海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

[ サスペンス ]
子供たちはどこにいる
メアリ・H・クラーク 出版月: 1980年10月 平均: 6.00点 書評数: 1件

書評を見る | 採点するジャンル投票


新潮社
1980年10月

No.1 6点 蟷螂の斧 2013/12/04 09:20
米ベスト100の50位(サスペンス部門4位)裏表紙より「夫の声がきこえる―ナンシー、どうしたんだ?子供たちはどこにいる?七年前の実子殺害容疑は、証人が姿を消したため、かろうじて有罪を免れた。頼もしい男と出会い、二人の子供に恵まれ、忌まわしい過去を振り捨てて、新しい生活が始まった。しかし、またもや子供たちは、いなくなった。」・・・警察はナンシーを疑い、物語は進行するのですが、誘拐犯(ロリコン)が当初から登場しますので、ナンシーの容疑の有無については読者にとって問題となりません。従って、どこに犯人が潜んでいるのか、子供たちの運命は?ということを中心に物語は進行します。登場人物の心象もよく描かれていますし、風景も頭に入ってきます。非常に読みやすいし、テンポもいいですね。また、ちょっとしたサプライズも用意されています。アメリカではサスペンスの女王と呼ばれているそうですが、日本での知名度は?。


キーワードから探す
メアリ・H・クラーク
2004年04月
魔が解き放たれる夜に
平均:7.00 / 書評数:1
1999年03月
リメンバー・ハウスの闇のなかで
平均:6.00 / 書評数:1
1996年05月
オルゴールの鳴る部屋で
1989年01月
暗夜に過去がよみがえる
平均:6.00 / 書評数:1
1981年06月
揺りかごが落ちる
平均:6.00 / 書評数:1
1980年10月
子供たちはどこにいる
平均:6.00 / 書評数:1
1979年01月
誰かが見ている
平均:5.00 / 書評数:1