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[ SF/ファンタジー ] ただし少女はレベル99 レベル99シリーズ |
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汀こるもの | 出版月: 2014年02月 | 平均: 3.00点 | 書評数: 1件 |
講談社 2014年02月 |
No.1 | 3点 | メルカトル | 2020/08/27 22:38 |
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葛葉芹香は、ラッキーつづき。抜き打ち試験はうまくいくし、四つ葉のクローバーを見つけたし、シークレットライブのチケットまで当たった。でも、そんな幸運には限りがあった。まさか本当に出屋敷市子の写真にそんな力があったなんて。「消せ」と言われたけど、消し忘れていた携帯電話の中の写真。まさかそのせいでこんなことになるなんて。(「幸運には限度額がある」)ほか、純和風美少女・市子と護法である妖怪たちのシリーズ作品4編を収録!
『BOOK』データベースより。 これは一種の惨劇です、私は惨劇に襲われたのです。言わば西尾維新の物語シリーズの出来損ないの様な駄作でした。これを最後まで読み切った自分を褒めてやりたい、そしてシリーズ次作以降を購入しなかったことに心底安堵しています。 ラノベを意識したせいか稚拙で読みづらい文章、この手の小説に必要最低限のキャラの魅力のなさ、一向に盛り上がらない物語、読み進めば進むほど訳が分からなくなっていく内容、いずれを取ってももううんざりです。 長々と読まされて、結局何がしたかったのか私にはさっぱり理解できませんでした。Amazonの高評価は一体何なのでしょうか。こるものフリークなのですか。何故本作が何作もシリーズ化されているのか不思議で仕方ありません。どこにそんな魅力や読みどころがあるのか。正直タナトスシリーズとは大違いです。 |