皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
itokinさん |
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平均点: 7.28点 | 書評数: 345件 |
No.145 | 5点 | ハードボイルド・エッグ- 荻原浩 | 2010/04/15 17:26 |
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氏の作品が好きなので読んでみたが失敗作かな?
延々としたペット探しにはうんざり、又、ばあさんとのコンビは無理がある氏の持ち味のユーモアは十分感じられるが・・・。最後も少しひねり過ぎと思う。 |
No.144 | 9点 | オロロ畑でつかまえて- 荻原浩 | 2010/04/09 09:39 |
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とにかくこの人のユーモアのセンスは抜群、奥田英朗さんと双璧です。こうゆうのが大好きなのでミステリーではないがこの点になりました。構成、スピード、まとまり等すべてに満足です。 |
No.143 | 8点 | りら荘事件- 鮎川哲也 | 2010/04/07 18:18 |
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鮎川氏の実力を思い知った作品です。大掛かりなトリックなどはなしで読者を最後まで謎解きに誘い込みます。もちろん私は最後まで犯人は解からなかった。星影探偵の登場が謎解きの説明になっているのが残念。しかし、1950年代にこのような作品を書けたことは脅威です。 |
No.142 | 7点 | 猫探偵正太郎の冒険 1 -猫は密室でジャンプする-- 柴田よしき | 2010/03/18 19:57 |
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猫好きの人必見です、だめ作家の飼い主と正太郎の掛け合いが面白く最高です。短編集ですがそれぞれ中身もあり飽きさせません。動物が主人公だとどうしても違和感が生じるものだがこの作家には其れがない、上手く猫を表現されてるとともに私と同様に柴田さんも相当の猫好きなんですね。 |
No.141 | 6点 | 街の灯- 北村薫 | 2010/03/12 18:06 |
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華族に類する上流社会の話だが、鳩山首相などは現在までこの流れを汲んでいるんでしょう。母親からの入金を知らなかったというのもなんとなく納得できるわれわれからかけ離れた世界のお話。読みやすいのだが,さらっとし過ぎて飽きてくる感じがした。 |
No.140 | 7点 | 獄門島- 横溝正史 | 2010/03/10 21:47 |
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何十年ぶりの再読。少しご都合主義も見られるがやはり古典の名作でしょう、しかし、今の評判の作品と比較するとこの点数か・・・。 |
No.139 | 8点 | 少年たちの密室- 古処誠二 | 2010/03/03 14:53 |
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よく構成された作品です。少しグロっぽいが面白く読めました。最後に、一ひねり有りで1点加点しました。 |
No.138 | 9点 | 吉原手引草- 松井今朝子 | 2010/02/22 19:57 |
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もともと時代物は好きなんですが、これはその中でも大好きな1冊になりました。派手な立ち回りなどはないが、遊郭吉原の中が丁寧に詳しく興味深く書かれており其れでいて格調が高いですね。特に終盤の謎解きはスカッとしました。 |
No.137 | 9点 | 追いつめる- 生島治郎 | 2010/02/10 20:50 |
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日本のハードボイルドの原点といわれている作品。今読んでもぜんぜん色あせてない派手ではない全編を流れるムードはなんともいえない余韻が残る。大沢作品の好きな人に読んでもらいたい直木賞受賞作品です。 |
No.136 | 7点 | 鈍い球音- 天藤真 | 2010/02/05 12:31 |
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不可解な事件の理由付けなど上手く書かれている.テンポも良くユーモアもありサッと読むのには絶好の本だ。しかし、野球の嫌いな人にはどうかな? |
No.135 | 7点 | 風化水脈 新宿鮫VIII- 大沢在昌 | 2010/02/05 12:19 |
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静かな物語の展開で自動車窃盗団の裏側も良く書かれているが最後の盛り上がり、物語の意外性などもう一ひねりがほしかった。 |
No.134 | 7点 | 富豪刑事- 筒井康隆 | 2010/01/12 09:07 |
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喜劇、ドタバタ風に書かれた作品だがトリックなど短編にもかかわらずつじつまの合う書き方がされている。一言で言うと読んでいて楽しくなる。続編がないのが残念。 |
No.133 | 8点 | クリムゾンの迷宮- 貴志祐介 | 2010/01/08 10:12 |
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このようなサバイバル物は初めてなので興味深く読んだ。読者をぐいぐい引っ張る力はさすがだが、悲惨で陰湿なので最後に救いがあればと思ってしまう。 |
No.132 | 4点 | 暗闇の中で子供- 舞城王太郎 | 2010/01/07 10:33 |
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だめだこりゃ、俺にはあわねえ。こんなにハチャメチャで追い込んだ書き方しなくても筆力はあるのになあ・・・。
続編読む気力なくなった。 |
No.131 | 7点 | 煙か土か食い物- 舞城王太郎 | 2009/12/24 19:05 |
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舞城さんの作品は初めて、変な文章だが圧倒的なパワーに引きずり込まれた。丸雄、次郎の行動は理解できても終盤での四郎の行動は理解しずらくマイナス1点とした。ただし、この人は才能があると思う続編も読んでみる。 |
No.130 | 5点 | オルファクトグラム- 井上夢人 | 2009/12/21 09:24 |
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皆さん高得点なので読んでみたが自分には合わない。一言で言えば長すぎ、嗅覚のうん蓄を長々と聞かされミステリーとしての中身が少ない、終盤も平凡。 |
No.129 | 9点 | 隠蔽捜査- 今野敏 | 2009/12/16 09:27 |
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久しぶりに大満足の本に出会いました。最後の盛り上がり感動ものでした。マイナス1点は、中盤まで今時こんな男いないよねと思いながら読んだ事。 |
No.128 | 7点 | 刺青殺人事件- 高木彬光 | 2009/12/12 19:39 |
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長編では処女作と聞く、その為か文章の硬さとか、さらに恐怖が先にあるとかの表現が気になるが、トリックと連続殺人の必然性など構成は一級品で良くできている。 |
No.127 | 8点 | 陽気な容疑者たち- 天藤真 | 2009/12/08 18:13 |
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いやアー、こうゆうの大好きです。ユーモアたっぷりで笑いながら一気読みしましたトリックも無理ないし終わり方も良しです。 |
No.126 | 7点 | 超・殺人事件―推理作家の苦悩- 東野圭吾 | 2009/12/07 11:33 |
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なるほどこんな事まで小説の題材にとか、推理小説の書き方の参考にも出来ると思われミステリー作家の思考回路が垣間見られる楽しい作品。 |