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[ 法廷・リーガル ]
法廷外裁判
ヘンリー・セシル 出版月: 1960年01月 平均: 6.00点 書評数: 1件

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早川書房
1960年01月

早川書房
1978年04月

No.1 6点 kanamori 2010/09/13 18:39
デビュー作「メルトン先生の犯罪学演習」で知られるヘンリー・セシルは、判事を務めながら余技的にミステリを書いていたようで、作品のほとんどが法廷ものです。
本書は、殺人容疑で終身刑を言い渡された主人公が脱獄し、判事や弁護士、事件関係者を監禁して私的に裁判をやり直しさせるというプロット。
訳文が古いのが玉に瑕ですが、嘘を吐いたことがないという主人公の設定が効いていて、洒脱で皮肉な真相が面白い。


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ヘンリー・セシル
2008年05月
サーズビイ君奮闘す
2005年12月
判事とペテン師
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1996年03月
あの手この手
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1961年04月
メルトン先生の犯罪学演習
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1960年01月
法廷外裁判
平均:6.00 / 書評数:1
1958年01月
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