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[ 警察小説 ]
冬の裁き
エイブ・リーバーマン刑事
スチュアート・カミンスキー 出版月: 1998年03月 平均: 7.00点 書評数: 1件

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扶桑社
1998年03月

No.1 7点 kanamori 2010/04/16 18:39
シカゴの老刑事エイブ・リーバーマンを主人公とする警察小説、シリーズ第3作。
著者は、①40年代のハリウッド映画界を背景にした私立探偵もの(「ロビンフッドに鉛の玉を」ほか)、②崩壊前のソ連を舞台にした警察小説(「ツンドラの殺意」ほか)も書いていますが、初期の軽妙なものやウイットに富んだ作風と比べて、リーバーマン刑事シリーズは深みのある渋い警察小説です。
親族や同僚刑事ハンラハンとの交情も重要な読みどころなのに、邦訳が発刊順になっていないため、その人間関係の肝が解り難いなど、日本での扱いが充分でないのが残念です。
この作品は、ある冬の一日の事件をモジュラー方式で描いていて、結末の意外性も設定されています。シリーズ中ミステリ志向が一番高い代表作ですが、できれば第1作の「愚者たちの街」から順に読むことをお薦めします。


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スチュアート・カミンスキー
2009年12月
CSI:NY ニューヨーク 焼けつく血
平均:5.00 / 書評数:1
2008年04月
CSI:NY ニューヨーク 死の冬
平均:5.00 / 書評数:1
2000年02月
裏切りの銃弾
平均:6.00 / 書評数:1
1999年06月
愚者たちの街
平均:5.00 / 書評数:1
1999年02月
吸血鬼に手を出すな
平均:6.00 / 書評数:1
1998年08月
ハワード・ヒューズ事件
平均:5.00 / 書評数:1
1998年03月
冬の裁き
平均:7.00 / 書評数:1
1994年06月
我輩はカモじゃない
平均:5.00 / 書評数:1
1992年02月
血塗られた映画祭
平均:5.00 / 書評数:1
1990年07月
反逆者に死を
平均:6.00 / 書評数:1
1990年01月
ツンドラの殺意
平均:6.00 / 書評数:1
1982年04月
虹の彼方の殺人
平均:5.00 / 書評数:1
1979年05月
ロビン・フッドに鉛の玉を
平均:6.00 / 書評数:1