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ミステリの祭典

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殿一気さんの登録情報
平均点:8.60点 書評数:10件

プロフィール| 書評

No.10 5点 流星の絆
東野圭吾
(2008/03/13 22:21登録)
ミステリとしても小説としてもなんか中途半端な作品でした。前半部分は非常に読ませるし、思わず期待してしまうんですが、結局不発のまま終わってしまう感じ。「容疑者-」以降こんなような感じが多くないですか?それにしたって講談社の帯は大げさすぎ。全く泣けませんでしたよ。


No.9 10点 十角館の殺人
綾辻行人
(2008/03/13 05:38登録)
もう伝説ですよね、この作品は。別に本格が好きでない人でも最後のどんでんには驚くんじゃないですかね。初めて読んだミステリがこの作品だったと言う人がかなりいるみたいですが、正直羨ましいですね。一発目からこの衝撃を味わえたとは…。ちなみにこの作品、「館もの」というより、どちらかといえば「孤島もの」ですよね。


No.8 6点 理由
宮部みゆき
(2008/03/06 04:50登録)
何の予備知識も持たずに読み始めたので、いつもの宮部さんとの毛色の違いに戸惑いました。ノンフィクションの体裁が自分には合いませんでしたね。「火車」で直木賞を逃した時も驚きましたが、まさかこの作品で受賞するとはもっと驚きました…。


No.7 10点 白夜行
東野圭吾
(2008/03/06 00:00登録)
いままでの私の読書歴の中で、最も一気読みした作品でした!抜群に面白かったですね。それだけにドラマ化されると聞いた時は心躍るものがあったのですが……残念としかいいようがなかったですね。


No.6 9点 容疑者Xの献身
東野圭吾
(2008/03/05 23:54登録)
あのガリレオシリーズがここまで昇華したことに、単純に驚きました(笑)。そしてドラマ化、映画化にも。犯人の仕掛けた度肝を抜くトリックは、この作品と、この登場人物ならではのものであり、他の作品で使われていてもきっと納得できないでしょうね。様様な所で、この作品は本格か否かという議論が交わされているみたいですが、私の中では間違いなく本格してましたね。まぁ、著者本人はそんなことどうでもいいんでしょーけどね。


No.5 9点 スイス時計の謎
有栖川有栖
(2008/03/05 23:44登録)
短編集のランキングでもあれば、上位入選は確実ですね。表題作はホントお見事でした。国名シリーズでは最も面白い作品ではないでしょうか。


No.4 9点 女王国の城
有栖川有栖
(2008/03/05 23:41登録)
待望の江神新作。若干甘いところもありましたが、犯人を追い詰める論理の構築は流石で、読み応えあり!ミステリーの面白さを再認識させてくれました。導入部分がちょっと長く、また必要性もあまり感じなかったので、マイナス1点とさせていただきます。まぁ、さほど気にはならなかったですけど。なにせホント待たされましたからねぇ…。読めただけで幸せを感じちゃいました。予定では短編集を除けば次回作がラスト。愉しみではありますが、終わってしまうのはもの凄く哀しいですね。


No.3 10点 悪意
東野圭吾
(2008/02/27 23:15登録)
非常に巧みな構成で、迂闊にもどこに着地するのか見当もつかなかった。読む前は平凡なタイトルだなぁ…などと思っていたが、読後、納得。


No.2 8点 扉は閉ざされたまま
石持浅海
(2008/02/27 22:44登録)
仲間の1人が部屋からでてこないという緊急事態にも関わらず、開けるか否かであれだけ議論するのも不自然だし、犯人の動機にも決して納得はできないが、一つのミステリとしては十分に楽しめる作品だと思う。いかにも続編が出るような終わり方だったが、素直に期待したい。


No.1 10点 双頭の悪魔
有栖川有栖
(2008/02/27 07:10登録)
有栖川さんの最高傑作であると同時にクローズドサークル物の最高傑作ではないでしょうか。

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