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ミステリの祭典

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スクランブル

作家 若竹七海
出版日1997年12月
平均点7.12点
書評数8人

No.8 8点 ロビン
(2008/09/24 22:38登録)
これぞ青春ミステリという物語。僕も若竹作品で一番好きです。
登場人物があだ名や本名で呼ばれるから、確かに誰が誰だか把握するのが難しいとけど、それを差し引いても素晴らしい出来。思春期ならではの反発や、内輪の中だけの心地よい世界。それを思い出させます。
最後のどんでん返しのおかげで、この人の作品らしい怖さが少し薄れた印象。シリーズ化希望です。

No.7 8点 北浦透
(2005/01/14 14:04登録)
個人的に若竹作品のベスト。
青春ミステリというジャンルはこの作品にこそふさわしい。あの構成は、本当にすばらしい。アイディアの勝利だ。

No.6 7点 眠り猫
(2005/01/13 21:16登録)
登場人物の把握がなかなか出来なくて困ったけど、それも含めて面白かった。確かに高校生のことは転げる卵みたいに不安定だったな。各自の回想とエピソードの組み合わせも効果的でした。

No.5 6点 ギザじゅう
(2004/03/11 13:25登録)
ミステリに対して「人間が描けていない」という批判は多多あるが、人間描写とミステリを融合する作品もある。
が、この作品は人間を描くことがミステリ(トリック)になっているのは中々上手い。
「青春」「推理」「小説」の佳作

No.4 8点 うめ
(2003/12/04 14:15登録)
結構好き。自分の高校時代のこととか、思い出して、あぁ青春小説読んでるんだなぁってカンジで。

No.3 8点 クールガイ
(2003/07/25 01:28登録)
合格点。
俺も青春ものに弱いな。
でもおもしろかった。
もっとシリーズ化してほしいのは俺だけではないだろう。

No.2 5点 由良小三郎
(2001/12/08 12:03登録)
15年前の殺人事件をめぐって女子校の同窓生たちの記憶が各章で視点を変えて回送されるという趣向はいいのですが、主人公たちが、名字や、名前やニックネームで呼ばれるので、混乱して、結局誰がどんな性格で、犯人が誰だといっているのか、わかりませんでした。
各章雰囲気をはあるのですが

No.1 7点 RYO
(2001/04/25 00:45登録)
登場人物の見分けがつきにくいですが、青春小説としてはよくできてます。

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