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ミステリの祭典

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ほげほげさんの登録情報
平均点:5.80点 書評数:10件

プロフィール| 書評

No.10 4点 黒い仏
殊能将之
(2002/03/20 15:27登録)
物語としては、こんなのもありかなと。
石動氏のとぼけた雰囲気が、結構好き。
美濃牛と続けて読む人は、登場人物が一部重なるだけで、まったく別の世界の話と思って読んだ方が楽しめると思います。


No.9 6点 美濃牛
殊能将之
(2002/03/18 21:51登録)
そこそこ楽しめる作品だと思います。
ただ長さの割には、動機とかの心理描写が弱いような気がしました。
しかし、脇役の人物のほのぼのとした描写に好感が持てたので、プラス1点です。


No.8 4点 すべてがFになる
森博嗣
(2002/02/05 17:55登録)
期待して読んだだけに、採点はちょっと辛めです。
トリックとか舞台設定は嫌いじゃないのですが、動機の設定がイマイチ好きになれませんでした。あれが動機たることを納得させるだけのものが、作中に無かったように思いました。


No.7 6点 崑崙遊撃隊
山田正紀
(2002/02/05 17:49登録)
話の流れや心理描写に荒削りなところがある作品ですが、秘境探検ものとして、崑崙の地の設定や描写は楽しめました。。


No.6 7点 ある閉ざされた雪の山荘で
東野圭吾
(2002/01/03 12:27登録)
最後がきれい事で済まされたような気もしますが、個人的には好きな終わり方。


No.5 5点 放課後
東野圭吾
(2001/12/14 03:05登録)
他の人のコメントにもあるように、「動機がちょっとなあ」という気がします。
でも、動機自体が問題というよりもあれが動機になるほどのものであったという、犯人あるいは状況の書き込みが弱かったように思います。
しかし、犯人の心理描写を書き込み、且つ犯人を捜しを両立させることは、これまで色々と工夫がされているとはいえ、推理小説として難しいのでしょう。


No.4 9点 眠りの森
東野圭吾
(2001/12/14 02:57登録)
こんなにうまくいくのかと思うようなところもありますが、バレエ団という世界の異質性が作品の根底を流れていて、その雰囲気を楽しめました。(本当にバレエ団がああいうところか分かりませんけど)
またラストシーンも印象的で、個人的にはとても好きです。


No.3 5点 密閉教室
法月綸太郎
(2001/12/06 04:46登録)
理屈っぽい割には、登場人物をそれぞれの行動に駆り立てる動機に説得力が欠けていたように思う。
ただ、最後の場面で探偵への投げかけられる言葉には、はっとさせられるものがあった。
配点は、作品の出来3、ラストの言葉1、(法月氏の作品は他に読んだことが無いので)期待1で合計5点になりました。


No.2 7点 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件
麻耶雄嵩
(2001/10/05 17:56登録)
いかにもミステリーという感じで始まって、最後に大逆転。
”名探偵”という存在にもこのような使い方があるのかとびっくり。
読んでよかった。


No.1 5点 塗仏の宴
京極夏彦
(2001/09/12 18:08登録)
京極夏彦の作品を読むときに期待する現実と幻想の世界の
境がなくなる眩むような雰囲気はあったと思う。
でも、2部作のあんな長い作品にするほどかというと???
一つの流れが、もったいぶって終わったあと続きが出てくるまで間が長いから、忘れちゃって・・・

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