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ミステリの祭典

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かつおさんの登録情報
平均点:6.75点 書評数:8件

プロフィール| 書評

No.8 8点 今昔続百鬼 雲
京極夏彦
(2003/01/22 00:55登録)
この作品に対する評価が低い理由は、なんとなくわかります。しかし私は、いつもと同じレベルの美しい言葉で、同じ世界の物語を矛盾無く、全く違うテンションで書き分ける京極夏彦氏の才能の凄さに感動しました。


No.7 6点 塗仏の宴
京極夏彦
(2003/01/22 00:49登録)
本当に、オールキャストのお祭騒ぎ。この人物にはこんなエピソードがあったな、などと思い出しながら適当に流して読むと良いんではないかい。


No.6 9点 続巷説百物語
京極夏彦
(2003/01/22 00:44登録)
少々話が壮大になりすぎた感もありますが、最後の話は最高に悲しく、最高なけりのつけ方でした。


No.5 10点 巷説百物語
京極夏彦
(2003/01/22 00:39登録)
単純な勧善懲悪にとどまらない時代劇、しかもキャラ萌えの京極夏彦全開ですね。最後の書き下ろし作品がしみます。


No.4 5点 匣の中の失楽
竹本健治
(2003/01/22 00:32登録)
あまりにもリアリティが無い。まあミステリというジャンルにおいてリアリティは必要不可欠ではないのでその点はまあ良いとして、結局竹本氏の技術によって、読者はミステリの楽しみを奪われてしまったね。そして、後のウロボロスにしても、この技術との差異は感じられない。結局才能の打ち止めだったんだろうな。でも、この技術の確立という点で、尊敬はしても良いかな、とは思います。


No.3 2点 封印再度
森博嗣
(2003/01/22 00:19登録)
この作品で森博嗣を見限りました。恋愛ものを発展させる気が無いなら、ミステリにおいて恋愛関係なんて設定する意味が無いと思います。正直言って犀川と萌絵の関係にこれ以上つきあう気が起きません。


No.2 5点 絡新婦の理
京極夏彦
(2003/01/22 00:07登録)
美しいが理解できない。本当に蜘蛛の糸を完全にほどきつつ読み解くことは不可能なので、ミステリとして高い評価をする人は、作家にだまされているのではないか。文学作品として評価するなら満点をつけることができるだろうが。


No.1 9点 鉄鼠の檻
京極夏彦
(2003/01/21 23:56登録)
京極堂シリーズでは、最もシンプルなストーリー展開のようにも見えるが、この作品において殺人事件自体はサブストーリーに過ぎない。作品のメインは、別のところにあるのだから、連続殺人の動機がフェアじゃないなどというのは、もはや意味の無い批評であろう。

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