皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
7959. | miniさんへ イッシー 2011/07/01 00:03 [雑談/足跡] |
miniさん、お返事戴き有難うございました。 もっと多くの本が早く翻訳されるといいですね。 論創社、原書房、創元社に期待しましょう!! |
7957. | イッシーさんへ mini 2011/06/30 09:53 [雑談/足跡] |
昨日は忙しくて1日開いてたら話題を振られていたんですね このサイトに出版業界関係者の方も目を留める可能性も有るので 出版社に要望が伝わる事を期待して思いっきり書いちゃいますよ 私は海外作品の翻訳出版要望に関しては4つのパターンが有ると考えます ① 過去に翻訳出版されているが絶版状態なもの、いわゆる復刊要望ですね 筆頭はやはりヘレン・ユースティス「水平線の男」でしょうね 同じへレンでもマクロイよりもこっちを最優先で復刊して欲しかったです 創元だと文庫じゃなくて全集の中の1巻だったんで見逃され易いですが マーゴット・ベネット「飛ばなかった男」、ヒルダ・ローレンス「雪の上の血」 早川のポケミスにはそれこそその手の復刊待ちが大量に有りますが リストアップするときりが無いので具体例は止めときます あとクイーンの要請に応えて文豪W・フォークナーが書いた「騎士の陥穽」 純文学作家だけど岩波以外の他の出版社でも出せそうなんですが ② 有名作家の唯一残された未訳作とかラジオドラマシナリオ集の類 このパターンには私は興味が無いので要望する作家作品は有りません ③ 全くの未紹介作家では無いが未だ不完全なもの イネスやミッチェルなどは目ぼしいところは刊行されたようですので他の作家だと イッシーさんも名を挙げられたマーシュやジョン・ロードもそうですね、あとロラックとか 私が個人的に挙げたいのはスチュアート・パーマーですね シリーズ第1作は翻訳刊行済みですが、それがネット上でも評判が悪くて ”パーマーはつまらんかったからもういいよ”みたいな意見も見ました パーマーはアメリカ風味が強いのが日本人受けしないのかもしれませんが、 でも歴史的に見ても重要度が高く活躍時期もクイーンの全盛期と被りますし さらにジョン・ビンガム「私の名はマイクル・シブリー」、F・I・アンダースン「殺人教書」 このパターンには候補が目白押しで挙げてくときりがありません ④ 過去に邦訳が有っても抄訳だったり、アンソロジーに短編が単発採用だけで、 纏まった形での長編や短篇集の翻訳が1冊も無い未紹介な作家たち 筆頭はユーモア本格派作家フィービ・アトウッド・テイラー 「コッド岬の惨劇」は論創社で予定が立ちました、順番は後回しでしょうけど 古典時代だと未紹介ではないけどA・K・グリーン「リーヴェンワース事件」の完訳版 ホームズのライヴァルたち分野で、アーサー・B・リーヴの科学者探偵クレイグ・ケネディもの、 マクハーグ&ボルマーの心理分析探偵ルーサー・トラントもの、親指探偵ポール・ベック、 その他この分野は多数 F・テニスン・ジェシーの「ピープ・ショウを見るために」、ロイ・フラー「私の小さな目で」、 メアリー・フィット「スカイロケット」、E・P・バトラー「ファイロ・ガッブ」etc 現代本格だとアン・クリーヴスやジル・マゴーンは紹介されたのに まだ取り残されているグェンドリン・バトラー まぁこのパターンも挙げてくときりがありません |
7956. | miniさんへ ② イッシー 2011/06/29 00:14 [雑談/足跡] |
未翻訳ミステリで、どんな作家の作品がもっと翻訳されて欲しいですが? (ちなみに私は、ナイオ・マーシュやジョン・ロードの作品です。) |
7955. | mini さんへ ① イッシー 2011/06/28 23:50 [雑談/足跡] |
miniさん、こんばんは。 お返事戴きありがとうございました。 miniさんの書評にはいつも目を通しいます。 国内でメジャーなクリスティ、クイーン、カーだけでなく、マイナーなクリスピン、ブルース、マクロイなどを書評されて非常に海外ミステリに興味をお持ちなんだなと思いまた。 私も海外ミステリが大好きです。 これからも、miniさんの書評を楽しみにしています。 (文章が下手ですいません。あと、ニックネームを間違えて申し訳ありませんでした。) |
7954. | miniさんへ 空 2011/06/28 21:41 [雑談/足跡] |
miniさんにはあまり知られていない作家をいろいろ教えていただき、ありがとうございます。 誰でも好きなことが書けるようにしてくださっている本サイトでは、様々な意見・評価が読めるのがいいところですからね。『三つの棺』にしても、あのトンデモ偶然をどう捉えるかで、評価は大きく変わるでしょう。 miniさん他、いろんな方々の「独断」を楽しみにしています。 |
7952. | 空さんへ mini 2011/06/28 10:08 [雑談/足跡] |
いつもクールな空さんにもコメント戴きまして有難う御座います 空さんの書評は指摘が鋭いので参考にさせていただいております 同じ作家で、どの作品の評価を高く、どれを評価を低くするかという点で クリスティについては、なぜか空さんと私の評価は合わないんですよね しかしご安心ください、作家によっても違うんです ディクスン・カーについては、多分このサイトの書評者の中で 私が最も各作品毎の評価の高低が近いと感じるのが空さんです 例えば「三つの棺」は当サイトの平均点は有名作にしては割と低めですよね その中で空さんはかなり評価が高いですよね、私も同感なんです 現状ではカー作品で空さんと書評が重なる同一作品が少ないのですが いずれ機会を見てカー作品の書評もしていきたいと思ってます これからも空さんの鋭い書評を期待しています |
7951. | イッシーさんへ mini 2011/06/28 09:46 [雑談/足跡] |
私は小さい頃から文章が下手なので誤解を招いてすみません 紛らわしさ回避の為、投稿番号#7945の文章の一部を手直ししました 誤解され易かったのは多分次の2点と思われますが (1)駄作と言いましたのは客観的一般的意味ではなくて 私が独断でそう思った、という意味ですね (2)駄作と言った対象は国名シリーズ”全体”を指しているのではなくて 「エジプト十字架」1作のみを対象としているのが論旨です 「オランダ靴」や「ギリシア棺」などはまぁそれなりに評価はしているんですよね でも「エジプト」だけは私には評価出来なかったのでつい書いてしまいました 文章が下手な為に紛らわしくて申し訳ありませんでした |
7949. | miniさんへ 空 2011/06/27 21:25 [雑談/足跡] |
『エジプト十字架』を駄作と断ずるのは、なるほどminiさんらしい評価だな、と思いました。これって、クリスティーの『邪悪の家』等と似たような問題点があるんですよね。私自身はそういった点についてはほとんど気にしないので、かなり高めに評価しているんですけど。 >もしかしてヴァン・ダインの作品や二十則っていうのは >むしろ本格側がハードボイルドに対するアンチから発生したんじゃないか あはは。いいですね、こういう逆転の発想。例の二十則は1928年発表だそうですから、ちょうど『血の収穫』がブラックマスク誌に連載されていたころです。このいわゆる「パルプ・フィクション」と呼ばれる通俗小説の掲載雑誌創刊は1920年ですから、本当にヴァン・ダインとしては苦言を呈したかったのかもしれません。 |
7948. | RE:おっさんさんへ(2) おっさん 2011/06/27 16:52 [雑談/足跡] |
過分なお言葉をいただき、恐縮です。 mini さんの取り上げられる作家・作品は私の琴線に触れる(た)ものが多いんですよ。そして、広い視野を持ち、ジャンルに応じたモノサシを用意されているのが心強い。評価は違っても、基準のしっかりしたコメントであれば、参考になります。 私が内外のミステリに惑溺し、古典を押さえながら新作を追いかけ、ミッシング・リンクとなる作家・作品を掘り返し、アレコレ考え同人誌なんかにモノを書いていたのは(人それをマニアと呼ぶ?)、ほぼ十年くらい前までのことです。以後、いろいろあってカタギに戻るw それが、今頃になってパソコン生活を始め、ネットであちこちのサイト(○○○○○-world とか、ですね)を覗いているうちに、なんとなく昔の血が騒いで、こういうことになりましたw 私も、もっといろいろ、アレやコレや取り上げたいのですが、思うように読書時間がとれず(とくに、今月から来月にかけては野暮用が多くて・・・)それでも住人の皆さんからパワーを分けてもらって、細く長く続けていきたいと思っています。 どうぞ今後ともヨロシク(いつか、『エジプト十字架の謎』のレヴューで mini さんと共演できればなあ、なんて考えていますが、さて?) |
7947. | RE:おっさんさんへ(1) おっさん 2011/06/27 16:21 [雑談/足跡] |
お役に立てたようで、何よりです。 ヴァン・ダインの伝記は、私も楽しみにしています。ウィリアム・F・ノーランの『ダシール・ハメット伝』(晶文社)と合わせ読むと、 いろいろ発見がありそうです。 小森収氏の連載は、短編小説としてのミステリのカンドコロを教えてくれ、啓発されるところ大ですが・・・ 氏には、古典への思い入れは無いんですよね。それが名探偵ものへの、クールな評価につながる。 読者としての洗練と引き換えに、たとえばエキセントリックなSHのライヴァルたち(地味な常識人もいますがw)の活躍に胸躍らせ、新工夫のアイデアの数かずをめで、ときに愛をもってツッコむ――そんな気持ちを無くしたら、ミステリ・ファンとして寂しいな、と思う自分がいます。 向こうを張って、自分なりの「読みかえ史」をしてやろう、というわけではありませんが、当サイトにおいて、その気がまったく無いと言ったら、嘘になります。 ああ、余計なことをw |