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ミステリの祭典

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ナイフが町に降ってくる

作家 西澤保彦
出版日1998年10月
平均点3.80点
書評数15人

No.15 3点 ボナンザ
(2024/10/19 21:19登録)
長編にするほどの練り込みが足りなかったように思う。キャラクターも西澤作品だからで許されるかギリギリのライン。

No.14 3点 E-BANKER
(2018/01/27 11:29登録)
1997年発表のノンシリーズ長編。
作者お得意の「SFミステリー」。要は“有り得ない設定”という奴です。

~「どうなっちゃうの?」。女子高生・真奈は絶句した。突如「時間が停止」したのだ。謎の青年・末統一郎が何かに疑問を抱くと、この現象が発生するという。そして今まさに、ナイフの突き立った死体が眼前にあった。しかも、至るところに! この謎を解かない限り、ふたり以外すべての人間、物体は永遠にストップ状態。「時間牢」脱出をかけたふたりの謎解きが始まった!~

もちろん、この時期の作者なんだから、「特殊設定」というのは分かる。
でも・・・これはないだろう!
多分、最初から「ストップモーション」設定という“縛り”を自らに課したのだと思うが、いくらなんでも無理やりすぎる。

why done itも本当にこれでいいのかぁー?
こじつけというか、何でもありというか、もうどうでもいいというか・・・
よくまぁ出版側も了承したよなぁ・・・

これ以上あまり書くことはない。
とにかく“イタイ”作品だった。
主人公ふたりのキャラも同様。相当“イタイ”。

No.13 6点 yoneppi
(2013/09/25 22:13登録)
オチはこれしかないってわかっているはずなのに超絶設定に感覚がマヒしてしまう。評価が低いみたいだけど自分としては楽しめた。

No.12 5点 E
(2010/08/07 10:53登録)
ノンシリーズ超能力ミステリー。
また面白い超能力ですね。自分周囲の時間がストップしてしまい、しかも至る所に「ナイフの刺さった人間」が・・・
"謎"としてはこんなに不可解な事はないなぁ、という位異質な状況。ミステリーとしては面白いけれど、キャラとラストがちょっと・・・;でしたね;

No.11 2点 Q
(2005/04/21 19:40登録)
うん、酷い。

No.10 4点 SD
(2004/10/30 19:06登録)
そもそも時間牢という設定があるなら、あとはなんだってありな気がして結末もどうだっていーような気がしていた上にあーいう結末だと辛い。

No.9 4点 なの
(2004/09/05 20:52登録)
えらい評判の悪いヒロインですが、私は結構好きです。
あそこまでハジケりゃ怒る気も失せます。
オチは予想の範囲内。
このコンビで、もう少し違った事件を扱ったら、もっと面白いかも。

No.8 3点 バファックス
(2004/07/03 02:47登録)
西澤作品でいちばんだめな出来。別のオチを予定していたのかも。

No.7 2点 うにうに
(2003/05/16 13:47登録)
本格推理小説と銘打ってある割には…。露骨なミスリードとしか取れない部分も多いし。

No.6 6点 由良小三郎
(2002/10/29 20:15登録)
この設定に対して、普通の結論になっている訳で、西澤さんでも意表をつききれなかった。だから、皆さんの評価低いのはしかたないかと思います。
無理な比較ですが、ひょっとしたら、北村さんの「ターン」みたいな芸当でもしないと名作にならない設定です。時を止める男に哲学を感じさせてほしかったのですが、芸風が違うのだと思います。

No.5 5点 けるる
(2002/05/28 22:46登録)
まあ、語り口は面白いんです。いつものとおり、西澤調でストーリーは進んでいくのですが・・・。
なぜだろう、期待しすぎて読んでいたのかな。幕切れが物足りない。仮説は沢山出てくるけれど、最後の答えも仮説に感じてしまいました。

No.4 6点 テツロー
(2002/05/28 00:22登録)
 時間牢の設定はおもしろい。また、次々にナイフの刺さった人が見つかる辺りも、ぞくぞくするような不安感と期待感で読み進められる。
 ただ、謎解きがちょっといただけないかな、と思う。仮説を立てては崩していく辺りの展開も、ミスリードの一部で正解では無いと言え、無理が多かった。最後の答えの一つ手前、主人公が仮に納得する説も、納得するほどのものか?と思った。
 後、ヒロインが魅力的じゃないのも、問題な気がする。

No.3 2点 wataru
(2001/11/21 23:07登録)
う〜ん…イマイチ。設定は面白いと思うんですが、もっと他の展開はなかったのでしょうか。

No.2 4点
(2001/04/21 23:21登録)
西澤氏にしてはちょっといつものひねりが
足りなかったなぁ〜と思います。
中盤以降犯人がわかってくるのだが
あからさまなミスリードにちょっと苦笑。
西澤作品に慣れてきたのかもしれない。

No.1 2点 すー
(2001/04/04 22:15登録)
西澤好きやけど、これはなぁ・・。

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