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[ サスペンス ]
聖女の塔
建築探偵シリーズ
篠田真由美 出版月: 2006年07月 平均: 3.50点 書評数: 2件

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講談社
2006年07月

講談社
2013年08月

No.2 3点 nukkam 2016/05/29 03:08
(ネタバレなしです) 2006年発表の桜井京介シリーズ第12作ですが本書は本格派推理小説ではなく(講談社文庫版の巻末解説で加納朋子もコメントしていますが)サスペンス小説です。蒼が巻き込まれる失踪人探しと京介が巻きこまれる長崎の小島での集団焼死事件、両方とも新興宗教団体が関わっています。そして物語が進むにつれて京介に対して向けられる悪意の存在がどんどん大きくなっていきます。あのシャーロック・ホームズに対する仇敵モリアーティー教授の再現を狙ったのでしょうか。全15作のシリーズ終焉が近づきつつあることを感じさせますが、個人的には悪との対決と決着という方向の物語はこのシリーズで期待してはいないのですが。

No.1 4点 初老人 2014/04/22 09:14
これは何と言うか…ミステリとしては明後日の方向に向かっていると言わざるを得ない。過去作からの登場人物が多く再登場し、しかもかなり重要な役割を担っているので、初めての人であれば戸惑いを覚える事は間違いない。そしてラスト近くでの甘ったるい会話の応酬…読んでいて馬鹿らしくなった。さらに最後の黒幕の登場の仕方が金田一少年の高遠のそれとそっくり。


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篠田真由美
2015年06月
誰がカインを殺したか
平均:6.00 / 書評数:1
2014年03月
屍の園
平均:6.00 / 書評数:1
2013年08月
さくらゆき
平均:7.00 / 書評数:1
2013年07月
わたしはここにいます
平均:6.00 / 書評数:1
2011年01月
燔祭の丘
平均:6.67 / 書評数:3
2010年01月
閉ざされて
平均:6.00 / 書評数:2
2009年01月
黒影の館
平均:4.50 / 書評数:2
2007年06月
一角獣の繭
平均:5.50 / 書評数:2
2006年07月
聖女の塔
平均:3.50 / 書評数:2
2005年07月
すべてのものをひとつの夜が待つ
平均:5.00 / 書評数:1
2005年04月
胡蝶の鏡
平均:6.00 / 書評数:2
2004年06月
失楽の街
平均:4.50 / 書評数:2
2004年05月
Ave Maria
2004年03月
アベラシオン
2003年10月
魔女の死んだ家
平均:5.00 / 書評数:1
2003年05月
angels
2002年08月
綺羅の柩
平均:5.00 / 書評数:2
2001年08月
月蝕の窓
平均:5.33 / 書評数:3
2001年06月
センティメンタル・ブルー
平均:5.00 / 書評数:1
2000年04月
仮面の島
平均:4.67 / 書評数:3
1999年04月
桜闇
平均:6.00 / 書評数:3
1998年05月
美貌の帳
平均:6.00 / 書評数:3
1997年04月
原罪の庭
平均:5.25 / 書評数:4
1996年07月
灰色の砦
平均:6.67 / 書評数:3
1995年11月
翡翠の城
平均:4.00 / 書評数:2
1995年10月
ルチフェロ
平均:3.00 / 書評数:1
1995年01月
玄い女神
平均:5.00 / 書評数:2
1994年09月
未明の家
平均:6.67 / 書評数:3
1994年08月
祝福の園の殺人
平均:6.00 / 書評数:1
1992年08月
琥珀の城の殺人
平均:5.50 / 書評数:2