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[ 本格/新本格 ] 少年ABCの完璧な選択 |
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| 結城真一郎 | 出版月: 2026年08月 | 平均: 7.00点 | 書評数: 1件 |
![]() 新潮社 2026年08月 |
| No.1 | 7点 | メルカトル | 2026/09/23 22:21 |
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| 守るべきは、今の家族か。命懸けの約束か。
2025年8月、朝。とある誘拐事件が日本全土を震撼させた。あの夏の真犯人は名乗り出よ、さもなくば諸君らの大切な"方舟ちゃん"の命を頂戴する――。 それは、かつて法の死角を突く鬼手で完全犯罪を成し遂げた三少年に対する宣戦布告だった、タイムリミットは今夜10時。3時間ごとに、少年たちの個人情報が暴かれていく。あの頃は失うものなんてなにもなかった、だけどいまは――。 Amazon内容紹介より。 第一部はやや重めの青春ミステリ。主人公は三人の男子中学生と同級生の女子。四人は自ら「本町ギャングスターズ」を名乗ります。男子ABCのうち二人は万引きの常習犯で一人は監視役。彼らの青春は自由奔放でちょいワルなものでした。そんな時紅一点の之愛の身に尋常ならざる事態が起こります。そして三人は復讐の為拷問を実行する事を決意しますが。 少年たちの家族構成やその関係性などのエピソードも描かれますが、それはオマケの様なものです。 そして第二部はそれから十五年後に起こる世間を震撼とさせるある事件を、警察対三少年の構図で描かれます。じりじりした対決は二人の刑事がなかなか過去の惨劇の核心に迫れず、読んでいる者としてはじれったい思いにイライラが募ります。心理戦や頭脳戦を核とした駆け引きが好きな方にはお薦めです。 伏線回収も良く考えられており、読み応えも十分だと思います。楽しいとか面白いというよりも、兎に角先が気になって嫌でもページを捲らされる感じです。 |
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