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ミステリの祭典

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spam-musubiさんの登録情報
平均点:5.70点 書評数:192件

プロフィール| 書評

No.12 5点 マジックミラー
有栖川有栖
(2007/08/27 09:43登録)
まとまっていて良いと思うのですが、
『この先どうなってしまうんだろう?犯人は誰?
は、は、早く続きが読みたーーい!!!!!!!』
なーんていう、ハラハラドキドキ感を感じませんでした。


No.11 10点 火車
宮部みゆき
(2007/08/17 09:17登録)
ラストに否定的な方がいますが、もう犯人の思いは描き尽くされていて
これ以上何を語らせても蛇足になるだけではないでしょうか。
このラストこそが作者のセンスであり凄さでしょう。
初めて読んだときは確かに「ものすごい取り残され感」を感じましたが(笑)。

私の中では、「切ない犯人№1」です。


No.10 5点 私が彼を殺した
東野圭吾
(2007/08/17 09:09登録)
こういうスタイルの本だということを全く知らずに読み進めていったので、
最後のページでは唖然呆然…(涙)。
文庫本の袋とじを読んで、15分考えて、やっとこ犯人に思い当たりました。

私自身は、読みながら推理をせず「気持ちよく騙されたい」タイプなので
この終わり方はちょっと苦手です。読んでる最中は引き込まれたのですが。


No.9 7点 迷路館の殺人
綾辻行人
(2007/08/16 08:30登録)
荒唐無稽なところも含めて楽しまなくちゃ!


No.8 6点 悪意
東野圭吾
(2007/08/09 15:49登録)
手記・記録という形を取ることであえて平板な流れを演出し、
「地下を流れる川のような、底流に潜む悪意」を描いているのでしょう。
実に見事だと思いますがやはり劇的さに欠けるかな、と。
好みの問題ですいません。

それにしてもこの作者の文章って、本当に引き込まれるし、
なおかつ読みやすいですね。
また一気に読んでしまった…(まだ2冊目ですが)。


No.7 7点 仮面山荘殺人事件
東野圭吾
(2007/08/09 08:49登録)
「いかにも」などんでん返しで楽しめました。
読み返してみると、地の文については反則ギリギリの線ですが(笑)


No.6 4点 R.P.G.
宮部みゆき
(2007/08/09 08:45登録)
何と言い訳しようとも、これはやっちゃいけないでしょ。
反則です。


No.5 9点 占星術殺人事件
島田荘司
(2007/08/09 08:43登録)
この本を読むと、そこら辺の推理小説に書かれているトリックが「ちんけでせせこましく」見えてしまって困る。


No.4 8点 クロスファイア
宮部みゆき
(2007/08/02 10:01登録)
最初は自分のやっていることに疑問を持たない主人公に違和感を
感じていたが、主人公の心情の変化に合わせて徐々に共感を覚え始め、
最後の展開は……、うーん、さすがに巧い。あっという間に上下巻読破してしまいました。

超能力者が大活躍という話は無数にありますが、異能の者ゆえの孤独・悲哀・悲劇を扱わせたら右に出る者がいませんね。「龍は眠る」にも通じますが。


No.3 7点 蒲生邸事件
宮部みゆき
(2007/08/02 09:47登録)
読後感がいい。どんな未来が待っていようと(それがわからないからこそ)
前向きに生きていこう、という人生賛歌。


No.2 6点 人形はこたつで推理する
我孫子武丸
(2007/07/14 11:51登録)
内容5点、おむつ萌えで+1点。
『二重人格の腹話術師に惚れる女がいるだろうか…』という点に
引っかかりを覚えてしまいましたが、設定勝ちでしょうね、楽しめました。
続編は長編らしいので、これから読むのが楽しみです。


No.1 7点 頼子のために
法月綸太郎
(2007/07/12 10:06登録)
1.頼子の側から考えると、あまりにも頼子がかわいそう。発端となった事件にしても、
  あんなの親の不注意が原因であって、子どものせいにするなんてバカ親じゃないかと。
2.ネコって飼い主のピンチに立ち上がるものでしょうか?
  うちのネコだったらきっと…(涙)
3.皆さん同様、読後感が実に悪い。

といったところを差し引いても、とても引き込まれました。
この作者の本は4冊目なのですが、一番面白かった。

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