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GOTH リストカット事件
乙一 出版月: 2002年07月 平均: 6.83点 書評数: 52件

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角川書店
2002年07月

No.32 5点 touko 2008/09/17 18:33
ブラックなライトノベル。
ゴスロリとか好きな中学生には人気ありそうと思いました。

No.31 7点 サトラップ 2008/06/01 00:05
無駄が少なく読みやすかった。
また、似たようなトリックを使いながらも、結構驚かされるという、作者の技量もすばらしい。

No.30 7点 おしょわ 2008/05/05 22:22
余分な部分がそぎ落とされた感じが悪くないです。
プロット自身は目新しさはないですが、ページ数の割りに内容が濃く感じるのは、最近のやたらページ数が多い作品に辟易してるからですかねぇ。

No.29 7点 なの 2008/02/17 22:14
うーん、やっぱり取り違えネタが多過ぎですよね。
1話1話読むなら問題無いんですが、連続されると流石に食傷気味。
物語自体は結構好きです。

No.28 8点 ぷねうま 2007/09/20 23:26
読みやすくて面白かった。キャラ設定や世界観はあまり好きじゃなかったけど。
関係ないが乙一には一度、ゴリゴリの本格作品を本気で書いてみて欲しい。薄味じゃなくてめっちゃ濃い味の。ダメ元で。

No.27 6点 はせ 2005/05/01 13:53
楽しめたが、乙一が好きな自分としては不満が残る。書いてはいけない作品だ。救いがない。乙一の良さを本格の枠組みがことごとくつぶしている。「土」の哀切さはすごくよかった。

No.26 10点 Pj 2005/04/24 20:10
ミステリィ史に残る傑作。壊れた世界+登場人物に救いようのない結末と言う点では佐藤友哉との共通点が見出せるが、この作品のほうがまだ救いようのある結末であり、壊れた世界が佐藤友哉とは別の意味で非常に上手く描かれている。内容は斬新かつ衝撃的であり、それが佐藤友哉や西尾維新と同じくトリックを作品の雰囲気作りのためにしか使っていない点とあいまって、非常によい作品に仕上がっている。

No.25 3点 Q 2005/04/21 20:14
サブカルを集めておっさんにも分かりやすいように
再構成してあげましたよ、と言うだけの作品。
それ以上でもそれ以下でもない。

No.24 6点 G-? 2005/02/12 02:14
 推理小説の要素がかなり弱いのに本格ミステリ大賞を受賞したというのが不思議でたまらない。結構良かったのだが、気に入っていた主人公を最後で死んだも同然にされた時はショックだった。

No.23 5点 sophia 2005/01/10 17:58
このミス2位ということで期待して読みましたが、特に目新しさは感じられませんでした。ミステリー初心者のうちに読めばもう少し楽しめたのでしょうか。「犬」のあまりにも無理がある叙述トリックと「記憶」のあまりにも読めすぎるオチ、この2つが大きな減点対象となりました。特に「犬」の叙述トリックは絶対にやっちゃ駄目なやつでしょう。それから文章がどうしてもラノベレベルなので、そこは割り切りが必要です。

No.22 6点 884 2004/10/07 19:00
 確かに毎回取り違えを使ってますが、踏襲されるパターンを楽しめればいいんだと思います。
 No.2、しゃんさんの「感情の欠落した少年と、感情表現を失った少女の組み合わせ」は上手いですね。

No.21 7点 aya 2004/08/18 01:37
森野が大好き☆あのキャラは最高やと思います!でも、乙一が切ない系を書く人やと思ってた人にはあんまり受け入れられやんかも??とも思った。でも、淡々とした感じがまた素敵やった。

No.20 7点 あびにゃん 2004/06/15 11:12
キャラ設定は主人公と森野のコンビがときたまコメディに見えていい味が出てたと思う。「声」は読んでて先が気になってかなり吸い込まれるように読めました。「記憶」と「犬」あたりはだんだん飽きてきてしまいあまり好きではなかったかも。ただ乙一の短編を読み続けているうちに必ず最後はどんでん返し?なオチなのでだんだん飽きてきてしまうというのはあるかも。特にGOTHはシリーズ系なので。

No.19 9点 はち 2004/05/06 22:32
面白かった。キャラクターも好きなタイプでした。特に文句を言いたい箇所は見つからないんですが、満点をつけるほどの衝撃はなかったのでこの点数。

No.18 5点 kou 2004/03/15 01:13
借りて読んでみたが、最後まで読了できず。世界に入り込めなかった。薄暗い描写のわりにドライなところが合わないのかも。発想はまあ面白いと思う。

No.17 5点 たつ 2004/02/24 21:07
意外に面白かったです。

No.16 10点 こるとぱいそん 2004/02/23 17:33
初めて読んだ乙一作品だったんですが、シャープな文章にすっかり魅せられてしまいました。最後まで一気に読ませてしまう文章力に敬服です。読んで良かった。最高!!

No.15 9点 ぶんぶん 2004/02/07 21:30
主人公たちの壊れ方が大好きです。題名は忘れましたが(多分「記憶」)一作だけおもしろくなかったので9点です。

No.14 7点 SD 2003/12/03 21:36
「犬」が好きだな・・・伏線もちゃんとあったしね
全体的に「夏と花火〜」ほど引き込まれなかったのは何故だろう・・・作風が安定してきたからだろうか

No.13 5点 風車 2003/09/29 19:45
 つまらなくはない。驚きはあった。だが、乙一作品に共通する「深み」が、今作ではあまり感じられなかったのが残念。ラストに重点を置きすぎていたのではないだろうか。そのため、物語の中に読者を入り込ませてしまうような文章装置も、今回はあまり機能していなかったような気がする。
 さて、作品個々で見ると、「犬」は個人的には、ラスト、とってつけたような気がしてやや許せなかった。「暗黒系」「記憶」「声」は乙一が書かなくてもよさそうな作品で、氏特有の味が無かった。
 でも「土」と「リストカット」は面白かった。特に「リストカット」は、非常に考えられていて、伏線の張り方も巧妙だと思った。さすが乙一、と心中で唸ってしまった。
 まあ、これは個人的な意見。面白いと思う人が沢山いるのも事実。でも自分の全体評価は、五点ですな。


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