皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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28842. | RE:作品の追加 弾十六 2020/10/10 03:34 [新作作家/作品の追加] |
クリスティ再読さま おばんでした。 > アーサー・コナン・ドイルの「勇将ジェラールの回想」を追加しました。 あっ、大佛次郎のやつですね!と思ったら創元から出てるのか… しかも二冊。 Napoleonicという用語がニクイです。1/72の兵隊さんシリーズも集めたりしてる私ですが(もちろん細かすぎて色が塗れないので放置)、当時の軍服って実に目立ちたがりで素敵だと思います。 細かい事はどーでも良いんだよ!という突破力。素晴らしいですね! ご紹介ありがとうございました。 |
28829. | RE:RE:RE:RE:マープルとハメット 弾十六 2020/10/07 00:19 [雑談/足跡] |
人並由真さま おばんでした。 > > ちなみに映画『影なき男』シリーズは今年になって > 全部、廉価パック商品での日本語版DVDになったハズです。 > Amazonで探してみてください。 > 自分も少しずつ買ってるけど、まだ全然観てない。 > > いい機会? だから早川は『続・影なき男』を > さっさと書籍化すればいいのに。 > (まあ今の早川とHMMはクラシック作品の発掘に > 関しては、死んでますけれどね。今回の > クリスティー特集を見ても改めて痛感……。) > えっ! 早速探しました。 ホラー ミステリー 文学映画 コレクション DVD10枚組 ACC-188 に第三作と第四作が! 近年最大の収穫です!ありがとうございました! でも第二作「夕陽特急」(Aftre the Thin Man 1936)が見つからない… 本当にハヤカワさんのやる気のなさにはガッカリです。創元さんの方はこれ買ってみよう、という企画があるのですが… 私もDVDは「買っちゃうとほぼ見ない派」です。数百枚のDVDがひたすらつまさってるだけ… いつになったら見られるのかなあ。 映像作品で思い出しましたが「メグレの拳銃」関連で最近見たBBC制作の1960年代のメグレ・シリーズ(今調べたら50作ほど制作されてる)がとっても素晴らしかったです。 残念ながら英語版だったので話の内容は20%程度しかわからないのですが、パリと英国が出てきて、時々ロケ・シーンもあり、1960年代好きにはたまらない、と思いました。「メグレの拳銃」ではメグレが英国で英語に困るシーンがあり、全て英語なんですが、これがなかなか上手にやってて楽しい。主演ルパート・デイヴィスのメグレは結構良い。 フランスの場面では英国人がフランス人ぽく演じてました。 肝心の拳銃も斜め上の解釈(いや、よく考えたら普通はそうか)という感じで、一本取られました。さすがBBCの時代考証班。 ローワン・アトキンソン(冒頭数分で嫌になって落ちました)なんてどうでも良いのでこれ日本語化して欲しい… ではまた。夜が寒いです… |
28827. | RE:RE:RE:マープルとハメット 人並由真 2020/10/06 17:51 [雑談/足跡] |
弾十六さま こんにちはです。 > 私はMr. Dashiell Hammettと丁寧にミス・マープルが言ってる >のが微笑ましいと思いました。ハメットのことは「映画で >知ってるだけ」説です。レイモンドは「ほらあの『影なき男』 >シリーズ(1934-1947)の作家だよ」とミス・マープルを騙して >連れてったのだろうと思います。あの映画なら、ちょっと >ハイソで楽しいミステリですからミス・マープルも好きそう。 >後で「アレがタフ文学というヤツだよ」と弁解でも >したのでしょう。(全部私の妄想ですが…) w まあマープルとハメットの接点が小説だったのか 映画だったのかはグレイゾーンですが、自分の場合、 そもそもこの数年の間にしっかり読んだマープルものが 『牧師館』『予告』だけですので、マープルがもともと 読書そのものにどれくらい傾倒していたのか知識がないです。 数藤さんの書いた研究とか読めばシャーロッキアン的な 情報はわかりそうですが。 あとクリスティー自身が献本のEQMMでハメット作品に 触れていた、はありそうですね。 とはいえ70年代初めにミステリマガジンに載った くだんの数藤氏の、まだクリスティー当人が存命中の ウィンタブルック・ハウス探訪記 (どっかのムックに再録されてると思うけど)のなかで 夫マロワーン卿が数藤氏に 「きみは妻の作品以外でどんなミステリを読むのか?」と 尋ね、数藤氏がディック・フランシスの名をあげたところ マロワーン卿本人はよく知らないみたいな一方、 クリスティー自身は「私はちゃんと知ってますよ」と ニコニコしていたとかなんとか答えたという記述を読んだ 記憶があります。 謎解きパズラー以外に冒険スリラーの著作も多い クリスティー、かなり晩年まで広義のミステリ分野に 関心を持っていたとしてもおかしくはないですね。 ハメットへの興味も(関心の深浅はともかく)そういう 創作者としての一面だったのではないでしょうか。 あと弾十六さんの探求で、レイモンドがハメットを ハードボイルドの始祖とは実は言ってないことを聞いて おお、と思いました。 とにもかくにもキャロル・ジョン・デイリーは ディスられていなかったようです(笑)。 (しかしキャロル・ジョン・ディリーの長編 ~ありましたよね?~日本語で何か一作ぐらい 読んでみたい……。) ちなみに映画『影なき男』シリーズは今年になって 全部、廉価パック商品での日本語版DVDになったハズです。 Amazonで探してみてください。 自分も少しずつ買ってるけど、まだ全然観てない。 いい機会? だから早川は『続・影なき男』を さっさと書籍化すればいいのに。 (まあ今の早川とHMMはクラシック作品の発掘に 関しては、死んでますけれどね。今回の クリスティー特集を見ても改めて痛感……。) 長々とすみませんでした。 それではまた今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 人並由真 拝 |