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ミステリの祭典

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ボナンザさんの登録情報
平均点:5.20点 書評数:1675件

プロフィール| 書評

No.375 6点 狂い壁 狂い窓
竹本健治
(2014/07/16 13:17登録)
綾辻・有栖川の復刊で。乱歩らしい雰囲気に挑戦したのがわかるが、あくまで竹本の描く世界。
偽書よりも面白かった。


No.374 5点 松風の記憶
戸板康二
(2014/07/16 13:08登録)
戸板の長編二作を納めた最終巻。
松風の記憶は新聞連載ということもあってかやや冗長な面もあるものの、心理描写はやはりうまい。
第3の演出者もオチは読めるが、中々にうまい書き分けがなされており、読んでいて退屈しない。
雅楽の推理が一足飛びなのがやや残念。


No.373 5点 薫大将と匂の宮
岡田鯱彦
(2014/07/12 13:17登録)
昭和ミステリ秘宝で読了。表題作は源氏物語の偽作という驚きの内容。完成度も高く、引き込まれてしまう。
短編集も幻想的で岡田の才能に驚かされる。


No.372 5点 ユニオン・クラブ綺談
アイザック・アシモフ
(2014/07/10 21:24登録)
黒後家蜘蛛の会以上に謎解きにこだわった短編集。
黒後家に比べて掛け合いなどが省略された感はある。


No.371 5点 ミニ・ミステリ傑作選
アンソロジー(海外編集者)
(2014/07/10 21:19登録)
クイーン編集のミニミステリ集。
どれも面白く、退屈しのぎには事欠かない。


No.370 5点 怪人二十面相・伝
北村想
(2014/07/08 17:57登録)
中々斬新な作品。サーカスの怪人で明らかになった二十面相の事情からここまでふくらませたのは見事としか言いようがない。


No.369 4点 劇場の迷子(創元推理文庫版)
戸板康二
(2014/07/08 17:55登録)
ここまでくると日常の謎というより普通の小話になってしまう。
面白いことは面白いが、初期の二冊には劣る。


No.368 5点 巨匠を笑え
ジョン・L・ブリーン
(2014/07/08 17:54登録)
黄金時代から現代へかけての巨匠の作風をパロディした短編集。
笑いのツボを押さえたユーモア作品。


No.367 7点 殺す者と殺される者
ヘレン・マクロイ
(2014/07/08 17:52登録)
アイディア以上にマクロイの筆によるところが大きい。
名作。


No.366 6点 暗い鏡の中に
ヘレン・マクロイ
(2014/07/08 17:51登録)
埋もれていたヘレン・マクロイの傑作が復活したことがまず喜ばしい。
作品自体も傑作とよんで差し支えない。


No.365 6点 ウッドストック行最終バス
コリン・デクスター
(2014/07/03 16:23登録)
二転三転する推理が面白い。トリックや真相に意外性はないが、解き明かされるまでの論理の流れは賞賛に値する。
ただ、世評で騒がれるほどの大傑作かというとノーだと思う。


No.364 4点 補遺篇「達磨峠の事件」
山田風太郎
(2014/06/27 12:38登録)
補遺篇ということもあってこれまでのシリーズに収録されない作品が詰まっている。
パート1はミステリだが、下山事件などの実在の事件を扱っているのも興味深い。
パート2はショートショートであり、山田の人間描写が映える。
パート3は受験小説等の子供向けが主。このような受験のとらえ方は今では必ずしも賛成されまいが・・・。


No.363 6点 鳴風荘事件
綾辻行人
(2014/06/24 01:32登録)
読者への挑戦状付き。おそらくは館シリーズ以上にこだわって書いたのではなかろうか。
充実した作品だとは思う。


No.362 5点 予告殺人
アガサ・クリスティー
(2014/06/20 02:27登録)
マープルものの最高傑作とされるが、やや他の代表作と比べると・・・。
いつも思うけどクリスティーは人間入れ替え過ぎだろ。


No.361 6点 凄愴編「棺の中の悦楽」
山田風太郎
(2014/06/16 16:28登録)
山田風太郎の作品の中でも特に残忍な作品を集めた傑作選。
どの作品も美しいものを汚してしまいたいというサディズムが見られ、それも乱歩のように幻想的ではなく、あくまで現実的ないやらしさを伴う。
わが愛しの妻よなどはそれなんてエロゲ?とでも言いたくなる内容で驚かされる。
棺の中の失楽は決して残酷な内容ではないが、皮肉なラストがすごい。
どれも人間を描く山田ならではの傑作だ。


No.360 4点 魔法飛行
加納朋子
(2014/06/12 02:18登録)
どの短編も日常の謎を扱っているが、ややインパクトには欠ける。
最後のハロー・エンデバーでそれまでのつながりを見せるが、山田風太郎の同一傾向作品とは比べものにならないほどとってつけたよう。


No.359 7点 殺しの双曲線
西村京太郎
(2014/06/10 14:44登録)
西村京太郎異色の名作。当然先にそして誰もいなくなったを読んでおく必要はある。
大胆不敵なトリックの数々。隠し方がややぬるいと思わされる部分もあるが、それでもなお名作と呼ぶべき内容であろう。


No.358 7点 検察側の証人
アガサ・クリスティー
(2014/06/07 23:42登録)
言わずと知れた脚本。
犯人は最初から一人しかいないわけだが・・・。
ラストのどんでん返しなど、屑男の本性が出て、クリスティらしい。
でも、彼女としては旅行の話を法廷で聞いた時点でおかしいと思わんかったのかな?


No.357 5点 ユーモア篇「天国荘奇譚」
山田風太郎
(2014/06/07 01:26登録)
トップバッターの天国荘奇譚が痛快なユーモアミステリ。
それ以降の作品も皮肉が効いていて面白い。地に足がついた傑作揃い。
最後の青春探偵団は少年ものといえなくもないが、どれもしっかりしたミステリに仕上がっているのはさすがである。


No.356 4点 犬はどこだ
米澤穂信
(2014/06/04 13:55登録)
二つの事件を合わせたといっても古文書の方は事件ですらないじゃん・・・。
おそらくこのアイディアが先にあったのではなく、どうやって二つの事件を合流させる作品を書くか知恵を絞ったのではなかろうか。
つながりに必然性が乏しい。
テーマ自体は米澤流七人の侍ってとこかな?

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