皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
|
八二一さん |
|
|---|---|
| 平均点: 5.77点 | 書評数: 445件 |
| No.105 | 5点 | クロコダイル路地- 皆川博子 | 2020/07/01 20:18 |
|---|---|---|---|
| 歴史、ミステリ、幻想小説のハイブリッドで、緻密な犯罪計画を通して正義のいかがわしさに迫ったのが著者らしい。 | |||
| No.104 | 5点 | ビビビ・ビ・バップ- 奥泉光 | 2020/07/01 20:15 |
|---|---|---|---|
| SF、ミステリ、音楽、落語などを融合した作品。人工知能と人間の関係を問うテーマも光る。 | |||
| No.103 | 6点 | マプチェの女- カリル・フェレ | 2020/06/15 19:55 |
|---|---|---|---|
| フランスで最も過激で先鋭的なロマン・ノワール作家の本邦初紹介作品。現代アルゼンチンを舞台に、国家ぐるみの不正と非道に対する怒りが、強烈なインパクトをもって描かれている。 | |||
| No.102 | 7点 | アックスマンのジャズ- レイ・セレスティン | 2020/06/15 19:50 |
|---|---|---|---|
| 人種差別が強く残るニューオリンズを舞台に、実際に起きた未解決事件をもとに書かれた作品。警察、マフィアの元刑事、探偵志望の女性が事件を追っていくのだが、それぞれ事件に迫る過程はばらばらで、そこからニューオリンズの歴史が絡んだ真相に収束する様は見事。 | |||
| No.101 | 8点 | ザ・カルテル- ドン・ウィンズロウ | 2020/06/15 19:45 |
|---|---|---|---|
| ケラーとバレーらの対決、壮絶な麻薬戦争、そこから浮かび上がる人間模様、どの視点からとらえても圧巻の一作。 | |||
| No.100 | 6点 | ジョイランド- スティーヴン・キング | 2020/06/02 20:07 |
|---|---|---|---|
| 過ぎ去った時間への惜別の思いが、さびれた遊園地というモチーフによって倍加していく。犯人捜しのミステリとしても程よい緊張感があって、好ましい。 | |||
| No.99 | 5点 | 悪徳小説家- ザーシャ・アランゴ | 2020/06/02 20:03 |
|---|---|---|---|
| 完全な悪人ではなく、かと言って善人では全くない主人公が魅力的。徐々に追い詰められていく通常の倒叙とは異なり、結末はハードボイルドのよう。 | |||
| No.98 | 6点 | 熊と踊れ- アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ | 2020/06/02 20:01 |
|---|---|---|---|
| スリリングな銀行強盗を下地に父子、兄弟関係を見事に描いている。特に忌まわしくもその影を消し去ることのできない父親の存在が作品全体にいい味を出している。 | |||
| No.97 | 7点 | 東の果て、夜へ- ビル・ビバリー | 2020/05/19 19:25 |
|---|---|---|---|
| 犯罪小説であり成長小説でもある作品で、セオリーを崩していく計算尽くの部分が見え隠れするところも含め、端正な美しさに魅了された。 | |||
| No.96 | 6点 | 渇きと偽り- ジェイン・ハーパー | 2020/05/19 19:22 |
|---|---|---|---|
| 多様なズームによる事物の描写が固有の風土と密接に結びつき、そこに人々の心理が浮かびあがり、過去に起きた事件が多面性を帯びていく過程にくらくらとさせられた。 | |||
| No.95 | 6点 | わたしの本当の子どもたち- ジョー・ウォルトン | 2020/05/19 19:18 |
|---|---|---|---|
| ひとつの決断から女性の人生が分岐する物語。歴史が徐々に異なっていくさまはゾクゾク物。 | |||
| No.94 | 4点 | サイレント・スクリーム- アンジェラ・マーソンズ | 2020/05/08 18:37 |
|---|---|---|---|
| 男性優位な警察組織だからこそ、より進化した女性警部の活躍を応援したくなる。 | |||
| No.93 | 5点 | 許されざる者- レイフ・G・W・ペーション | 2020/05/08 18:33 |
|---|---|---|---|
| 死の淵を垣間見た元捜査官の断固とした執念が静かに心に染みてくる北欧ミステリ。 | |||
| No.92 | 6点 | IQ- ジョー・イデ | 2020/05/08 18:32 |
|---|---|---|---|
| 苦悩する若き探偵と小悪党のコンビ、いずれもその存在だけで物語を支える魅力に満ちている。 | |||
| No.91 | 3点 | 悪意の夜- ヘレン・マクロイ | 2020/05/08 18:30 |
|---|---|---|---|
| 戦時を背景にした作品だが、当時の倫理観への妥協がプロットを生ぬるくして残念。 | |||
| No.90 | 5点 | 失われた手稿譜- フェデリーコ・サルデッリ | 2020/05/08 18:28 |
|---|---|---|---|
| ノンフィクションとフィクションの合成だが、史実自体がサスペンスに溢れ、ミステリを支える力があった。 | |||
| No.89 | 5点 | 白墨人形- C・J・チューダー | 2020/04/27 20:21 |
|---|---|---|---|
| 時系列ではない構成に少し混乱するが、実は非常によく計算されている。 | |||
| No.88 | 6点 | 遭難信号- キャサリン・ライアン・ハワード | 2020/04/27 20:17 |
|---|---|---|---|
| ある事件の構図を読者に想起させたうえで、別の意外な真相を提示する。捻りの効いた動機も良い。 | |||
| No.87 | 5点 | シャーロック・ホームズの事件簿- アーサー・コナン・ドイル | 2020/04/14 19:33 |
|---|---|---|---|
| シャーロキアンの間でも「つまらない短篇集」として有名。
でも深町さんの新訳で読むと、「覆面の下宿人」は、愛と運命に翻弄された哀しい女の「救い」の物語となり、「ショスコム・オールド・プレース」の納骨所の描写には英国ゴシックホラーの趣すら感じた。 |
|||
| No.86 | 6点 | フロスト始末- R・D・ウィングフィールド | 2020/04/14 19:29 |
|---|---|---|---|
| これでラストなんだなあ...とため息まじりで読み出すも、そんな淋しさを吹き飛ばすほどのフロストパワーで上下巻一気読み。
名人芸ともいえる芹澤氏の訳文、最後まで楽しませていただきました。 |
|||