皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
ボナンザさん |
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平均点: 5.26点 | 書評数: 1573件 |
No.1233 | 8点 | 縛り首の塔の館- 加賀美雅之 | 2021/10/22 11:34 |
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どの作品もしっかり怪奇趣味と不可能犯罪を見事に調和させた傑作ぞろい。 |
No.1232 | 5点 | 花髑髏- 横溝正史 | 2021/10/17 19:25 |
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ノリで最後まで突っ走った白蝋変化は中々のもの。後から読み返すとむち打ちのシーンとか、えっじゃあ・・・となるものの、細かいことは気にしてはいけない。地の文の煽りが時代を感じさせるぜ。 |
No.1231 | 5点 | わが師はサタン- 天藤真 | 2021/10/16 22:14 |
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天藤作品らしくコミカルながらぶっ飛んだ展開で付いていくのは中々大変。 |
No.1230 | 5点 | 冷たい密室と博士たち- 森博嗣 | 2021/10/10 20:00 |
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前作に比べると凝った場面ながら真相はかなり地味。 |
No.1229 | 4点 | 血蝙蝠- 横溝正史 | 2021/10/07 22:17 |
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バラエティに富んだというべきか寄せ集めというべきか・・・。 |
No.1228 | 5点 | 雲の中の証人- 天藤真 | 2021/10/04 20:30 |
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ユーモラスで皮肉で残酷な様々な人間を描いた短編集。 |
No.1227 | 4点 | 金曜日の女- 笹沢左保 | 2021/10/02 21:12 |
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笹沢って本来こんな感じのサスペンスものが本領なんだろうなと思わせる、中々読ませる容赦ない一作。 |
No.1226 | 5点 | 黒い画集- 松本清張 | 2021/09/29 23:55 |
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清張はこれくらいの長さの方がちょうどよいと思う。読みやすいしひねった展開もあって面白い。 |
No.1225 | 5点 | 白と黒- 横溝正史 | 2021/09/26 18:32 |
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中盤くらいまでは面白いが、後半や真相がややしょぼいのが残念。 |
No.1224 | 5点 | 鷺と雪- 北村薫 | 2021/09/24 12:54 |
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こう終わらせたか、と唸った。まあ現実的ではないけど、容赦のない世相の中に少しでもロマンチックさを出したかったのか。 |
No.1223 | 5点 | 白い悲鳴- 笹沢左保 | 2021/09/23 12:01 |
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近年立て続けになぜか復刊されたものの一つ。どこか厭世的な語り口の短編集で、どれも慣れている人は真相に驚かないだろうが、なぜか引き込まれるものがあった。 |
No.1222 | 5点 | 眼の壁- 松本清張 | 2021/09/23 11:57 |
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ゼロの焦点同様、素人探偵が事件に立ち向かっていくというある意味リアリティのない話を事件のテンポや設定で上手く社会派に仕立て上げているのは流石だと思う。 |
No.1221 | 6点 | 殺人鬼(角川文庫版)- 横溝正史 | 2021/09/20 20:17 |
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残りの三作も悪くはないが、百日紅が突出しているのは確か。 |
No.1220 | 8点 | 風果つる館の殺人- 加賀美雅之 | 2021/09/19 21:04 |
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トリックの豪華さは前二作に譲るが、全体の入り組み方が凝っていて素晴らしい。これが最後の長編になったのが返す返すも惜しい・・・。 |
No.1219 | 5点 | 運命の八分休符- 連城三紀彦 | 2021/09/18 21:13 |
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連城の文学面とミステリー面がうまく融合した連作だと思う。読んだ後しみじみする。 |
No.1218 | 5点 | 張込み- 松本清張 | 2021/09/18 21:11 |
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一年半待てとカルネアデスの板はタイトルと中身のギャップで拍子抜けに思えてしまうのが残念。 |
No.1217 | 5点 | 幽霊男- 横溝正史 | 2021/09/16 20:34 |
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乱歩風のものを狙ったのかもしれないがいやらしさというか鬼気迫るものが感じられず。ミステリとしては中々。 |
No.1216 | 6点 | 玻璃の天- 北村薫 | 2021/09/16 20:32 |
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ミステリと登場人物と時代背景をうまく組み合わせた良質な第二集。 |
No.1215 | 6点 | 文学少女対数学少女- 陸秋槎 | 2021/09/14 21:34 |
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タイトルと設定から漂う麻耶臭だが、翻訳のためか本編からはそこまで近いものを感じない。 |
No.1214 | 5点 | 悪魔の降誕祭- 横溝正史 | 2021/09/12 20:41 |
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金田一が巻き込まれる形の短編集。ミステリとしてはまずまずだが、シリーズ的には印象深いのが女怪。 |