皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
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ボナンザさん |
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| 平均点: 5.20点 | 書評数: 1649件 |
| No.429 | 5点 | 絞首台の謎- ジョン・ディクスン・カー | 2014/10/13 00:42 |
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| 犯人当てとしてはまずまずだが、肝心のトリックがあまりに陳腐で減点。 | |||
| No.428 | 4点 | 夏期限定トロピカルパフェ事件- 米澤穂信 | 2014/10/13 00:41 |
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| 前作と異なり一本のネタを仕掛けた短編集だが、途中のストーリーに独立した魅力が乏しいのが残念。 | |||
| No.427 | 5点 | サマー・アポカリプス- 笠井潔 | 2014/10/11 01:24 |
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| バイバイ・エンジェルに続く伝奇ミステリ第二弾。
オカルト趣味というよりは本筋に関係ない蘊蓄の連発で、本筋が良作なだけに残念。 それでいて黒死館のような強烈な印象を残さない。 まあ、最終章は佳作。 |
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| No.426 | 5点 | リプレイ- ケン・グリムウッド | 2014/10/08 21:36 |
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| 今ではありふれたテーマですが、それでも最後まで楽しく読ませるのはこのテーマがいかに人を引きつけるかということを表しています。
主人公の生き方を何度も読ませられるので、主人公の思考があわない人はきついか。 |
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| No.425 | 6点 | キッド・ピストルズの妄想- 山口雅也 | 2014/10/06 00:52 |
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| ホワイダニットに主眼を置いた佳作三本。
パンク探偵と言いながらキッドは博識なので、拒絶反応を示す人は少ないでしょう。 |
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| No.424 | 7点 | 衣裳戸棚の女- ピーター・アントニイ | 2014/10/04 16:03 |
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| ユーモラスな展開、二転三転する推理、最後の意外で皮肉なオチまで文句のなしの傑作。 | |||
| No.423 | 4点 | 七人の証人- 西村京太郎 | 2014/10/03 01:27 |
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| 発想自体は奇抜で面白いのだが、肝心の展開がワンパターンかつご都合主義で微妙。
十津川も何で佐々木から目を離すんだよ・・・。 |
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| No.422 | 5点 | 鷲は舞い降りた- ジャック・ヒギンズ | 2014/09/30 19:57 |
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| 完全版で読了。非常にわかりやすいが、そのため本筋とは関係のないところで分量がかさばるのが難点。
冒険小説としては特上のものだろう。 |
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| No.421 | 5点 | 猫は知っていた- 仁木悦子 | 2014/09/27 14:15 |
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| 懐かしの良作。
とはいえそれほど時代の違いを感じさせないのは仁木の実力か。 |
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| No.420 | 6点 | くたばれ健康法!- アラン・グリーン | 2014/09/25 13:36 |
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| ユーモラスな展開にアクロバットな殺し方の良作。
馬鹿ミスでもあるとは思うが。 |
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| No.419 | 7点 | メルカトルと美袋のための殺人- 麻耶雄嵩 | 2014/09/23 18:07 |
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| 相も変わらずの鬼畜ぶりを発揮するメルカトルと不幸な相方美袋の驚異的な短編集。同系列の短編集は数多くあるが、有象無象とはレベルが違う発想と容赦のなさ。 | |||
| No.418 | 6点 | 興奮- ディック・フランシス | 2014/09/22 13:19 |
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| シリーズ最高傑作と名高い作品。
謎解きとスリルがうまい具合に混じり合った良作といえるだろう。 でもラストの展開はやや唐突すぎるかな。 |
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| No.417 | 7点 | 黒白の囮- 高木彬光 | 2014/09/20 23:13 |
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| 隠れた傑作の一つ。
読者への挑戦状をたたき付ける意気込みと高木ならではの刑事実務への言及も見事なエッセンス。 クラシック談義も楽しい。 |
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| No.416 | 5点 | 夜歩く- ジョン・ディクスン・カー | 2014/09/18 20:30 |
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| 処女作だけあってカーの特徴がよく出ている佳作。
でもメインの密室トリックって前提条件アンフェアぎりぎりじゃない・・・? |
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| No.415 | 5点 | 世界は密室でできている。- 舞城王太郎 | 2014/09/17 22:04 |
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| ある意味すごい。次々と謎をちぎっては投げを繰り返す様は圧巻。 | |||
| No.414 | 5点 | 別れを告げに来た男- ブライアン・フリーマントル | 2014/09/15 20:55 |
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| スパイ小説としても面白いが、結末へいたる展開は本格ものに通じるところがあり、その意味でも上質な作品。 | |||
| No.413 | 5点 | ダック・コール- 稲見一良 | 2014/09/13 14:14 |
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| 日本でもハードボイルドが書けるのかという驚き。
鳥と男の物語。 |
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| No.412 | 7点 | 猿来たりなば- エリザベス・フェラーズ | 2014/09/12 13:35 |
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| 見事に決まった感のある名作。
ユーモラスな作風と侮ると最後で持って行かれる。 |
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| No.411 | 5点 | 妖女のねむり- 泡坂妻夫 | 2014/09/10 19:14 |
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| 泡坂流幻想ミステリ。ただ、湖底のまつり以上に強引な部分もある。
それでもこの長さを感じさせないのが氏の魔力だと思う。 |
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| No.410 | 5点 | ビブリア古書堂の事件手帖5- 三上延 | 2014/09/09 17:49 |
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| 前巻はやや不満だったが、今回は切れ味が戻った。
折り返しということでこれからどうなるのか期待。 |
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