皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
take5さん |
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平均点: 6.55点 | 書評数: 309件 |
No.28 | 5点 | ガリレオの事件簿1 ポルターガイストの謎を解け- 東野圭吾 | 2024/08/10 10:04 |
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夏休みYA本シリーズ第二弾
ガリレオシリーズから短編集 お馴染な4篇が収録されます ポルターガイストや時差落下 などの初期のもの4つです。 既読のもののおさらいなので 200ページ30分で完読。 息子に進めるが反応今一で草 |
No.27 | 7点 | 人魚の眠る家- 東野圭吾 | 2024/04/06 21:31 |
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脳死を巡る家族の物語
子供を持つ身に滲みる 内面の葛藤は共感必至 500頁以上一気読み 東野=リーダビリティ 生死の線引は人知の外 と考えさせられました 包丁を振り回し問う件 やり過ぎだけど必須? 最後の伏線回収も同樣 テーマを鑑みてもっと 静かに終わるも良し! |
No.26 | 6点 | マスカレード・ゲーム- 東野圭吾 | 2023/08/12 12:05 |
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360ページ、二時間で。
東野圭吾は読みやすい。 マスカレードシリーズ第4彈 前半の群像劇は面白いですが、 終わり方が私にはいまいち。 映画化が透けて見えてしまいます。 |
No.25 | 7点 | どちらかが彼女を殺した- 東野圭吾 | 2023/03/29 11:36 |
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東野圭吾の殺したシリーズ
謎解き第一弾 お風呂で二時間一気読みして 上がってから早速 どちらかが犯人だろうと 文庫の袋とじをカッターで開いていたら 息子は袋とじの文化を知りませんでした。 開いちゃった文庫を譲ろうと思います。 袋の中は明快に解答があるわけでなく、 ヒントだったのではっきりカタルシスは 得られませんでしたが、 文庫の体裁を含め内容もエンタメとして 大変お勧めできます。 しかし深みも人間の描写も求める方には お勧め致しません。 また、袋とじという古きよき文化を 継承しつつ、今日の読者がネットで 犯人を確かめる欲を抑えられないという 構造もまたこの作品の毒が効いていて 東野圭吾っぽく思うのです。 |
No.24 | 8点 | 希望の糸- 東野圭吾 | 2023/03/04 13:30 |
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ミステリーの技巧はさほどでなく、
文体も連城作品等ほど流麗でなく、 状況設定も確率高いものではなく、 しかしこうして読後感が高い故は、 自分が親であり、また子でもあるからでしょう。 親子のつながりはよく糸に例えられますが、 本作品では、様々な糸が織り成す人間模様が、 書き込まれています。 東野圭吾氏も還暦なんですね。 テーマは年月と共に変遷するのですね。 |
No.23 | 7点 | 白鳥とコウモリ- 東野圭吾 | 2023/02/25 21:13 |
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東野圭吾は読ませます。
更にこの作品はサイト内94作品中4位の高評価。 好みに差はあれど良作なことは納得。 WhoもWhyも強引に反転させず、 地道な捜査や気付きから成るのが好ましい。 刑事物として 社会問題物として 罪と罰をテーマに 被害者の遺族と加害者の家族が絡み合う 人間がよく書けている作品 500ページ一気読みでした。 清洲橋通り、清澄白河、隅田川、 城東の描写がまた刺さるんですよ。 |
No.22 | 6点 | 沈黙のパレード- 東野圭吾 | 2022/05/01 16:30 |
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湯川の台詞、(容疑者Xを引き合いにした)
犯人を糾弾するだけをしにきた訳ではない、 これを見て私が思ってしまうのは、 いやいや、糾弾の結果悲劇が起こるなら、 それも犯罪に付随する悲しい宿命で、 そっちがリアルでしょうという事です。 ラストの致命傷か否かのくだりも、 変に救いをもたらそうとしていていらないかと。 何方かが書いていらっしゃいましたが、 映像化への伏線が多分に見られます。 ただし読みやすい事請け合います。 |
No.21 | 5点 | 放課後- 東野圭吾 | 2019/10/07 22:54 |
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ミステリーとしてトリックが幾重にも張り巡らされていて、
女子高生の描写も当時としては頑張っていたのでしょうか、チープな感じは否めないですが。 とにかく上記の二つが妙に混じってないのです(主観ですすみません)。 読んでいてすっきり進まないので、東野圭吾さんはやはり西暦2000年位を越えて熟成した作家さんと感じました。 |
No.20 | 5点 | 聖女の救済- 東野圭吾 | 2019/09/08 20:59 |
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自分としてはページの割りに物凄く速く読めました。二時間位。
犯人もはっきりしているし、後から出てくる人物がwhy に関わってくる事必至なので読みやすいのでしょう。 でも一年間は強引だなぁ。 |
No.19 | 5点 | ガリレオの苦悩- 東野圭吾 | 2019/09/08 20:54 |
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ガリレオシリーズ?短編集
ドラマ(未視聴)に合う描写、展開。 ひたすら読みやすいけれど きっと心には長く残らないと思います。 |
No.18 | 7点 | マスカレード・イブ- 東野圭吾 | 2019/07/30 18:34 |
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マスカレードホテルの主人公達のサイドストーリー
イブなので二人が会う前のニアミス話。 東野圭吾は読みやすいです。 |
No.17 | 4点 | 十字屋敷のピエロ- 東野圭吾 | 2019/07/25 23:14 |
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好みの問題です。
東野圭吾は、総じて好みに合うと思っていますが、 それは登場人物が人間らしく、描かれる社会が実際らしく、 謎が鮮やかだからと思っています。 この作品は、謎も描かれ方も山がないと感じてしまいました。 二時間で読了。珍しく眠くなりました。 |
No.16 | 6点 | 歪笑小説- 東野圭吾 | 2019/07/20 23:28 |
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この文庫を読む時間があったら、東野圭吾ならもっと
よい作品がたくさんあります。 とは言うものの、出版界の裏話を皮肉ったり、 誰よりもかつての自身を皮肉ったりなど、 結構深かったです。 |
No.15 | 8点 | 虚ろな十字架- 東野圭吾 | 2019/07/16 00:28 |
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8点は『とても楽しめた』ですが、楽しめたというより
とても考えさせられた作品です。 テーマは、死刑の是非と贖罪の在り方で、 古今東西、様々な作品で取り上げられていますが、 立場によって大変難しい判断となる問題です。 人は皆、苦しみを背負って生きるものですが、 その背負い方は様々という事です。 東日本大震災後、東野圭吾は軽い娯楽作品も書いていますが、 社会的な問題提起も忘れてないのだなぁと感じました。 |
No.14 | 6点 | 疾風ロンド- 東野圭吾 | 2019/07/14 04:02 |
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東野圭吾は、こんなに軽いエンターテイメントが書けると捉えた方が良いでしょう。
深みより軽快さ。スノボやスキーの場面は映像が浮かぶようです。 目新しさも無し。娯楽です。私見です。 |
No.13 | 6点 | 怪笑小説- 東野圭吾 | 2019/07/14 03:54 |
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ブラックユーモア、でも身につまされる話も。
あっという間に読み切りました。 作者の後書きも興味深いです。 短編集 |
No.12 | 5点 | ゲームの名は誘拐- 東野圭吾 | 2019/07/11 23:23 |
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凄く読みやすい。二時間で300ページ。
誘拐ゲームをする、賢いはずの主人公の会話がチープ いや古いだけなのかもしれません。 携帯は折れるから。 横須賀のスプレーは作者がわざと展開をチープにした証拠でしょう。 とにかく読みやすい。 巻末の作者よいしょの解説がひどい |
No.11 | 5点 | ラプラスの魔女- 東野圭吾 | 2018/07/05 20:46 |
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東野圭吾さんの作品では、
五指には入らないですね。 私の中ではですが。 設定が一般の人間でないならば、 尚更悲哀をきちんと示さないと 入り込めないのです。 リーダビリティは相変わらず高いです。 |
No.10 | 6点 | ナミヤ雑貨店の奇蹟- 東野圭吾 | 2018/04/15 08:07 |
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読後感が清々しいので、
お勧めできる良作です。 各章がきちんとリンクしていて、 回収も納得。 しかし設定が時空を越えるという点、 やはりエンターテイメントの域を出ない 感覚を覚えてしまいます。 作り物のミステリーだからこそ、 場面設定、更に作者そのもの 本当を考えてしまうものなのではないでしょうか。 |
No.9 | 6点 | むかし僕が死んだ家- 東野圭吾 | 2017/03/18 21:39 |
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終盤までの雰囲気と伏線の張り方が素晴らしいです。
ほぼ300ページ一気に読めます。 教育関係者の知人が「経験上、医学的でない支援を要する児童の問題のほとんどが、保護者の育ち方や思考の問題と密接に関わっている」と言っていました。文中のデータとシンクロしました。 ※医学的な問題は統計、確率の問題だそうです。 |