あびびび
(2010/04/30 19:02登録)
「重力ピエロ」を映画で見て、初めて伊坂作品を呼んだが、売れている作家と言うのは、発想の転換というか、やはりどこか新しい。

平平凡凡と生きている人間は、こんなストーリーは考えない。その部分だけでも、やはりプロだと思う。

No.7 5点 isurrender
(2009/07/22 02:26登録)
ちょっと人が死にすぎですね
伊坂作品に死人はいらないんじゃないか

No.6 6点 だい様
(2009/03/04 13:48登録)
無難で読みやすく伊坂さんらしさが出ている気がしました。
単純に楽しむには良い作品だと思いました。

No.5 7点
(2008/12/26 07:58登録)
この人の作品は初めて。したがってまだ目が肥えていないので、十分楽しく読んだ。キャラクタの魅力性もよし、伏線の妙もまたよし。他の作品にも興味が湧いたのだが、この作品はこの人の作品としては風味が違うのだろうか。

No.4 4点 いけお
(2008/01/23 17:09登録)
無機質なラストも含め特筆するところが見つからない。

No.3 6点 ばやし
(2007/12/15 19:40登録)
残酷だけど全然暗くないのが凄いなーと思いました。登場人物がかっこよかったです。

No.2 6点 ぷねうま
(2007/09/19 21:32登録)
伊坂幸太郎の作品は基本的に肌に合わないのだが、その中でも一番楽しめた。ハードボイルド風の文体が多く、いつも感じる嫌味度が薄かったからだろうか。

No.1 5点 akkta2007
(2007/07/27 06:45登録)
伊坂幸太郎の作品を何種類か読んだが・・・・
正直、良くもない悪くもない、普通の作品であった。

3人の男の思いが重なる時、ある事件が動き出す。
普通の作品であった。

30中の書評を表示しています 21 - 30