皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
ボナンザさん |
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平均点: 5.32点 | 書評数: 1519件 |
No.1079 | 6点 | 御手洗潔のダンス- 島田荘司 | 2020/12/31 22:02 |
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この辺まではまだバカミスっぽい作風で、アイディアも枯れていないと思う。 |
No.1078 | 5点 | 怪盗ニック全仕事(4)- エドワード・D・ホック | 2020/12/30 00:56 |
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サンドラ初登場の回も含めてキャラクターたちの人間関係にも変化が見える第四弾。ながらトリック等の切れ味はややマンネリ気味か。 |
No.1077 | 5点 | 死の快走船- 大阪圭吉 | 2020/12/27 12:44 |
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現行の三冊で読めない作品をまとめたまさに珍本集の名にふさわしいレア短編集。読んでみると戦中の社会情勢に迎合した人情ものが大半で、なぜ絶版なのかすぐに分かる内容揃いだが、貴重な資料であることに変わりはない。 |
No.1076 | 7点 | 死が招く- ポール・アルテ | 2020/12/22 23:14 |
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怪奇趣味と密室、おまけにアレまでと短いわりにサービス満点な一作。 |
No.1075 | 7点 | 水魑の如き沈むもの- 三津田信三 | 2020/12/20 14:06 |
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長さの割にメインの謎は一つだが、中々その解釈が三津田らしく凝っていて面白い。
ラストのハッピーエンドは珍しいですね。 |
No.1074 | 5点 | 怪盗ニック全仕事(3)- エドワード・D・ホック | 2020/12/17 23:06 |
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ニックの活躍ぶりに陰りなし。話の展開のために明らかにしょぼいミスをしたり、依頼人の意図に背いたりしてるのは御愛嬌。 |
No.1073 | 6点 | 殺人交響曲- 蒼社廉三 | 2020/12/14 22:15 |
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珍本集で読了。舞台設定と内容の凝りようは中々で、近年の本格ものと比べても見劣りしない。紅の殺意は設定は地味だが、同傾向の入り組んだ作品。戦艦金剛もタイトルからは想像のつかないフーダニット。
全体的に凝りすぎて犯人が分かるころには誰が犯人でも驚かなくなる感はあるが、この時代に既にこのレベルを量産していたことを評価。 |
No.1072 | 3点 | バーネット探偵社- モーリス・ルブラン | 2020/12/11 22:11 |
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こちらも怪盗紳士や八点鐘に比べるとアイディアも話も明らかに見劣りする。リュパンが完全にムカつくやつになっているのも残念。 |
No.1071 | 6点 | 御手洗潔の挨拶- 島田荘司 | 2020/12/10 01:05 |
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最初の短編集だけあって本格度合いは比較的高め。
御手洗のキャラクターも含めてファンは必読。 |
No.1070 | 6点 | 虎の首- ポール・アルテ | 2020/12/07 14:33 |
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真相はあっけないが、仕掛けと言い雰囲気と言い、カーを目指している点は買う。 |
No.1069 | 5点 | 覆面作家は二人いる- 北村薫 | 2020/11/29 21:04 |
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ライトミステリの走り・・・というと怒られるだろうか。円紫シリーズよりこっちの方がサクサク読める。 |
No.1068 | 6点 | 雪が白いとき、かつそのときに限り- 陸秋槎 | 2020/11/24 23:06 |
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前作に続き、ほのかな百合要素を交えつつしっかり本格になっているのがすごいところ。 |
No.1067 | 4点 | 古代天皇の秘密- 高木彬光 | 2020/11/21 19:32 |
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邪馬台国が長さの割にあっさりしすぎた感があったのに対し、本作はあちこちテーマが散らばって、しかも大した検証もなしに研三が恭介にひれ伏すので独りよがりに感じられる。 |
No.1066 | 7点 | 月長石- ウィルキー・コリンズ | 2020/11/15 11:44 |
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あまりに冗長な部分もあるが、どの語り口も飽きさせず、中々意外な真相をあぶりだしていく様はやはり古典的名作といえるのでは。 |
No.1065 | 7点 | 生霊の如き重るもの- 三津田信三 | 2020/11/11 22:06 |
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どれもアイディアとそれを馬鹿馬鹿しくしない雰囲気作りがマッチした良作だと思う。 |
No.1064 | 5点 | サム・ホーソーンの事件簿Ⅵ- エドワード・D・ホック | 2020/11/08 22:42 |
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最終巻であるが、トリックは流石にネタ切れの感が強い。話としてはむしろこなれているため、すんなり読める。 |
No.1063 | 4点 | スペース- 加納朋子 | 2020/11/05 21:03 |
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二つの短編を合わせて一つの作品だが、人の意外な一面、つながりが見られるという点に尽きるだろうか。 |
No.1062 | 3点 | ジェリコ公爵- モーリス・ルブラン | 2020/11/03 15:21 |
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彼がリュパンなのかどうかはさておき、ルブランらしいサスペンスとラブロマンスだが、話の魅力は・・・。 |
No.1061 | 4点 | 光る鶴- 島田荘司 | 2020/10/31 11:16 |
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もうこのシリーズは作者の社会派としての意見表明の場になってしまったんだと思わせる内容。 |
No.1060 | 5点 | 火焔の鎖- ジム・ケリー | 2020/10/27 21:03 |
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一見するとクリスティっぽい過去と現在が交差する本格もののような設定だが、どちらかというとヒューマンドラマの感が強いか。 |