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take5さん
平均点: 6.58点 書評数: 361件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.41 9点 蠅の王- ウィリアム・ゴールディング 2013/10/14 00:29
ミステリーとしてこれが登録されていてびっくり。輪をかけて低評価にびっくり。だから自分の好みで評価して、尚且つ評価も上げられるので一石二鳥。…ミステリーとまったく関係なくてすみません。でも大半のミステリーより読後感は豊かかと。

No.40 6点 官能的 四つの狂気- 鳥飼否宇 2013/10/14 00:16
かなり前に読んだのを何故か今思いだしました。ユーモアって同時に書評したはさみ男のようなややレベル高い?のもあるし、本作品のような完全にバカミスのようなものもありかと。だから同じく6点。

No.39 6点 ハサミ男- 殊能将之 2013/10/14 00:09
五百頁お風呂で三時間くらい一気読み、確かに面白いけれど、…叙述トリックの華麗さよりも、警察官のやりとりや散りばめられたミステリーネタの方が面白く読めました。
読者の偏見を内省させられる語り手のミスリードなら、やはり私はビル・バリンジャーの「赤毛の男の妻」です。

No.38 5点 殺戮にいたる病- 我孫子武丸 2013/10/12 17:35
このサイトでの評価が高いので、それだけで読んでみました。しかし、叙述トリックの衝撃度は、やはり人生幾つ目に出会ったかで変わってしまうのかなと感じました。そういう思考の人がいれば別にエログロとは思いませんが、只読み終えて何か満足が残るかといったら私には何もありません。
逆に高評価の方の理由がこんなにも入って来なかったのも珍しく、自分の嗜好の指向が極めて私考的なのだと再認識した次第です。

No.37 7点 見えない悪意- 緑川聖司 2013/10/09 03:30
短編集の「殺人の教室」をの最後を飾る作品です。良作が多いですが、宮部みゆきなどより私は本作品を選びます。1枚の絵日記から謎を解き明かすのですが、謎の裏にある人間的がよく書けていると思います。子供の頃ってそういうところがあるなあって。

No.36 8点 晴れた日は図書館へ行こう- 緑川聖司 2013/10/09 03:16
タイトル間違って登録しました、すみません。晴れた日は図書館へ行こうです。
些細な出来事にこそ真理が隠れていて、そこにやさしい視線が向けられるかどうか、これは児童書ですが、そのくくりにおさまらない良書です。
むしろ大人の書き散らされた作品を読む位なら、優れた児童書の方が血となり肉となるでしょう。
勿論ミステリーです。ちゃんとした。

No.35 10点 罪と罰- フョードル・ドストエフスキー 2013/09/29 23:34
心理描写がぐいぐい読ませるので、分量やイメージよりとっつき易いはずです。ラストは夢中で読ませる事うけあいます。しかしミステリーと言いきれないので10点にはしないでみました。

加筆修正
ミステリーを意味のある人生の手段として、嗜好する者として、人生に影響大の本作品を、良書をシェアするこの場ではやはり10点満点と思い直しました。

No.34 7点 兄の殺人者- D・M・ディヴァイン 2013/09/29 22:46
ネタバレです
いかにも英国調な始まりと終わり、主人公の肩入れがミスディレクションを生む構成、クリスティーが絶賛したことが私には犯人理解の足掛かりになりました。しかし、イギリス物は、根っから救いようのない子とその隣で悩む親ってよく出てくる…(偏見!)

No.33 7点 ビッグ・ボウの殺人- イズレイル・ザングウィル 2013/09/28 18:56
200ページで密室、ミスディレクション、イギリス労働者階級、人生晩年のひあい、自家中毒…が読めれば高評価です。
ウィットが読むスピードに影響して、現代ミステリーの倍は時間がかかりました(´`:)
何故も、ミステリーのトリックも先人の知恵の上に立つ(建つ)ものですから、敬意を表したら後1~2点足してもいいかなあ。

No.32 7点 造花の蜜- 連城三紀彦 2013/09/22 16:07
誘拐物の十指に入ると考えています。
連城作品は戻り川のイメージが強くて
個人的には意外な安堵感?バカミスっていう方までいましたからね。

No.31 5点 首無の如き祟るもの- 三津田信三 2013/09/22 15:49
文庫本でさらっと3時間強で読めました。
横溝作品と重ねる方が多いようですが、私には軽く感じてしまいました。文体(だって最近の作品ですものね)なのか、終章間際はどんでん返しの意志が(作者の?出版社の?)行の端々に溢れていて(但し書きの……からも)、おそれいりました感がちょっと削がれた感じです。
解説でクリスティーと比較されているのですが、私の懐古的狭い了見のせいか、そこまでは…と。

No.30 8点 オリエント急行の殺人- アガサ・クリスティー 2013/08/18 21:37
映像のイメージが強い方も多いのではないでしょうか?
異国情緒トリックと、やはり女史はすばらしい。

No.29 6点 第三の時効- 横山秀夫 2013/08/18 21:28
短編がこれだけ秀一ならば
時代を経て何かのランキングの一位も
納得です

No.28 5点 白夜行- 東野圭吾 2013/08/18 21:15
娯楽小説と言ったら失礼ですが、
『手紙』などの方が人間を書けていると感じます。
ミステリーにも、自分の血や肉になる(主観として)
物の方が高評価となるのがわがままですみません。

No.27 9点 Yの悲劇- エラリイ・クイーン 2013/08/18 21:04
Xの方に書いた通りです。
ミステリーとして外れなし確実です。
マンドリンイコールクイーンとして認識されてしまいます。

No.26 7点 容疑者Xの献身- 東野圭吾 2013/08/18 20:59
両国から城東地域の方、場面の絵が克明に思い浮かぶ事でしょう。
それだけでも7点かなり楽しめたです。
真面目に書くと、東野作品はトリック自体は歴史的な発見ではないですが、生活を、人を書いているのでトリックとあいまって高評価の方が多いと感じます。
評価の視点を定めるのって難しいですね。

No.25 6点 超・殺人事件―推理作家の苦悩- 東野圭吾 2011/11/05 18:41
友達に勧めました。
超面白いよと。
ミステリーとしてではなく、
エンターテイメントとしてですが。

No.24 6点 ジョーカー・ゲーム- 柳広司 2011/11/05 18:28
こもとさんのおっしゃる「作者の頭のよさ」というのが
一番適切な書評だと思います。

No.23 9点 十二人の手紙- 井上ひさし 2011/11/05 18:06
採点するのを忘れていました。
何年も前に読んだのですが、やはり井上ひさしのような技巧に走らない方が技巧を用いると大衆にうったえる文学になるのでしょう。そこらへんのミステリ世界のみに生きる作品よりよっぽど深く人間が描かれていると思いました。

No.22 7点 招かれざる客たちのビュッフェ- クリスチアナ・ブランド 2011/09/24 12:34
分かりにくい、読みにくいという書評の方がいらっしゃるのに頷けます。まさにフルコース、濃いのです。
私、久しぶりに一気に読めませんでした。(vOv)
構成が複雑なのは翻訳物ではしょうがない時がありますが、
それでも珠玉の作品が2つ3つ見つかったら、
これは読んだ価値がおおいにあったと言い切れるでしょう。
その2つ3つは採点9というように。

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take5さん
ひとこと
古今東西ミステリーは沢山ありますが、
すばらしい古典に出会った時、
人間が描かれている作品に出会った時に、
ああ読んでよかったと思います。
そういう作品に一つでも出会えればと、
このページを覗...
好きな作家
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採点傾向
平均点: 6.58点   採点数: 361件
採点の多い作家(TOP10)
東野圭吾(31)
ジェフリー・ディーヴァー(20)
連城三紀彦(15)
薬丸岳(13)
大沢在昌(12)
道尾秀介(12)
アガサ・クリスティー(9)
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島田荘司(8)