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[ サスペンス ]
誰かが見ている
メアリ・H・クラーク 出版月: 1979年01月 平均: 5.00点 書評数: 1件

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新潮社
1979年01月

No.1 5点 mini 2009/06/22 09:45
国内にも”サスペンスの女王”と呼ばれる作家は居るが海外ならメアリ・H・クラークが筆頭格だろう
ミラーやレンデルらのこってりした心理描写と違い、クラークのはテンポの良い純然たるストーリーテリング型のサスペンス小説だ
アームストロングから善意を省き、よりスリルを増した感じと言えば近いか
とにかく王道のサスペンス小説とはこう書くべきという起承転結がしっかりした教科書のような見事なプロットだ
あまりに完璧なので、そのまま映画のシナリオにも使えそう
実はこれこそがクラーク最大の弱点で、つまり完璧過ぎて欠点が無いので、風変わりで異色な面白さというものに欠けているのだ
やはり完璧過ぎるのも良し悪しなんだろうな
尚、娘のキャロル・H・クラークも母娘二代に渡るサスペンス作家で、女優などはやってないのである


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メアリ・H・クラーク
2004年04月
魔が解き放たれる夜に
平均:7.00 / 書評数:1
1999年03月
リメンバー・ハウスの闇のなかで
平均:6.00 / 書評数:1
1996年05月
オルゴールの鳴る部屋で
1989年01月
暗夜に過去がよみがえる
平均:6.00 / 書評数:1
1981年06月
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子供たちはどこにいる
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1979年01月
誰かが見ている
平均:5.00 / 書評数:1