皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
E-BANKERさん |
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平均点: 6.01点 | 書評数: 1809件 |
No.23 | 5点 | 四つの終止符- 西村京太郎 | 2011/02/08 23:13 |
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作者初期のノン・シリーズ。
昭和40年代前半という時代を反映してか、「社会派」という形容詞がピッタリの作品となっています。 下町のおもちゃ工場で働く佐々木晋一は聾者だった。ある日、心臓病で寝たきりの母親が怪死する。栄養剤から砒素が検出されたとき、容疑は晋一に集中した。すべてが不利な状況で彼は獄中で憤死し、無実を信じた一人のホステスも後を追う。彼をハメたのは一体誰か? いやぁ・・・読んでて何とも「暗~い」気持ちになりました。 まだまだ日本が貧しかった頃、しかも不治の病を抱えた母親をもつ聾者・・いろいろと考えさせられますね。 途中、聾学校の教師の口から語られる「聾者の真実」が特に重い・・・「耳が聞こえない」ということは「目が見えない」ことよりもつらいことなのだという事実は健常者ではなかなか気付けないことでしょう。 作者の社会派ミステリーといえば、乱歩賞を受賞した「天使の傷跡」が有名ですが、本作も隠れた名作としてもう少し評価されてもいいかと思います。 ただ、ミステリーそのものの出来としては評価しにくいんですよねぇ・・・ というわけで、高い評点をつけるのはちょっと難しいなぁというのが正直な感想になっちゃいます。 (意味深な「タイトル」ですが、まさに、このタイトルどおりの内容) |
No.22 | 6点 | 終着駅殺人事件- 西村京太郎 | 2010/11/20 22:39 |
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光文社のミリオンセラーシリーズの復刻版で超久々に再読。
日本推理協会賞受賞作であり、氏のトラベルミステリーの到達点と言うべき作品。 お馴染みの名コンビ、十津川警部と亀井刑事の2人が連続殺人事件を捜査、解決していくわけですが、特に今回は事件の舞台が「青森」というわけで、亀井刑事が主役級の活躍振り。(亀井刑事って、「青森」や「東北」という言葉を聞くと、条件反射のように「なつかしい顔」になるように書かれてます) トラベルミステリーとしては、まだ3作目(「寝台特急殺人事件」「夜間飛行殺人事件」の次)の本作ですが、上野・青森間を走る寝台特急「ゆうづる」(当時)をメインに据え、安定感たっぷりの展開。連続殺人の「動機」の謎についても、ダイニングメッセージに絡めて、うまく処理しています。 ただ、「アリバイトリック」や「密室トリック」はやや脱力感を感じるレベルのものですし、トラベルミステリー以前の氏の作品レベルに比べれば、決して誉められるものではないでしょう。 こういう作品を読んでいると、新幹線のない時代の「鉄道」に憧れますね。(今や「ブルートレイン」すらほぼ全滅しちゃいましたから・・・) |
No.21 | 5点 | 黄金番組殺人事件- 西村京太郎 | 2010/10/24 00:16 |
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私立探偵左門字進シリーズ。
タイトル名は”ゴールデン・アワー殺人事件”。 本シリーズといえば「誘拐物」というわけで、毎回意外なプロットで楽しませてくれますが、今回は民放テレビ局の看板番組の出演者5名が収録中に忽然と消え、誘拐事件に発展・・・という設定。 誘拐方法も犯人像も謎のまま事件は進み、期待感は膨らみますが、他の佳作ほどの捻りはなく、ラストもやや平板な感じは否めません。その分どうしても評価は辛めに・・・ ただ、本作の白眉は当時(70年代後半?)の芸能人が何と実名で登場すること!(和田アキコや西条秀樹、なんと森繁久弥までも。許可取ってるの?) しかも、和田アキコに至っては左門字に調査の依頼までしちゃいます。 さすが大物です。 |
No.20 | 9点 | 殺しの双曲線- 西村京太郎 | 2010/10/11 00:14 |
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ゾロ目(333番目)の書評は、個人的に氏の最高傑作間違いなしの本作で!
初期の本格ミステリーで、特に探偵役は登場しません。 冒頭で「双子トリック」の使用を堂々と宣言しながらも、中盤以降さらに読者を二重三重に欺くという最高レベルの「仕掛け」が炸裂します。 ①なぜ、東京の街中で双子の兄弟が引き起こす連続強盗事件とクローズドサークルでの連続殺人が交互に語られるのか、②なぜ、名作「そして誰もいなくなった」を模倣しながらも、相違点も読者へ明らかにしているのか、その他魅力的な謎が目白押し、伏線も見事だと思います。 それでいて、無駄な部分は極力削ぎ落とされており、冗長なところは一切ないのも西村流本格ミステリー・・・ この頃は、印象的かつ画期的なプロットが光る作品をつぎつぎに生み出しており、やっぱり「並みの作家ではない」ことを十二分に感じさせられます。 |
No.19 | 7点 | 消えた巨人軍- 西村京太郎 | 2010/09/08 23:16 |
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左門字探偵シリーズの第1作目。
豊富な「誘拐物」のバリエーション、アッと驚く凝ったプロットで有名なシリーズです。 阪神戦に向けて新幹線で大阪へ移動する巨人軍の選手30数名が犯人グループにより鮮やかに誘拐され、球団社長へ5億円の身代金が要求される・・・ やはりプロットの勝利でしょうねぇ・・・左門字対犯人グループの知恵比べのような捜査過程が面白くてグイグイ読まされます。 探偵役としての左門字も実に生き生きと書かれてますし、十津川警部ではなく、こちらをメインキャラにしていたらと残念な気がしてなりません。(もう新作は読めないでしょうねぇ) ちなみに、監督が長嶋、主力選手が王、張本、柴田、堀内・・・という時代の話。(定岡が新人投手として出てきます。なつかしい・・・) |
No.18 | 5点 | 日本ダービー殺人事件- 西村京太郎 | 2010/08/05 22:17 |
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十津川警部が探偵役の初期作品。
ダービーまで無傷の連勝街道を驀進していた1頭のサラブレットをめぐって、八百長疑惑と連続殺人事件が発生、2人の競馬新聞記者と十津川が巻き込まれていきます。 肝心の殺人事件の方は感心できませんねぇ・・・ ラストにひっくり返されるのはまぁいいとしても、真犯人がいかにも唐突すぎて、何の伏線も感じませんでした。(実際ない) 競馬界の体質云々や騎手・馬主の薀蓄なんかは面白く読ませてもらいました。かれこれ30年も前の作品ですが、競馬界はあまり変わってないような気がします。 (余談ですが)1番感動したダービーは、サニーブライアンが勝ったダービーですかねぇー。皐月賞を勝ってもフロック視され、人気薄で挑んだダービーで見事に優勝し二冠馬! 「見たか!」といわんばかりに手を上げた大西騎手の姿に何だか泣けてきたのを思い出します。(普段は地味な騎手でしたから・・・) |
No.17 | 6点 | 赤い帆船(クルーザー)- 西村京太郎 | 2010/08/01 15:19 |
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初期の「海洋ミステリー」。
この分野は「トラベルミステリー」と並ぶ作者の十八番(おハコ)。 本作の特長は「スケールの大きさ」です。太平洋を縦断した連続殺人事件に十津川警部補(当時)が挑みます。 メインはアリバイトリックになるのですが、お得意の鉄道ではなく、船(クルーザー)と飛行機を絡ませていて、なかなか読ませます。 トリック解明には、クルーザーやヨットレースのちょっとした専門知識が必要になる分、やや分かりにくいかもしれません。 「捨て筋」の方にも信憑性を感じるため、真相についても意外性は十分あるのですが、真犯人については途中からはっきりしてしまうのがやや割引でしょうか。 それにしても、トラベルミステリー以降は「静かで渋いオジサン」というイメージが定着した十津川警部が、本作では血気盛んな青年警部補という感じで書かれていて、それが妙に新鮮でした。 |
No.16 | 4点 | けものたちの祝宴 - 西村京太郎 | 2010/07/18 23:18 |
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作者の初期~中期頃の作品に時々見かける手の作品。
分類するなら「ピカレスク小説」とでも言えばいいんでしょうか。 会社社長・その愛人・政治家・暴力団という”悪のグループ”に一人の男が挑んでいくわけですが、途中なぜか美女ばかりに出会い、なぜかすぐにベッドイン・・・という展開。 事件の背景とか真相については中途でほとんど察しがつくので、後はひたすら読み進めるのみ。 ハードボイルドというほど劇的な展開があるわけでもないので、ちょっと救いがない感じでしょうか。 |
No.15 | 8点 | 七人の証人- 西村京太郎 | 2010/06/13 23:00 |
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初期作品ですが、十津川警部が探偵役として登場。
本作品はプロットが秀逸だと思いますねぇ・・・ 最近の作品からは想像もつかないですが、この頃の氏の作品のプロットは奇抜かつ斬新なものが多いです。(本作品の他にも、「華麗なる誘拐」や「盗まれた都市」など) 本作は過去の事件と現在の事件が、孤島というクローズドサークルで同時進行し、ラストでは十津川警部が見事に真相を看破するわけですが、真相究明まで十分に納得できるロジックになっていると思います。 「七人の証人」についてもそれぞれ個性十分に描かれており、フーダニットの醍醐味を存分に味わわせてくれる良作といっていいでしょう。 |
No.14 | 6点 | 名探偵なんか怖くない- 西村京太郎 | 2010/06/01 22:41 |
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クイーン、ポワロ、メグレ、明智・・・古今東西4人の名探偵が登場する「名探偵シリーズ」4部作の第1作目。
新装版で再読。 70年代前半に書かれた作品らしく、架空の「3億円事件」を4人の名探偵が推理していくという趣向。 ただし、そこはまだ切れ味鋭い頃の作品ですから、ラストでは2度のヒネリが見事に決まっています。 「読者への挑戦」はちょっとサービスしすぎかなぁという気もしますが、トラベルミステリーでは見られない「洒落っ気」を存分に感じることが出来ますね。 今回、新装版には綾辻行人氏との対談も掲載されていて、そちらも面白く読ませていただきました。 ただし、作中でネタバレしている作品が複数あるので(「アクロイド殺し」や「化人幻戯」など)、未読の方はご注意ください。 |
No.13 | 5点 | 現金強奪計画―ダービーを狙え- 西村京太郎 | 2010/04/30 21:06 |
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スピード感のあるクライムノベル。
1人の青年を主人公に、7人の若者が日本ダービー売上金の強奪に挑みます。 綿密な作戦により、現金強奪計画が成功したかと思いきや、「そうは問屋が卸さない」とでも言うべき展開に・・・ 背景には70年代という時代性を引きずっている部分が見え、この時期の氏の作品らしさが窺えます。 ただ、「暗い」作品ではなく、ラストはまるで映画のワンシーンのような感じ・・・(ちょっと安易ですが) 蛇足ですが、氏の作品としては珍しいくらい「夜の営み」シーンが多いのも本書の特徴でしょうか。 |
No.12 | 5点 | マンション殺人- 西村京太郎 | 2010/04/16 21:10 |
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初期~中期頃の作品。
初期作品に割と登場する田島刑事と吉牟田刑事が探偵役として登場します。(メインは田島刑事ですが) どちらかというと、動機探しというかややミッシングリンクに近いテーマを取り扱っています。 全く別の場所で起こった2件の殺人事件・・・共通点は新築の分譲マンションという殺害現場と似通った殺害方法・・・で、やっぱり同一犯でしたという展開。 東京都心のマンションが何と2千万円台(!)という頃の話ですし、今よりも「家を持つ」ことが庶民の夢だった時代です。 だからこその動機ですし、全体としては2時間物のテレビドラマに相応しいようなレベル・・・という印象です。 |
No.11 | 6点 | 夜間飛行(ムーンライト)殺人事件- 西村京太郎 | 2010/03/02 20:12 |
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十津川警部シリーズ。
光文社文庫ミリオンセラーシリーズで再読しました。 警部が結婚し、妻と北海道へハネムーンに出かけるという設定! 当然のように、ハネムーンの途中で事件に巻き込まれてしまいます。 本作は、ハネムーン途中の新婚夫婦が次々と失踪していく謎を追って展開していきますが、その背景や動機に70年代という時代性を強く感じさせます。 普段は鉄道が主戦場の十津川警部が、航空機を舞台に活躍するというのが本作の魅力ですが、それ以外に特に語るべきところはありません。 |
No.10 | 6点 | 天使の傷痕- 西村京太郎 | 2010/02/11 23:13 |
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第11回の乱歩賞受賞作。
ミステリーとしては単純な作りですが、被害者が残したダイイングメッセージ「天使」についての謎を中心に話が展開され、意外な犯人に行き着くという構成。 動機や事件の経緯という部分に、やや「社会派」寄りの”暗さ”が窺え、発表された時代背景かなぁと感じさせます。 デビュー間もない作品ですが、氏の文章力の確かさは十分に印象づけられました。 無駄な描写や無意味な薀蓄は一切なし、読みにくい部分も一切なく読ませます。 評点はこんなものですが、大作家「西村京太郎」を知るうえでは欠かすことのできない作品といえるでしょう。 |
No.9 | 5点 | 夜行列車(ミッドナイト・トレイン)殺人事件- 西村京太郎 | 2009/12/25 23:39 |
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光文社文庫の復刻版「西村京太郎アニバーサリーフェア」の第4作目で超久しぶりに再読。
”謎の提起”はいいですね。 国鉄(!)総裁宛に「夜行列車の爆破」を予告する匿名の手紙が届きますが、どの列車がいつ爆破されるのか不明なまま十津川警部が捜査を開始して・・・という展開。 まぁアリバイトリックについては、今となっては子供だましのようなレベルですし、「○○駅」が2つあるというのはファンならば周知のことでしょう。 ただ、400頁超の話をこれだけスラスラ読ませるのはやっぱり作者の力量でしょうか? それとも軽いだけ? |
No.8 | 7点 | ゼロ計画を阻止せよ- 西村京太郎 | 2009/11/15 17:47 |
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左門字探偵シリーズの秀作。
あまり知られていない本シリーズですが、特に「誘拐物」のバリエーションの広さは秀逸モノです。 本作では、最初「ゼロ計画(プラン)=総理大臣の誘拐」をメインに事件は進んでいきますが、時間の経過とともに事件の本当の背景・意図が見えてくる・・・という展開です。 左門字と犯人グループの知恵比べはチェスや将棋にも似て、どちらが相手を読み切り、先手を打てるかという緊張感ある面白さ・・・ ラストは完全解決ではなく、含みを残した終わり方になっているあたりも、野心的だった初期の作者の心意気でしょうか。 |
No.7 | 7点 | 消えたタンカー- 西村京太郎 | 2009/11/11 22:37 |
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氏、初期の海洋ミステリー。
トラベルミステリーでブレイクする前の十津川警部が主人公です。 本作、結構面白いです。特に謎の呈示と、それを追跡する十津川の推理がうまい具合に絡み合い、意外な真相にたどりつきます。 海洋上でのタンカー事故と事故で生き残った乗組員の殺人事件・・・この2つの事件がまさに意外な方向へ進み、最後は世界的な事件に・・・という具合。 初期の氏の作品はなんとも奥行きのある味わい深い良作も多いんです。 |
No.6 | 5点 | 寝台特急(ブルートレイン)殺人事件- 西村京太郎 | 2009/10/14 22:13 |
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光文社文庫の「西村京太郎アニバーサリーフェアー」として最近復刻版が発売されたため再読しました。
トラベルミステリーの隆盛(主にテレビの2時間ドラマでですが・・・)のきっかけとなった記念碑的作品。 再読してみて時代の流れを感じました。十津川警部は最近の作品に比べて若々しく(37歳という設定ですから)、JRがまだ国鉄と呼ばれていた時代です。 トラベルミステリーに付き物のアリバイトリックも単純なものですし、バックに政治家が・・・という氏お決まりのネタも入っていて、正直レベルは低いと言わざるを得ません。 ただ、やっぱり一つの歴史的作品ですし、鉄道好きとしては「はやぶさ」と「富士」が西鹿児島まで走っていた時代がなんともなつかしくてうらやましいです。 |
No.5 | 6点 | 特急「白鳥」十四時間- 西村京太郎 | 2009/09/25 23:58 |
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十津川警部物ですが、通常のトラベルミステリーとはちょっと違いタイムリミット・サスペンス風です。
十津川警部のパートナーとして欠かせない亀井刑事が命を狙われますが、彼はあえて自身を囮として特急「白鳥」に乗り込みます。「白鳥」が青森駅に着く十四時間の間に犯人を捕まえることができるのかというのが粗筋。 通常の謎解きものにはない緊張感があり、他のトラベルミステリーよりはお勧めです。ちなみに、現在の「白鳥」は八戸~函館間を走る列車に変わっています。 |
No.4 | 2点 | 新・寝台特急殺人事件- 西村京太郎 | 2009/09/12 23:41 |
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トラベルミステリーの元祖とでもいうべき、氏の「寝台特急殺人事件」刊行25周年を記念して発表された作品。(だから、「新」がついてます)
はっきり言って、読むだけ時間の無駄でしょう。旧作とは比べ物になりません。 |