皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
|
[ 短編集(分類不能) ] 妄想銀行 |
|||
|---|---|---|---|
| 星新一 | 出版月: 1967年01月 | 平均: 7.00点 | 書評数: 3件 |
![]() 新潮社 1967年01月 |
![]() 新潮社 1974年01月 |
![]() 新潮社 1978年04月 |
![]() 双葉社 1999年11月 |
![]() 理論社 2009年08月 |
| No.3 | 7点 | 虫暮部 | 2026/04/17 15:51 |
|---|---|---|---|
| 本書を読むのは中学校以来。その時は図書館で借りるのではなく実家の蔵書だったから、何度か繰り返し読んだ筈。それが此度読み返して覚えていたのは僅かに「信念」「変な客」「博士と殿さま」。あと「人間的」は教科書に載っていたね。
犯罪関係やミステリ的な謎を含む話が思ったより多く(三分の一くらい)、日本推理作家協会賞受賞も伊達ではない。 印象的な作品は、世界の曖昧さを結構長々と描いた「陰謀団ミダス」、この真相には意表を突かれた「古風な愛」、星新一らしからぬダークな「敏感な動物」。 「破滅」のオチは良く判らん。「鍵」はH・G・ウェルズ「塀についたドア」みたい。表題作は “妄想” の内容とその扱いに時代を感じる(ポリコレ的に……)。 |
|||
| No.2 | 8点 | Tetchy | 2017/07/02 10:58 |
|---|---|---|---|
| オイラの星新一ショートショートランキング第1位の「鍵」が入ってるだけで、この本は読む価値がある。
他の作品も面白いが、なんといっても「鍵」!これに尽きる。 |
|||
| No.1 | 6点 | 風桜青紫 | 2016/02/11 18:18 |
|---|---|---|---|
| 星新一の推協賞受賞作。もちろん面白いんだが、個人的にはそれ以前に候補になっていた『ようこそ地球さん』や『悪魔のいる天国』のほうが充実していたかな……。悪意のない残酷さが後味を残す「女神」、意表をつくオチに納得してしまう「人間的」が印象深い。どんでん返しという点では「古風な愛」がなかなかミステリ的で冴えていた。なんにせよ安定した面白さのある短編集。 | |||