皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
なのさん |
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平均点: 5.51点 | 書評数: 218件 |
No.118 | 6点 | 妖盗S79号- 泡坂妻夫 | 2007/11/14 17:38 |
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ちょっとこじんまりとした短編連作。
イマイチ読後に何も残らない感が・・・正体もアレですし。 |
No.117 | 8点 | 奇術探偵 曾我佳城全集- 泡坂妻夫 | 2007/11/14 17:35 |
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10年掛けた伏線にビックリ。
でもあれは読めてました、すいません。 しかし、ラストはちょっと拍子抜けです。 |
No.116 | 7点 | 暗いところで待ち合わせ- 乙一 | 2007/11/13 20:41 |
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ミステリじゃないですね、これ。
登場人物が少ないし、物凄く偶然に頼ってる話。 でも、作品としてはなかなか楽しめたので7点。 |
No.115 | 8点 | 過ぎ行く風はみどり色- 倉知淳 | 2007/08/04 15:08 |
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「名探偵 皆を集めて さて と言い」なんてのがありますが、
それにここまでの説得力を持たせた辺り感服 トリック自体は・・・な部分もありますが、キャラ勝ちですね |
No.114 | 8点 | 陽気なギャングが地球を回す- 伊坂幸太郎 | 2007/06/24 12:33 |
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ライトなクライムノベル・・・っつーか、ルパン三世系と言うか。
先の展開は容易に想像出来ますが、明るく楽しいの一言。 キャラも漫画的ながら魅力的です。 |
No.113 | 5点 | 探偵伯爵と僕- 森博嗣 | 2007/06/23 19:56 |
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話は可もなく不可もなく。
ラスト1ページの為だけの話ですね。 事件が一気に生臭くなるのが、子供にはあまり読ませたくないような。 |
No.112 | 7点 | クール・キャンデー- 若竹七海 | 2007/06/23 19:46 |
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ハズレだらけの400円文庫では、かなり健闘しているのではないでしょうか。
いつもながらのモヤモヤするオチが「ああ、若竹作品だなぁ」と。 |
No.111 | 4点 | 猟死の果て- 西澤保彦 | 2007/06/23 19:43 |
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社会派風な作品世界なのに、キャラはチョーモンイン系。
なんともアンバランスでちょっと引いてしまったり。 真相もまぁ想定内なので、イマイチかと。 |
No.110 | 4点 | ストレート・チェイサー- 西澤保彦 | 2007/06/23 19:41 |
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うーん・・・試みもオチも面白いんですけど、話が・・・。
キャラに魅力が無いので、ちょっと読んでて辛かったり。 壮大な一発ネタみたいな話でした。 |
No.109 | 4点 | リセット- 北村薫 | 2007/06/23 19:37 |
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三部作で一番微妙・・・っつーか長過ぎません?
後半の展開も正直読めるので、ひたすら前振り見せられてる感じ。 分量半分でも良かったんではないかと。 |
No.108 | 6点 | ターン- 北村薫 | 2007/06/23 19:34 |
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設定は面白いんですけど・・・何でしょう?この薄さは?
北村先生、文章は巧みなんですけど展開微妙ですよ。 |
No.107 | 6点 | スキップ- 北村薫 | 2007/06/23 19:32 |
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ちょっと葛藤が無いですよね。
いきなり子持ちの中年女になった割には悲壮感が薄くて・・・。 それなりに楽しめますが、読後感がアッサリ過ぎと言いますか。 |
No.106 | 8点 | ドミノ- 恩田陸 | 2007/06/23 19:29 |
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好きですよ、こういうノリのいい話。
さらっと書いてますけど、タイムテーブル作成は大変だったでしょうね。 キャラが多過ぎて、ちょっとぼやけてる辺りはご愛嬌。 |
No.105 | 8点 | 葉桜の季節に君を想うということ- 歌野晶午 | 2007/06/23 19:24 |
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お見事!
確かに読み返すとキッチリ叙述やってます。 それまでの脳内ビジュアルがひっくり返されるのは、 ちょっとマゾヒスティックな快感も。 |
No.104 | 6点 | 重力ピエロ- 伊坂幸太郎 | 2007/06/23 19:21 |
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面白かったんですが・・・私も放火が許せません。
いくら細心の注意を払っても、どのような被害になるか分からないのに。 火災被害体験者としては、どうしても嫌悪感が。 作品的には「楽しめた」ので6点。 |
No.103 | 10点 | 戻り川心中- 連城三紀彦 | 2007/06/23 19:16 |
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「戻り川心中」
もう「素晴らしい」の一語 文章の美しさに加えて、意外な結末 真相が明らかになった瞬間、本気で鳥肌が立ちました |
No.102 | 3点 | レイニー・レイニー・ブルー- 柄刀一 | 2005/08/04 14:56 |
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う〜〜ん、微妙・・・。
トリック自体は(相変わらず偶然に頼り過ぎですが)中々面白いのですが、 どうにもキャラに魅力がありません。 身体障害者と養護施設を舞台にしている必然性が皆無です。 障害者と『社会』『性』などとの関係描写も、あまりにも安易。 主人公が切れ者でなく、僻んだ狂犬にしか見えないのが最大の弱点ですね。 熊谷斗志八で、通り名が『車椅子の熊ん蜂』ってセンスには流石についていけません。 |
No.101 | 2点 | まほろ市の殺人 春- 倉知淳 | 2005/06/25 00:18 |
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※ネタバレあり 流石は悪名高い400円文庫・・・酷い出来です。 話は最初の『アドバルーン』だけで完全に予測可能です。 ひょっとしたら、何か凄い謎が?と思ったらそのまま終了・・・トホホ。 大体、弟の推測通りだとして、 『身体を支えた指紋』と『ただ単に引っ掛かった指紋』くらい区別できるでしょうに。 重さも、力の掛かり具合も全く違うんですから。 他の季節を読む気がしません。 |
No.100 | 6点 | 複製症候群- 西澤保彦 | 2005/06/24 01:53 |
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読み易いのはいいんですが、あまりにもライト過ぎ。 もっとドロドロした展開を予想していただけに拍子抜けです。 しかし、この後どうなるんでしょ? 結局誰も死んでないけど、殺人は起こってる・・・事件になるの? |
No.99 | 6点 | シクラメンと、見えない密室- 柄刀一 | 2005/06/07 16:00 |
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柄刀作品初読。
解説の加納朋子氏じゃないですが、ガチガチの理系ミステリのイメージがあったので、 意外に叙情的な感じに吃驚したりして・・・。 キャラ設定は正直ベタベタです。 年齢を感じさせない美人親子が、客の話を聞いて隠された真実を言い当てる。 絵に描いたような安楽椅子探偵ですね。 (時々妙にアクティブになるのはご愛嬌) 内容は、事件の成立にあまりにも偶然が関与し過ぎです。 『これが成立する確率って、何億分の一だよっ!』 と、思わずツッコミ入れたくなる話が幾つか・・・。 気軽に読める短編連作って事で。 |