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[ 本格/新本格 ]
黒い仏
石動戯作シリーズ
殊能将之 出版月: 2001年01月 平均: 4.68点 書評数: 56件

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講談社
2001年01月

講談社
2004年01月

No.36 6点 幻燈 2007/10/05 12:26
某神話を知っていれば思わずにやりとできる作りだが、
今でいう“ミステリー”ファンには受け入れがたいだろう。
私はにやりと出来たのでこの点数。
これはミステリーを虚仮にしているのではなく、
「好きだからこそアンチテーゼを提示してみたい」
という、有栖川有栖に通じる真面目な茶目っ気が感じられる。

No.35 9点 ぷねうま 2007/09/19 16:49
賛否両論、というよりは圧倒的に否の方が多いのですが、『ハサミ男』『美濃牛』と良作に続いてこれが来たので物議を醸し出したのは確か。
あんなオチ思いついても普通書かん、バカすぎると思って非常に楽しめました。
僕は9点ですが、もっと酷評されて平均点を2点台ぐらいにするべき作品だと思います。

No.34 1点 レイ・ブラッドベリへ 2007/07/25 00:24
「ハサミ男」は面白かった。「美濃牛」もまあまあだったかな。
ところが「黒い仏」はひどかった。本を返すから金を返せ!とすら思った。
「今後この作家の作品は絶対に読むまい」と固く心に決めた。
<P.S.>
最近大手食品会社が、賞味期限の詐称や製品管理のルーズさにより、
それまで築いてきた信用を一挙に失墜させる事件が起きている。
これらの事件に接した時、私が思い起こしたのは、
昔、この本を読んだ時に受けたあのヒドイ印象のことだった。

No.33 7点 T・ランタ 2005/07/30 18:33
ラストは笑えましたが・・・あれはあれで面白いと思います。
その前に石動が解決を提示しているのですから、あれを真相だと思って、その後は蛇足と思えば気にならないんじゃないでしょうか。

No.32 3点 名無し 2005/07/04 03:20
ミステリーじゃなくてファンタジー

No.31 4点 ぷうば 2005/03/08 14:50
  アーユーレディ?   ノー、アイム・ジェントルマン

No.30 1点 まきまき 2005/02/27 00:43
何がやりたくてこの話を書いたのか、作者の意図がまったくわからない。
作者も出版社もこのオチが受けると本気で思ったのか?
ミステリーとしては問題外。ホラーにしてもまったく面白くない。

No.29 5点 小湊 2004/12/16 05:54
中途半端という意味での「5」です。ラストのオチは
賛否両論あると思いますが、思い切りやってくれてた
なら全然OKだったのですが…という感じ。ミステリ部分に関してはさほど奇抜な展開もなく、取材感ありありな状況描写と福岡ダイエーホークス臭が満載。
文章力はあると思うし、話の発想自体は嫌いではないので、他の作品に期待したいと思う。

No.28 8点 ないとー 2004/12/12 07:42
エレガントなロジックはミステリの醍醐味。だから、こんなどんでん返しもミステリの醍醐味。

No.27 1点 ekleryle 2004/12/05 15:06
何これ…。
全く笑えない。

No.26 8点 rosso 2004/11/02 02:07
怒ったら駄目だ。こういう話もないと世の中面白くないだろー。爆笑できるミステリーって素敵じゃないですかー。

No.25 8点 rosso 2004/11/02 02:07
怒ったら駄目だ。こういう話もないと世の中面白くないだろー。爆笑できるミステリーって素敵じゃないですかー。

No.24 4点 sophia 2004/04/12 16:09
真面目に読んで損しました。
ホークスファンなので「ラジオが壊れた」の下りは笑えましたが(笑)
そこだけ。

No.23 2点 kentaaa 2004/02/25 21:01
なんじゃこれは?見たいな作品。いろんな意味でスケールがでかすぎる。

No.22 5点 BJ 2004/02/21 11:52
うーん、話としてはまあ楽しめたけど、石動のキャラによるものだけだった。
 これは私の考える推理小説、ミステリの範疇外であると思う。
 結末にちょっと気の利いた意外性でもあれば問題作といえたかもしれないが、実はクトゥルーでしたではねえ。
 怒る人の気持ちが良く分かる作品でした。

No.21 2点 k−t 2004/01/29 22:58
うーん。なんでこの作品評価高いんだろ。作者も書く気がないんじゃないかな。おもいっきり取材してきましたって感じの舞台説明、相変わらず下手クソな人間描写、ぐだぐだ続く仏教説明。最後まで読むのが主義なので仕方なしに読みました。オチもあーそうですかって感じ。正直ひどいと思いました

No.20 3点 天昇 2003/09/08 20:19
随分、驚かされたけど、嬉しくない。

No.19 6点 ごんべ 2003/07/02 14:12
途中で、「この作者って京極夏彦を目指してるの?」って思うほど。
オチは別にどうでも良いのだけど、これじゃ反則だよね、って言う感もあるよね。
でもアントニオが何者なのか、次なる活躍に(この路線はもうお腹一杯だけど)期待したいかな(実際は「鏡の中は日曜日」では殆ど出てこなかったけどね)。

No.18 4点 寝呆眼子 2002/09/19 20:48
最後のオチで、評価が分かれるのは当然でしょう。私は「イマイチ」と感じた側です。
ああいった趣向を作品に取り込むことを否定するつもりはまったくありません。それによって「面白さ」を感じることができればOKなのですから。東野さんの「名探偵の掟」は快作だと思えましたが、こちらは「ハズした」かな。

No.17 7点 okuyama 2002/09/16 00:27
そう来るか!
1アイデアの作品ですが、新しいし、面白いし、オッケーです。「名探偵」への嫌味がたっぷり。楽しんで書いていることがひしひしと伝わってきます。
肝心の犯罪部分がもう少し斬新なら、もっと良かったのですが・・・。
ちなみに私は野球に詳しくないので、中村さんに感情移入しながら読みました。


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