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[ 本格/新本格 ]
死香探偵 尊き死たちは気高く香る
死香探偵シリーズ
喜多喜久 出版月: 2018年01月 平均: 6.00点 書評数: 1件

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中央公論新社
2018年01月

No.1 6点 makomako 2021/08/29 08:10
 喜多氏の小説は理科系の推理といった様相が強いのですがこれはそちらかというとファンタジー風の設定です。
 勿論探偵としては感情が氷着いたような白衣の科学者で、この人に無理やり操作業務を手伝わさせられるといった設定ですが、主人公はあくまでも死臭を特定の食べ物の匂いと感じてしまうといった特殊能力を持った青年です。
 ちょっとした残り香でもかなり時間が過ぎていても特定の死臭をかぎ分けてしまう。こんな能力があれば犯人を見破ることは簡単にできてしまいそうです。
こういった設定は使い方のよってつまらなくも興味深くもなりそうです。
 作者は上手に使い分けているので興味深いほうが大きく、それなりに楽しく読めました。
 設定が特殊なため新しいお話が比較的簡単に作れそうではあります。すでにシリーズ化されているようなので次作も読んでみましょう。


喜多喜久
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