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[ SF/ファンタジー ]
夢魔の標的
星新一 出版月: 1964年01月 平均: 5.33点 書評数: 3件

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早川書房
1964年01月

早川書房
1973年01月

新潮社
1974年01月

新潮社
1977年12月

新潮社
1977年12月

No.3 6点 糸色女少 2023/10/27 23:14
漣や奇妙な夢に悩まされる腹話術師の主人公が、街角の占い師を訪ねるくだりから始まる。いくつもの遅延を合間に挟みながらも、次第に全容をあらわしてゆく夢の侵略に、彼は包囲され翻弄される。
ひとりでに話し始めた腹話術人形と主人公によって交わされる問答や、テープ・レコーダーによる寝言の録音などの道具立てを巧みに用いることによって、作者は非現実的なガジェットを登場させることなしに違和感を演出し、「世界の外側からの侵略」というテーマを魅力的に描き出すことに成功している。敵の企みをいかに阻むかに焦点があてられる後半にかけては、彼らの盲点を探る謎解きの要素も加わり退屈させない。

No.2 6点 Tetchy 2017/07/23 22:28
果たして最後に勝ったのは夢魔か女医か?読中は恐怖感が襲うが、読後はやっぱり星印。

No.1 4点 風桜青紫 2016/02/11 17:39
「星新一の長編が推協賞候補になってたのか!」ということで読んでみたが、いまいち面白くなかった。冒頭はクルコちゃんが勝手に動き出す有り様が妙に不気味でひきつけられたんだが、どうもラストシーン近くになると話が抽象的でなんでもあり感が目だっていまいち話についていけない。オチのつけかたもやや強引な感じ。ショートショートだったらそれなりに面白いアイデアなんだろうけど、長編ひとつを支えるには弱いかも……。声優の恵子がなんかかわいかったのは評価点。


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星新一
2000年03月
気まぐれスターダスト
平均:5.50 / 書評数:2
1983年10月
どんぐり民話館
平均:6.00 / 書評数:1
1981年02月
地球から来た男
平均:6.00 / 書評数:1
1973年05月
気まぐれ指数
平均:6.50 / 書評数:2
1973年03月
声の網
平均:7.00 / 書評数:1
1972年08月
ノックの音が
平均:6.00 / 書評数:1
1971年11月
エヌ氏の遊園地
平均:6.25 / 書評数:4
1971年01月
未来いそっぷ
平均:6.50 / 書評数:2
1968年01月
午後の恐竜
平均:8.00 / 書評数:2
1967年01月
妄想銀行
平均:7.00 / 書評数:2
1966年04月
黒い光
1964年01月
夢魔の標的
平均:5.33 / 書評数:3
1961年01月
悪魔のいる天国
平均:6.00 / 書評数:2
ようこそ地球さん
平均:8.00 / 書評数:3
ボッコちゃん
平均:7.50 / 書評数:14